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九州大学 研究シーズDiscovery Saga
研究キーワード:九州大学における「がん細胞」 に関係する研究一覧:16
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発表日:2026年5月21日
1
細胞膜の急速な拡大を可能にする新たなメカニズムを解明
膜タンパク質を一時的に格納する細胞膜構造が細胞運動を支える 医学研究院 池ノ内順一 教授
 細胞が移動する際には、細胞膜が数秒程度で急速に広がる「ブレブ(※2)」と呼ばれる膨らみが形成されます。この現象は、免疫細胞が体内を移動する過程や、がん細胞が組織内を浸潤・転移する際にも利用される重要な細胞運動様式です。しかし、細胞膜は通常わずか2〜3%程度しか伸びることができず、このような急激な膜の拡大がどのように実現されているのかは長年の未解決問題でした。 九州大学大学院医学研究院生化学分野の池ノ内順一教授、システム生命科学府博士課程学生の前川悠輝と、東京大学大学院医学研究科分子生物学分野の水島昇教授、吉井紗織助教らの研究グループは、ブレブ形成時に細胞膜の根元で新たな膜陥入構造(...
キーワード:持続可能/持続可能な開発/膜構造/カルシウムイオン/形態変化/細胞膜/細胞運動/浸潤/浸潤・転移/アポトーシス/カルシウム/がん細胞/細胞死/細胞分裂/膜タンパク質/免疫細胞/分子生物学
他の関係分野:工学総合生物農学
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発表日:2026年5月14日
2
がんの原因となる新たながん抑制遺伝子RPS19を発見
未解明であったRPS19のがん抑制機能と作用機構を世界で初めて明らかにし、RPS19遺伝子異常と関連するがんの治療戦略も提唱 薬学研究院 藤田雅俊 教授
 ヒトにおいてRPS19遺伝子の変異は高い発がん性と関連しています。例えば先天的なRPS19の変異はダイアモンド-ブラックファン貧血(※1)の最も多い原因であり、その患者では高い発がん性が認められます。しかし、RPS19が実際にがん抑制因子として機能しているのか、そしてもしそうだとして、どのような機序でがんを抑制しているのかということが、まったく不明なままでした。これらを解明することは、RPS19異常に関連するがんの治療成績の向上を目指す上からも重要です。 九州大学大学院薬学研究院・藤田雅俊教授、杉本のぞみ前助教(現東邦大学医学部助教)らの研究グループは、国立がん研究センター・清野透...
キーワード:がん研究/リボソームタンパク質/持続可能/持続可能な開発/リボソーム/診断法/Mdm2/p53/悪性黒色腫/悪性度/遺伝子異常/がん化/発がん/がん細胞/がん抑制遺伝子/細胞増殖/阻害剤/がん患者/胃がん/遺伝子/遺伝子変異/乳がん
他の関係分野:複合領域生物学工学総合生物
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発表日:2026年4月7日
3
生殖細胞とがん細胞は同じ動きで血管外へ脱出する
〜がん転移の理解を深め、転移を抑える新たな治療戦略に期待〜 理学研究院 齋藤 大介 教授
がんによる死亡の大きな原因の一つは、がん細胞が血管を通って体の別の臓器へ広がる「血行性転移(以降、転移)(※3)」です。がん細胞が血管の外へ抜け出す「血管外遊出(※4)」は転移成立において重要な段階ですが、その細胞レベルの仕組みは十分に解明されていませんでした。一方、発生過程では血管内を移動する鳥類のPGCも、最終的に血管の外に遊出して生殖腺へ到達します。PGCとがん細胞はいずれも血管外へ遊出する能力を持ちますが、この過程の細胞運動の仕組みがどこまで共通しているのかは明らかではありませんでした。九州大学大学院理学研究院の齋藤大介教授、森田瑞基(システム生命科学府博士課程5...
