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九州大学 研究シーズDiscovery Saga
SDGs:住み続けられるまちづくりを に関係する研究一覧:8
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発表日:2026年7月13日
1
作物増産に貢献する「プラズマ農学」の新展開
種子プライミング、バイオスティムラント技術の総説を発表 システム情報科学研究院/プラズマナノ界面工学センター 古閑一憲教授/アタリ パンカジ准教授
 名古屋大学低温プラズマ科学研究センターの石川 健治 教授の研究グループは、九州大学 古閑 一憲 教授、アタリ パンカジ 准教授らとの共同研究で、新学術領域である「プラズマ種子科学」に関するプラズマ種子プライミング注2)やバイオスティムラント注3)の新しい技術の総説を発表しました。 近年、世界的な食料需要の増大に伴い、作物生産性の向上が重要な課題となっています。本研究グループは、植物の成長促進および収量増加につながる新技術として、「非熱プラズマ」を用いたプラズマ種子プライミングに着目しました。プラズマは、電子やイオンなどを含む状態であり、空気と反応することで反応性酸素・窒素種...
キーワード:太陽/太陽系/熱プラズマ/ナノ界面/活性種/持続可能/持続可能な開発/オゾン/生産性/腐植物質/プライミング/ストレス耐性/微生物/寿命/生理機能/イミン/ラジカル/ストレス
他の関係分野:数物系科学工学総合生物農学
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発表日:2026年3月24日
2
遺跡の土壌から過去の人のDNAが明らかに
―古人骨の周囲の土壌にはその人のDNAも含まれる― 比較社会文化研究院 澤藤 りかい 講
九州大学大学院比較社会文化研究院の澤藤りかい講師やコペンハーゲン大学のMikkel W. Pedersen助教などの国際共同研究グループは、遺跡の土壌からDNAを抽出・分析し、特に古人骨の周辺土壌にその人に由来するDNAが含まれることを世界で初めて明らかにしました。古人骨のDNA分析は、過去の人々の移動や拡散の歴史を明らかにしてきました。しかし現状では、骨の保存状態が良い地域(ヨーロッパなど冷涼・乾燥した環境)に分析対象が偏っており、日本や東南アジアのような高温多湿や酸性土壌の地域では、骨が分解されて残らないケースが多く、遺伝情報の解析が困難でした。近年、古代DNA解析技術の進展に...
キーワード:デルタ/遺伝情報/ネアンデルタール人/ミトコンドリアDNA/古人骨/古代DNA/持続可能/文化財保護/持続可能な開発/酸性土壌/土壌/DNA分析/ミトコンドリア
他の関係分野:複合領域生物学工学農学
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発表日:2026年1月22日
3
廃棄高機能プラスチックの再資源化技術を開発
-固体酸触媒で高付加価値化学品への変換に成功- カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所 チャップマン アンドリュー 准教授
理化学研究所(理研)環境資源科学研究センターグリーンナノ触媒研究チームの山田陽一チームディレクター、アブヒジト・セン研究員、九州大学カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所(I2CNER)のアンドリュー・チャップマン准教授らの共同研究グループは、高分子固体酸触媒PAFR IIとマイクロ波加熱を組み合わせて、世界的に需要が拡大しているにもかかわらず再資源化が難しい「ポリオキシメチレン(POM)」を分解して再資源化へつなげる技術を開発しました。本研究成果は、持続可能な化学産業の構築や循環型社会の実現に貢献することが期待されます。共同研究グループは、高分...
キーワード:再資源化/循環型社会/赤外線/高分子/耐熱性/固体酸/固体酸触媒/酸触媒/可視光/カーボンニュートラル/持続可能/ベンゼン/持続可能な開発/カーボン/ナノメートル/プラスチック/マイクロ/マイクロ波/機能性材料/周波数/電磁波/廃棄物/機能性/マイクロ波加熱/分子認識
他の関係分野:環境学数物系科学化学工学農学
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発表日:2025年12月2日
4
夏季東アジアの台風による極端降水の将来予測において日本の災害リスクの増大が明らかに
~台風の疑似温暖化実験~ 理学府博士後期課程3年 / 理学研究院 呉 継煒 / 川村 隆一 教授
台風の強度や発生数が温暖化に伴いどのように変化するのかについては多くの研究がありますが、台風による極端降水の地域別の将来予測はほとんどありませんでした。特に日本を含む東アジアにおける台風災害リスクの将来予測は喫緊の課題です。本研究で、九州大学大学院理学府博士後期課程3年の呉 継煒大学院生、同大学院理学研究院の川村隆一教授らの研究グループは、過去に発生した台風の再現実験と温暖化シナリオSSP245(※2)に基づく疑似温暖化実験との比較解析を行いました。また地域別の台風による極端降水の将来変化を正確に把握するために、コア降水と遠隔降水を分離・同定する客観的手法を適用しました。解析結果から、東アジ...
