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九州大学 研究シーズDiscovery Saga
研究キーワード:九州大学における「生態系」 に関係する研究一覧:16
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発表日:2026年7月10日
1
屋久島より新種の植物を発見―ヤエダケオトギリ
DNA分析によって明らかになった植物の他人の空似 農学研究院 髙橋大樹 助教
 九州大学大学院農学研究院の髙橋大樹助教、東北大学大学院農学研究科の陶山佳久教授・石川直子特任准教授、兵庫教育大学大学院学校教育研究科の山本将也講師、九州オープンユニバーシティの矢原徹一研究部長(九州大学名誉教授)らの研究グループは、世界自然遺産である屋久島に、外見は非常によく似ているものの、それぞれ異なる種から進化した2種類のオトギリソウ属植物が生育していることを明らかにし、新種「ヤエダケオトギリ」と新変種「ヤクシマオトギリ」として発表しました。 両者は葉や花弁の大きさが1cmにも満たない小型の草本植物であり、屋久島の高標高域では隣接して生育している場所もあります。外見では葉と萼(...
キーワード:コウモリ/生物多様性保全/卵細胞/自然選択/持続可能/持続可能な開発/花粉/生態系/DNA分析/生物多様性/染色体
他の関係分野:環境学生物学工学農学
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発表日:2026年5月27日
2
北米最大級アラスカ金鉱開発のダイナミクス分析
サケをめぐる持続可能な開発、先住民の経済・環境主権への希求 留学生センター 生田博子 准教授
 九州大学留学生センターの生田博子准教授と大分大学経済学部の久保田亮准教授は、アラスカ州南西部の大規模金鉱開発事業を取り上げ、「開発の推進」vs「自然の保全」、「先住民」vs「非先住民」、「地域住民」vs「政府・企業」といった二項対立に単純化できない、開発と先住民をめぐる複雑な関係性を明らかにしました。 米国アラスカ州は、天然資源の宝庫として知られています。近年の日米関税交渉や日米首脳会談でもアラスカ産の石油や液化天然ガスについての言及がありました。一方アラスカ州は、野生状態の自然環境が積極的に保護・活用されている地域でもあります。特に、住民の大部分がアラスカ先住民で構成されるアラス...
キーワード:自然保護/アイデンティティ/持続可能/持続可能な開発/ダイナミクス/資源開発/天然ガス/環境保全/経済発展/生態系/サケ/資源管理/法制度/コミュニティ/住民組織
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発表日:2026年5月15日
3
農業由来の窒素負荷の時空間変動要因を解明
熊本地域を対象とした60年間のデータ解析による持続可能な農業管理への提言 経済学研究院 藤井秀道 教授
 農業活動に由来する硝酸性窒素による地下水汚染は、飲料水の安全性や生態系に深刻な影響を与える世界的課題です。従来の研究では、国・県スケールの集計分析が中心であり、流域内の行政区画レベルでの詳細な変動要因の解析や地域間格差の定量評価は十分に行われてきませんでした。こうした一律の政策アプローチでは、地域ごとの課題が見えにくく、効果的な対策が遅れるリスクがあります。 長崎大学大学院総合生産科学研究科博士後期課程の李卓霖氏、長崎大学総合生産科学域(環境科学系)の中川啓教授、九州大学大学院経済学研究院の藤井秀道教授、熊本大学大学院先端科学研究部の細野高啓教授、スウェーデン・ルンド大学のRonn...
キーワード:フレームワーク/自然災害/地域特性/データ解析/定量評価/持続可能/生産性/農業構造/農業政策/生態系/TEMPO/構造変化
他の関係分野:情報学環境学数物系科学工学農学
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発表日:2026年3月3日
4
2024年能登半島地震の海岸隆起によって“露出”した日本海の沿岸生態系が明らかに
総合研究博物館 加藤 萌 助教
金沢大学国際基幹教育院GS教育系の佐藤圭講師および理工研究域地球社会基盤学系のジェンキンズロバート准教授、千葉県立中央博物館分館海の博物館の照屋清之介研究員、九州大学総合研究博物館の加藤萌助教(研究当時:金沢大学ダイバーシティ推進機構特任助教)からなる共同研究グループは、能登半島外浦地域の岩礁海岸において、令和6年能登半島地震(M7.6)による国内最大級の沿岸隆起で陸上に露出した沿岸生物相を詳細に記録しました。 能登半島北西部の鹿磯(かいそ)漁港周辺では、地震によって鉛直方向に約3.6~3.9mという劇的な隆起が発生しました。この急激な地形の変化によって、本来潜水調査でし...
キーワード:沿岸生態系/地球温暖化/地質学/ベントス/生物群集/持続可能/現地調査/持続可能な開発/社会基盤/モニタリング/底生生物/生態系/プランクトン/温暖化/ダイバーシティ
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発表日:2026年2月18日
5
四半世紀の観測でわかった冷たい北の海の変化
―カムチャツカ半島沖の海の酸性化や生物生産の推移― 応用力学研究所 竹村 俊彦 主幹教授
国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 大和 裕幸、以下「JAMSTEC」という。)地球環境部門むつ研究所 海峡・沿岸環境変動研究グループの脇田昌英 副主任研究員らの研究グループは、北太平洋西部亜寒帯域のカムチャツカ半島沖に位置する定点K2(北緯47度、東経160度)において、1999~2023年の25年間にわたって、海洋地球研究船「みらい」などで得られた生物地球化学観測データを解析しました。その結果、本海域では海洋酸性化が着実に進行していることに加え、生物生産の長期的な変化が明らかにされました。衛星および船舶観測データから、定点K2での海面水温は、年0.056℃の割合で上昇し、...