キーワード:生殖/持続可能/持続可能な開発/カルシウムイオン/血流/リン酸/Ca2+/始原生殖細胞/生殖細胞/IP3受容体/カルシウムシグナル/細胞膜/細胞運動/細胞内シグナル/カルシウム/がん細胞/がん転移/シグナル分子/細胞移動/細胞骨格/細胞内カルシウム/受容体/小胞体/免疫細胞
他の関係分野:生物学工学総合生物農学
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発表日:2026年2月21日
4
RNA転写の終わりとがん細胞の増殖の密な関係
~転写と複製の衝突を誘導するがん治療戦略への発展に期待~ 生体防御医学研究所 野島 孝之 准教授
ゲノムには生物の設計図となる遺伝情報が含まれています。ヒトゲノムは一細胞あたり約30億塩基対と膨大で、その中におよそ2万個の遺伝子がコードされています。しかし、1つの細胞が特定の性質や機能を保つために主に使う遺伝子はその一部(数千〜多くても1万程度)で、RNAポリメラーゼII (Pol II)はその細胞に必要な遺伝子をDNA上で読み取り、RNAとして写し取り(転写)ます。1つの遺伝子として転写される範囲は多くが数万塩基対程度で、「読み始め(開始)」と「読み終わり(終結)」が決まっています。Pol IIが異常な位置で転写の開始や終結を起こさないよう、複数の因子によって精密に制御されています。し...
キーワード:プロファイル/がん研究/遺伝情報/持続可能/持続可能な開発/ダイナミクス/一細胞/RNAポリメラーゼ/転写抑制/プロセシング/ヒトゲノム/治療標的/生体防御/大腸/分子機構/DNA複製/RNA/がん細胞/がん治療/トランスクリプトーム/細胞核/細胞増殖/創薬/大腸がん/転写因子/転写制御/培養細胞/ゲノム/遺伝子/遺伝子発現/分子生物学
他の関係分野:情報学複合領域生物学工学総合生物農学
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発表日:2026年2月6日
5
がん細胞の遊走に関わるブレブの形成機構の解明
CaMKIIによる「浸透圧駆動型膜変形機構(CODE)」の発見 医学研究院 池ノ内 順一 教授
私たちのからだを構成する細胞は、状況に応じて形を変えながら移動する能力を持っています。がん細胞が体内を移動・浸潤する際には、ブレブと呼ばれる球状の細胞膜突出を形成し、他の細胞などとの接着に依存しないアメーバ様の遊走を行います。しかし、ブレブがどのような仕組みで拡大するのか、その分子機構は未解明でした。九州大学大学院医学研究院生化学分野の池ノ内順一教授、同大学院システム生命科学府博士課程の藤井悠貴、および横浜市立大学大学院生命ナノシステム科学研究科の境祐二特任准教授らの研究グループは、がん細胞の遊走に関わるブレブ拡大が、従来とは異なる原理によって制御されていることを明らかにしました。...
キーワード:浸透圧/タンパク質複合体/持続可能/持続可能な開発/CaMKII/酵素活性/Ca2+/プロテインキナーゼ/カルモジュリン/細胞膜/浸潤/浸潤・転移/分子機構/カルシウム/がん細胞/キナーゼ/細胞内カルシウム/神経細胞
他の関係分野:生物学工学総合生物農学
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発表日:2026年1月30日
6
がん細胞の脂質代謝バランスの破綻が抗がん剤耐性を引き起こすことを発見
コレステロールとスフィンゴミエリンの不均衡に着目した新しいがん治療標的の可能性 医学研究院 池ノ内 順一 教授
図 浸潤がん細胞(TE-8)はコレステロール排出トランスポーターABCA1を高発現することで化学治療抵抗性を獲得する私たちのからだを構成する細胞の細胞膜では、コレステロールやスフィンゴミエリンなどの脂質が適切な比率で存在することで、...
キーワード:エステル/悪性化/持続可能/持続可能な開発/抵抗性/生合成/膜脂質/細胞膜/腎がん/治療抵抗性/治療標的/浸潤/浸潤・転移/組織形成/病理/病理学/可塑性/評価法/分子機構/間葉系細胞/がん幹細胞/がん細胞/がん治療/マウス/幹細胞/抗がん剤耐性/細胞増殖/上皮細胞/転写因子/コレステロール/遺伝子/遺伝子発現/抗がん剤/脂質/脂質代謝/創傷治癒/薬剤耐性
他の関係分野:化学生物学工学農学
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発表日:2026年1月16日
7
木のナノファイバーで安定化した乳液により免疫活性化・調節に成功
〜樹木由来セルロースナノファイバーを用いた新しい免疫アジュバントに期待〜 農学研究院 畠山 真由美 助教 / 北岡 卓也 教授
感染症対策やがん免疫療法の進展にともない、ワクチンや免疫治療の効果を最大化する「免疫アジュバント」が世界的に注目を集めています。従来のアジュバントは、無機アルミニウム塩や石油由来界面活性剤で安定化したエマルションが多く、より強力かつ安全に免疫を誘導・調節できる新規アジュバントの開発が求められてきました。今回、木質由来セルロースナノファイバー(CNF)を固体界面活性剤として用いることで、水中油滴型のピッカリングエマルション※3を調製し、ヒト肝がん細胞やマクロファージにおける免疫応答の活性化・調節に成功しました。湖北大学(中国)の李淇副教授および九州大学...