キーワード:不確実性/海洋/災害リスク/地域特性/地球温暖化/気候モデル/数値実験/全球気候モデル/朝鮮半島/持続可能/持続可能な開発/シナリオ/海洋環境/境界条件/二酸化炭素/大気現象/温暖化/将来予測
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学生物学工学農学
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発表日:2025年10月9日
5
女王を中心とした真社会性哺乳類ハダカデバネズミ社会の全貌
――全個体自動追跡システムによる大規模社会行動解析―― 医学研究院 三浦 恭子 教授
図1:真社会性哺乳類であるハダカデバネズミの社会構造熊本大学大学院生命科学研究部の山川真徳文部科研研究員、東京大学定量生命科学研究所の奥山輝大教授、九州大学大学院医学研究院の三浦恭子教授(兼:熊本大学大学院生命科学研究部 客員教授)...
キーワード:RFID/無線通信/持続可能/持続可能な開発/行動解析/哺乳類/社会構造
他の関係分野:情報学工学総合生物農学
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発表日:2025年5月27日
6
地震の頻度分布と発生効率から見た大地震の切迫度
~2016年熊本地震前後の活動への適用~ 理学研究院 松本 聡 教授
この研究では、小さな地震の数の分布(b値)と、大きな地震が起こる前ぶれとの関係に注目しました。b値は、地震が起きる断層の「ストレス(応力)の大きさ」や、「強さへの切迫度」を示すと考えられていますが、これらを区別することや実際にどう関係しているかはまだはっきりしていません。そこで九州大学大学院理学研究院の松本聡教授は、新たに「効率」という指標を提案しました。これは、ある範囲の中で発生した地震のモーメント(地震エネルギーのようなもの)を使って、その領域の岩盤がどれだけ“効率よく”壊れているかを示します。この効率は、岩盤の強さ(モール・クーロン破壊条件)と関係があります。この効率が高いと...
キーワード:地震活動/持続可能/熊本地震/持続可能な開発/大地震/地震観測/ストレス
他の関係分野:数物系科学工学
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発表日:2025年5月24日
7
タンパク質を正確にペルオキシソームへ配送する仕組みを解明
〜タンパク質を目的地に届けるための配送のやり直し〜 農学研究院 松本 俊介 助教 
私たちヒトのような真核生物の細胞では、タンパク質が細胞内小器官(オルガネラ)に配送される過程は精密であり、誤った配送先に送られたタンパク質は速やかに分解・除去されると長らく考えられてきました。ところが近年、私たちの研究グループは、細胞内には、タンパク質の配送には間違いが起こりうること、そしてタンパク質は間違った配送先に送られてしまっても、その誤局在を修正する「校正」システムが細胞内に存在することを明らかにしてきました。しかしながら、この「配送のやり直し」機構が、配送先のオルガネラの種類やタンパク質の性質によって、どの程度一般化できるのか、その詳細は不明のままでした。九州大学大学院農...
キーワード:モータータンパク質/細胞内小器官/オルガネラ/出芽酵母/加水分解/水分解/持続可能/持続可能な開発/モーター/ATPアーゼ/ペルオキシソーム/フェノール/生物資源/アルコール/ATP/ミトコンドリア/脂肪酸/遺伝子
他の関係分野:生物学工学農学
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発表日:2025年5月16日
8
次世代形状記憶合金の相変態機構を解明
~形状回復とエネルギー吸収性能を活かした応用に期待~ 総合理工学研究院 赤嶺 大志 助教(現 長崎大学大学院総合生産科学研究科)
次世代の形状記憶合金として期待されるCu-Al-Mn系形状記憶合金は、原料が安価で加工しやすく、良好な超弾性を発現することから、耐震用構造材料や医療用デバイスなど幅広い分野での応用が期待されています。近年、この合金を単結晶化すると大きな形状回復を示すことが報告されていましたが、そのメカニズムは明らかとなっていませんでした。長崎大学大学院総合生産科学研究科の赤嶺大志准教授(前九州大学大学院総合理工学研究院 助教)と、九州大学大学院総合理工学府修士2年の高松凌氏(研究当時。現株式会社デンソー)、九州大学の西田稔名誉教授、東北大学学際科学フロンティア研究所の許勝助教、東北大学大学院工学研...
キーワード:X線回折/放射光/放射光X線/材料科学/マンガン/持続可能/エネルギー吸収/持続可能な開発/マルテンサイト/マルテンサイト変態/形状記憶効果/相変態/単結晶/超弾性/アルミニウム/形状記憶合金/結晶化/電子顕微鏡/電子顕微鏡観察/結晶構造/構造変化
他の関係分野:数物系科学工学農学