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九州大学 研究シーズDiscovery Saga
研究キーワード:九州大学における「膜タンパク質」 に関係する研究一覧:8
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発表日:2026年6月5日
1
ヒト細胞表面受容体CCR5の機能を調節する硫酸化修飾の仕組みを解明
農学研究院 角田 佳充 教授/寺本 岳大 助教
 ヒト細胞表面受容体CCR5は、免疫応答に関わるケモカイン受容体であると同時に、HIVが細胞へ侵入する際に利用する重要な共受容体としても知られています。CCR5のN末端領域には複数のチロシン残基が存在し、これらが硫酸化されることで、ケモカインやウイルスタンパク質との相互作用が調節されます。しかし、CCR5の各チロシン残基がどのように硫酸化酵素に認識されるのか、その詳細な分子機構は十分に分かっていませんでした。 九州大学大学院農学研究院の角田 佳充 教授、西本 悦子 准教授、寺本 岳大 助教、大学院生物資源環境科学府の田中 槙之助 氏、豊田 滉太 氏、浅野 陽来 氏(当時)らの研究グル...
キーワード:物理化学/X線結晶構造解析/ゴルジ体/結晶構造解析/持続可能/持続可能な開発/X線結晶構造/酸化酵素/結晶構造/構造機能解析/生物資源/機能解析/細胞膜/炎症反応/生物物理/分子機構/HIV/ケモカイン/受容体/分子認識/翻訳後修飾/膜タンパク質/免疫応答/立体構造/ウイルス
他の関係分野:化学生物学工学農学
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発表日:2026年5月21日
2
細胞膜の急速な拡大を可能にする新たなメカニズムを解明
膜タンパク質を一時的に格納する細胞膜構造が細胞運動を支える 医学研究院 池ノ内順一 教授
 細胞が移動する際には、細胞膜が数秒程度で急速に広がる「ブレブ(※2)」と呼ばれる膨らみが形成されます。この現象は、免疫細胞が体内を移動する過程や、がん細胞が組織内を浸潤・転移する際にも利用される重要な細胞運動様式です。しかし、細胞膜は通常わずか2〜3%程度しか伸びることができず、このような急激な膜の拡大がどのように実現されているのかは長年の未解決問題でした。 九州大学大学院医学研究院生化学分野の池ノ内順一教授、システム生命科学府博士課程学生の前川悠輝と、東京大学大学院医学研究科分子生物学分野の水島昇教授、吉井紗織助教らの研究グループは、ブレブ形成時に細胞膜の根元で新たな膜陥入構造(...
キーワード:持続可能/持続可能な開発/膜構造/カルシウムイオン/形態変化/細胞膜/細胞運動/浸潤/浸潤・転移/アポトーシス/カルシウム/がん細胞/細胞死/細胞分裂/膜タンパク質/免疫細胞/分子生物学
他の関係分野:工学総合生物農学
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発表日:2026年4月30日
3
小胞体における亜鉛とレドックスのクロストークを発見
亜鉛の制御破綻による疾患発症機構の理解に新たな視点 生体防御医学研究所 稲葉謙次主幹教授/天貝佑太助教
 亜鉛は必須微量元素の一つで、様々なタンパク質と結合・解離し多様な生命現象を支えています。そのため、亜鉛の不足や過剰は免疫機能、創傷治癒、味覚嗅覚障害といった病態を引き起こします。細胞膜や細胞内小器官(オルガネラ)の膜上で亜鉛トランスポータータンパク質が生体膜を隔てた亜鉛輸送を行うことで、細胞内の亜鉛濃度調節がなされています。ヒトには10種類のZnT、14種類のZIP亜鉛トランスポーター遺伝子がそれぞれ発見されており、それらの欠損が遺伝性疾患と関連することが多く報告されています。しかしながら、亜鉛イオン濃度制御の破綻が細胞機能の破綻につながる詳細な分子機構はほとんど未解明でした。 九...
キーワード:免疫機能/物質科学/微量元素/構造形成/スルフィド/遺伝性疾患/細胞内小器官/オルガネラ/クロストーク/ジスルフィド結合/レドックス制御/持続可能/持続可能な開発/金属イオン/酸化還元/生体内/システイン/酸化酵素/生合成/嗅覚障害/細胞膜/EGF受容体/レドックス/細胞毒性/生体防御/分子機構/アミノ酸/細胞死/細胞増殖/酸化反応/受容体/小胞体/小胞体ストレス/生体膜/膜タンパク質/立体構造/ストレス/遺伝子/創傷治癒
他の関係分野:複合領域数物系科学化学生物学工学総合生物農学
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発表日:2025年12月8日
4
膵がんを“暴走”させるスイッチとして、「EMP1」を同定
~がん悪性化の因子を突き止め、新しい治療標的の開発に道~ 医学研究院 小川 佳宏 主幹教授 / 藤森 尚 講師
膵がんは診断時点で遠隔転移を有することが多く、5年生存率が10%台と極めて予後不良な難治性がんです。その背景には、がんの生物学的性質が多様であることや、治療薬に対する反応の個人差が大きいことが挙げられます。これにより、個々の患者さんにおける治療効果を事前に正確に予測することが難しく、最適な治療選択を行う上で大きな課題となっています。九州大学大学院医学研究院病態制御内科学の小川佳宏主幹教授、藤森尚講師、大野彰久⼤学院⽣(研究当時)らの研究グループは、同大学院医学研究院形態機能病理学の小田義直教授、東京科学大学制がんストラテジー研究室の中山敬一特別栄誉教授らとの共同研究により、膵がんの...