キーワード:両親媒性/エマルション/ファイバー/微細化/持続可能/材料特性/持続可能な開発/ナノファイバー/アルミニウム/ナノサイズ/界面活性剤/熱膨張/比表面積/セルロース/セルロースナノファイバー/アジュバント/がん免疫/がん免疫療法/肝がん/感染症対策/免疫治療/免疫療法/がん細胞/ファージ/マクロファージ/抗原/免疫応答/ワクチン/感染症
他の関係分野:化学総合理工工学農学
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発表日:2025年12月8日
8
膵がんを“暴走”させるスイッチとして、「EMP1」を同定
~がん悪性化の因子を突き止め、新しい治療標的の開発に道~ 医学研究院 小川 佳宏 主幹教授 / 藤森 尚 講師
膵がんは診断時点で遠隔転移を有することが多く、5年生存率が10%台と極めて予後不良な難治性がんです。その背景には、がんの生物学的性質が多様であることや、治療薬に対する反応の個人差が大きいことが挙げられます。これにより、個々の患者さんにおける治療効果を事前に正確に予測することが難しく、最適な治療選択を行う上で大きな課題となっています。九州大学大学院医学研究院病態制御内科学の小川佳宏主幹教授、藤森尚講師、大野彰久⼤学院⽣(研究当時)らの研究グループは、同大学院医学研究院形態機能病理学の小田義直教授、東京科学大学制がんストラテジー研究室の中山敬一特別栄誉教授らとの共同研究により、膵がんの...
キーワード:がん研究/悪性化/マイクロ/遺伝子改変/形質転換/抵抗性/ゲノム情報/細胞膜/がんゲノム/悪性度/遺伝子発現解析/細胞株/治療標的/浸潤/浸潤・転移/発現解析/病理/病理学/網羅的遺伝子発現解析/膵臓/マイクロアレイ/予後予測/オルガノイド/上皮間葉転換(EMT)/MAPK/RNA/がん細胞/がん治療/マウス/遺伝子改変マウス/再生医療/創薬/膜タンパク質/薬剤感受性/膵がん/ゲノム/遺伝子/遺伝子発現/遺伝子変異/個別化医療/薬剤耐性
他の関係分野:複合領域生物学工学総合生物農学
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発表日:2025年11月6日
9
長期兵糧攻めによる難治性膵臓がんの克服
~長時間生体内で安定に酵素を働かせる新型ナノマシンの開発 ~ 先導物質化学研究所 リー ジユンジエ 准教授
川崎市産業振興財団 ナノ医療イノベーションセンター(センター長:片岡一則、所在地:川崎市川崎区、略称:iCONM)、国立大学法人九州大学(総長:石橋達朗、所在地:福岡市西区、略称:九州大学)先導物質化学研究所、国立大学法人東京科学大学(理事長:大竹尚登、略称:Science Tokyo)および国立大学法人東京大学大学院工学系研究科(研究科長:加藤泰浩、略称:東京大学)は、共同研究成果として、「立体的な安定性に依存しない透明マントが、難治性がんに対するナノ製剤の飢餓療法を可能にする」 と題する論文が、Nature Biomedical Engineeringに11/1 午前1時(JST...