キーワード:がん研究/悪性化/マイクロ/遺伝子改変/形質転換/抵抗性/ゲノム情報/細胞膜/がんゲノム/悪性度/遺伝子発現解析/細胞株/治療標的/浸潤/浸潤・転移/発現解析/病理/病理学/網羅的遺伝子発現解析/膵臓/マイクロアレイ/予後予測/オルガノイド/上皮間葉転換(EMT)/MAPK/RNA/がん細胞/がん治療/マウス/遺伝子改変マウス/再生医療/創薬/膜タンパク質/薬剤感受性/膵がん/ゲノム/遺伝子/遺伝子発現/遺伝子変異/個別化医療/薬剤耐性
他の関係分野:複合領域生物学工学総合生物農学
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発表日:2025年11月12日
5
タンパク質品質管理に関わる小胞体内の新区画を発見
~糖尿病、ALS、アルツハイマー症などに対峙する革新的治療法開発に光~ 生体防御医学研究所 稲葉 謙次 教授
細胞内におけるタンパク質品質管理の破綻は多くの疾患を引き起こします。東北大学学際科学フロンティア研究所、大学院生命科学研究科(兼務)の奥村正樹准教授(国際卓越研究者:ディスティングイッシュトアソシエイトプロフェッサー)らの研究グループは、日韓英の17研究グループによる国際共同研究により、小胞体内に局在しカルシウム依存的に相分離するPDIA6が、その区画内での未成熟インスリンの凝集形成を抑える役割を果たしていることを見いだしました。この発見は、これまで一様と考えられてきた小胞体内が区画化されているという概念変革を与えるものです。PDIA6の相分離によるタンパク...
キーワード:品質管理/相分離/構造形成/スルフィド/タンパク質品質管理/細胞内小器官/ジスルフィド結合/持続可能/持続可能な開発/Ca2+/糖鎖修飾/筋萎縮/生体防御/インスリン/カルシウム/小胞体/生体分子/動的構造/膜タンパク質/立体構造/遺伝子/遺伝子発現/筋萎縮性側索硬化症 /糖尿病
他の関係分野:複合領域数物系科学化学生物学工学
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発表日:2025年5月13日
6
オートファジーによるミトコンドリア分解の仕組みとその微細構造を解明
~隔離膜はミトコンドリアに密着して伸長する~ 医学研究院 山下 俊一 助教
マイトファジーは、異常なミトコンドリアを選択的に分解することで、ミトコンドリア機能の維持に貢献す...
キーワード:持続可能/持続可能な開発/電子顕微鏡/電子顕微鏡観察/微細構造/膜構造/オートファゴソーム/治療標的/マイトファジー/分子機構/アミノ酸/オートファジー/ミトコンドリア/リソソーム/小胞体/膜タンパク質/ストレス
他の関係分野:工学農学
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発表日:2025年4月25日
7
クリプトコッカス症の原因真菌が病原性を失うメカニズムの解明
―新たな治療薬開発への道が拓かれるー 農学研究院 伊東 信 学術特任教員 / 石橋 洋平 助教
クリプトコッカス・ネオフォルマンス(Cryptococcus neoformans、以下Cn)という酵母様真菌によって引き起こされるクリプトコッカス症は、HIV/AIDS等の免疫不全患者に致命的な影響を与えます。現在の治療薬には、耐性菌や深刻な副作用の問題があり、新たな治療薬の開発が強く求められています。 九州大学大学院農学研究院の渡辺 昂 特任助教(現、川崎医科大学助教)、永井正義 特任助教(現、大阪公立大学助教)、石橋洋平 助教、伊東 信 特任教授(現、学術特任教員、名誉教授)らの研究チームは、Cnの「液胞」1)で働く特定の酵素(EGCrP2/Sgl1)が欠損または...
キーワード:グルコース/持続可能/持続可能な開発/センサー/病原菌/感染防御/病原性/糖脂質/病原体/免疫系/免疫不全/細胞外小胞/AIDS/HIV/アシル化/オートファジー/ファージ/マウス/マクロファージ/細胞死/脂肪酸/樹状細胞/副作用/膜タンパク質/感染症/脂質/真菌/低栄養
他の関係分野:生物学工学農学
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発表日:2025年4月9日
8
人工進化が生んだ超高親和性RNA–タンパク質ペアの構造基盤解明
〜RNPツール開発への応用が期待〜
CS1−LS4およびCS2−LS12は PD-SELEX法を使った実験室での共進化実験により同定された超高親和性・直交性のRNA−タンパク質(RBP)ペアです。CS1−LS4、およびCS2−LS12複合体のX線結晶構造解析を行ったところ、これらRNA−RBPペアはユニークな分子認識機構を獲得していたことが明らかとなりました。また、CS1-LS4およびCS2-LS12を分子パーツとして利用し、無細胞タンパク質合成系において翻訳制御が可能なセルフリーリボスイッチを2種類開発しました。このリボスイッチはLS4/LS12が結合することにより翻訳がONになる仕組みで、従来のセルフリーリ...
キーワード:オープンアクセス/情報学/産学連携/ディスプレイ/核酸化学/タンパク質合成/X線結晶構造解析/タンパク質複合体/共進化/結晶構造解析/共結晶/選択性/持続可能/持続可能な開発/論理回路/タンパク質合成系/無細胞タンパク質合成系/進化実験/リボソーム/X線結晶構造/RNAポリメラーゼ/結晶構造/進化分子工学/翻訳制御/mRNA/in vitro/RNA/ファージ/リガンド/遺伝子発現制御/合成生物学/発現制御/分子認識/膜タンパク質/ツール開発/遺伝子/遺伝子発現
他の関係分野:情報学複合領域化学生物学工学総合生物農学