キーワード:アニオン/ブロックポリマー/ミセル/医用工学/ポリエチレン/持続可能/持続可能な開発/ナノメートル/ナノ材料/ポリマー/ポリエチレングリコール(PEG)/血流/生体内/エチレン/PD-1/がん免疫/がん免疫療法/ナノマシン/ナノミセル/マウスモデル/悪性度/膵臓/死亡率/免疫チェックポイント阻害剤/免疫療法/カチオン/がん細胞/ファージ/マウス/マクロファージ/腎臓/阻害剤/免疫チェックポイント/免疫細胞/膵がん/膵臓がん/抗体/乳がん/薬物動態/薬物療法
他の関係分野:化学工学総合生物農学
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発表日:2025年10月2日
10
細胞を破裂させて低・中分子薬の「入りやすさ」と「出やすさ」を評価
~がん細胞の薬剤取り込み量を簡便かつ直接計測可能に~ 理学研究院 川井 隆之 准教授
次世代医薬品として注目されている「中分子薬」は、がんや難病の治療などに大きな可能性を秘めています。これらの薬は低分子薬と同じように体内で「細胞」の中に入り、特定のターゲットと結びついて効果を発揮します。しかし、薬が細胞にどの程度入り、どの程度の時間とどまるのかを測定するには、これまで時間も手間もかかる複雑な方法しか存在しませんでした。また、薬剤の治療対象である病気の細胞を使って検証することもできませんでした。九州大学大学院理学研究院の川井隆之准教授らの研究グループは今回、水の力 (浸透圧) で細胞を一瞬で破裂させ、中の成分をすばやく取り出すという新しい方法「CyTOR (サイトル、...
キーワード:浸透圧/質量分析/持続可能/持続可能な開発/細胞膜/がん細胞/クロマトグラフィー/医薬品開発/創薬/代謝物/中分子/難病
他の関係分野:生物学総合理工工学
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発表日:2025年9月27日
11
がん治療装置の普及を促進する『量子メス』に必要なイオン数の達成に見通し
~レーザー光で加速したイオン速度を整えて個数を10倍増やす! 産業応用にも期待~ 総合理工学研究院 榊 泰直 客員教授
位相回転空胴によるイオン速度制御の装置概要図量子科学技術研究開発機構(理事長 小安重夫、以下「QST2)」)関西光量子科学研究所(以下「関西研」)量子応用光学研究部、QST革新プロジェクト・量子メスプロジェクト...
キーワード:最適化/産学官連携/高エネルギー/超伝導体/イオン源/加速器/高周波/中性子/超伝導/粒子加速/材料科学/応用光学/持続可能/持続可能な開発/メタン/レーザー/原子力/耐久性/量子ビーム/アイソトープ/重粒子線/放射線治療/がん細胞/がん治療/健康長寿/生活の質/放射線
他の関係分野:情報学複合領域数物系科学工学
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発表日:2025年7月30日
12
老化した細胞が鉄で死なない仕組みを解明
〜リソソームの酸性度が細胞死の鍵を握る〜 工学研究院 佐久間 臣耶 准教授 / 山西 陽子 教授
図. 老化細胞のリソソームを酸性化させることでフェロトーシス感受性が高くなるがん研究会がん研究所細胞老化研究部の羅智文(ろーつーうぇん)特任研究員、周翔宇(しゅうしょうう)博士研究員、高橋暁子(たかはしあきこ)部長を中心とするグルー...
キーワード:人工知能(AI)/がん研究/陽子/タンパク質複合体/加水分解/水分解/輸送体/加水分解酵素/抵抗性/プロトン/細胞内分解/細胞膜/がん免疫/細胞老化/治療抵抗性/治療標的/免疫制御/老化細胞/膵臓/モデルマウス/ATP/DNA損傷/がん細胞/がん治療/マウス/ラジカル/リソソーム/活性酸素/細胞死/細胞内輸送/細胞分裂/酸化反応/脂肪酸/神経変性/神経変性疾患/不飽和脂肪酸/膵臓がん/ストレス/加齢/脂質/糖尿病/動脈硬化/老化
他の関係分野:情報学複合領域数物系科学生物学工学農学
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発表日:2025年5月15日
13
シングルセル質量分析イメージングでがん細胞中の脂質の分布を可視化することに成功
生体防御医学研究所 和泉 自泰 准教授
大阪大学大学院理学研究科物理学専攻 大塚洋一准教授、豊田岐聡教授、大阪大学放射線科学基盤機構 樺...
キーワード:多変量解析/視覚化/プロファイル/品質管理/分析技術/イオン化/質量分析装置/分子構造/質量分析/持続可能/持続可能な開発/計測システム/一細胞/生体組織/SPECT/MSI/生体防御/Hela細胞/がん細胞/蛍光顕微鏡/質量分析イメージング/バイオマーカー/遺伝子/脂質/放射線
他の関係分野:情報学複合領域環境学数物系科学化学総合理工工学総合生物
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発表日:2025年4月15日
14
脂質の酸化が引き起こす細胞死の発生起点を特定
―薬が効きにくいがんに対する治療法開発にも期待― 薬学研究院 山田 健一 主幹教授
鉄を介した脂質の酸化が誘導する細胞死「フェロトーシス」は、がんの新たな治療標的として期待されています。このフェロトーシスが誘導する過程において、脂質の酸化が細胞内の様々な部位で進行することが知られています。しかしながら、細胞死の誘導を担う場所がどこなのかは未だ議論が続いており、細胞死へと至るメカニズムは解っていませんでした。九州大学大学院薬学府の斎元祐真博士後期課程学生、同薬学研究院の山田健一主幹教授らの研究グループは、昭和薬科大学の唐澤悟教授らおよび岐阜薬科大学の平山祐准教授、東京大学大学院農学生命科学研究科の内田浩二教授らの研究グループと共同で、フェロトーシスの原因となる脂質ラ...
キーワード:細胞内小器官/持続可能/持続可能な開発/治療標的/がん細胞/がん治療/ラジカル/リソソーム/細胞死/培養細胞/脂質
他の関係分野:生物学工学
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発表日:2025年4月9日
15
個別化ネオアンチゲンワクチン療法の膵臓がんでの治療効果を検証
~膵臓がんに対する新しい免疫療法の可能性~
九州大学大学院医学研究院 臨床・腫瘍外科(教授 中村 雅史)の仲田興平准教授、小山虹輝博士課程学生は福岡がん総合クリニックの森崎隆院長及び国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所 難病・免疫ゲノム研究プロジェクトの清谷一馬プロジェクトリーダーらとの共同研究で、患者のがんゲノム情報をもとに作製した個別化ネオアンチゲン樹状細胞ワクチン(※1)が膵臓がん患者で治療効果を示すことを明らかにしました。これまでの研究について膵臓がんは進行が非常に早く、発見されたときにはすでにかなり進行していることが多いため、極めて予後が悪いがんです。膵臓がんは、抗がん剤やこれまでの免疫療法も効きにく...
キーワード:産学連携/持続可能/持続可能な開発/CD8/ゲノム情報/がんゲノム/ネオアンチゲン/膵臓/ヘルパーT細胞/免疫療法/B細胞/T細胞/がん細胞/がん治療/抗原/樹状細胞/免疫細胞/臨床試験/膵臓がん/ウイルス/がん患者/ゲノム/ワクチン/遺伝子/遺伝子変異/抗がん剤/難病
他の関係分野:複合領域工学農学
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発表日:2025年3月11日
16
CAR-T細胞療法の神経毒性を予測する新規バイオマーカーを発見!
~九州大学病院の質量分析プラットフォームによる革新的解析~
 CAR-T細胞療法は、遺伝子改変されたT細胞を用いてがん細胞を攻撃する革新的な免疫療法であり、特にB細胞性非ホジキンリンパ腫などの悪性腫瘍に対して高い治療効果を示します。しかし、副作用としてサイトカイン放出症候群(CRS,※3)やICANSが発生することが知られており、特にICANSはCAR-T細胞療法を使用した患者の約64%に見られ、生命を脅かす重大なリスクとなっています。そのため、ICANSの早期予測と対策が急務とされていますが、信頼性の高いバイオマーカーの確立や発症メカニズムの解明は十分に進んでいません。本研究では、九州大学病院検査部が保有す...
キーワード:最適化/情報学/産学連携/神経系/質量分析/持続可能/持続可能な開発/リスク評価/遺伝子改変/キメラ/リンパ腫/抗原受容体/CAR-T細胞療法/炎症反応/早期診断/免疫抑制/筋肉/臨床検査/悪性腫瘍/免疫療法/B細胞/T細胞/がん細胞/ステロイド/ラット/リウマチ/血液/抗原/細胞療法/自己免疫/自己免疫疾患/受容体/副作用/免疫細胞/コホート/サイトカイン/バイオマーカー/遺伝子/血圧/個別化医療/非侵襲
他の関係分野:情報学複合領域生物学総合理工工学総合生物農学