キーワード:環境変化/海洋酸性化/極域/生物地球化学/人間活動/影響評価/海洋/環境変動/地球温暖化/カルサイト/ブルーム/海面水温/海洋観測/気候変動/季節変動/地球化学/放射光/北太平洋/衛星/太陽/ケイ素/光合成/生物群集/光環境/太陽光/持続可能/沿岸環境/持続可能な開発/地球環境/ナノメートル/栄養塩/海洋環境/数値モデル/炭酸カルシウム/二酸化炭素/二酸化炭素/有機物/リン酸/生態系/アラゴナイト/プランクトン/温暖化/植物プランクトン/生物生産/カルシウム
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学化学生物学総合理工工学農学
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発表日:2026年1月30日
6
4000万年前の地球磁場で“前例なき長期反転”を新発見
理学研究院 高橋 太 准教授
地球の磁場は、過去に何度も「南北が入れ替わる」反転現象を起こしてきました。これまでの研究では、こうした磁場反転は一般的に1万年ほどの比較的短い期間で進行すると考えられていました。このたび、高知大学海洋コア国際研究所の山本裕二教授、フランス国立科学研究センターおよびソルボンヌ大学の BOULILA Slah 博士、九州大学大学院理学研究院の高橋太准教授、米国ユタ大学の LIPPERT C. Peter 准教授らによる国際研究チームは、約4,000万年前の深海堆積物に残された古地磁気記録を高精度で解析し、当時起きた2回の磁場反転を特定しました。解析の結果、これらの反転は約1万8千年と約...
キーワード:海洋/高エネルギー/高エネルギー粒子/古地磁気/堆積物/地球ダイナモ/地球磁場/地球内部/地磁気/ダイナモ/磁場/太陽/持続可能/持続可能な開発/地球環境/磁気記録/数値モデル/生態系/放射線
他の関係分野:環境学数物系科学工学農学
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発表日:2026年1月23日
7
シカによるササ消失が土壌動物に与える影響は気候に左右される
—土壌侵食が起きやすい多雨・少雪地域で深刻な影響が出ることを解明— 農学研究院 片山 歩美 准教授
近年、日本各地の天然林では個体数の増加したニホンジカ(以下シカ)の採食に伴い、ササ類などの下層植生が減少しています。ササの消失は土壌侵食を引き起こし、森林の養分循環などの重要な生態系機能を支えている土壌に棲む生き物(土壌動物)を劣化させます。土壌侵食の発生程度は気候条件の影響も受けます。しかし、降水量や積雪量など気候条件の違いがササ消失後の土壌侵食や土壌環境・土壌動物にどのように影響するのかは分かっていませんでした。九州大学大学院生物資源環境科学府 博士後期課程の川上えりか氏、九州大学大学院農学研究院の片山歩美准教授、福岡大学理学部の菱拓雄教授の研究グループは、九州山岳地域と山陰山岳地域とい...
キーワード:気候変動/持続可能/持続可能な開発/生態系/ニホンジカ/森林生態/森林生態系/生態系機能/節足動物/天然林/土壌/土壌動物/生物資源/生物多様性/関節
他の関係分野:数物系科学工学農学
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発表日:2025年11月26日
8
植物の季節応答を担う遺伝子の種を超えた共通性と多様性を解明
~冬に共通する遺伝子の働きを発見、植物の季節応答を制御する仕組みの進化の理解に期待~ システム生命科学府 / 理学研究院 工藤 秀一 / 佐竹 暁子 教授
私たちは日頃、春の芽吹きや開花、秋の紅葉など、生物の活動を通して季節の移り変わりを感じます。このような生物の季節的な活動はフェノロジーと呼ばれ、特に自力で移動できない植物にとって、気温や日長といった環境の劇的な変化に適応する上で重要な仕組みです。しかし、季節に応答した生物のリズムがどのような遺伝子の働きによって生み出されているのか、そして異なる植物種の間でどのように共通し、あるいは多様化しているのかは、これまで明らかにされていませんでした。九州大学大学院システム生命科学府の工藤秀一大学院生、同大学院理学研究院の佐竹暁子教授、池崎由佳学術研究員、同大学院比較社会文化研究院の楠見淳子教...
キーワード:地球温暖化/気候変動/種分化/持続可能/持続可能な開発/モニタリング/生態系/森林生態/森林生態系/フェノロジー/温暖化/RNA/イミン/ストレス応答/トランスクリプトーム/ゲノム/ストレス/遺伝子/遺伝子発現
他の関係分野:環境学数物系科学生物学工学農学
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発表日:2025年11月23日
9
コケの胞子、宇宙でも生き延びる
~持続可能な宇宙居住への第一歩~ 理学研究院 / 農学研究院 松田 修 助教 / 久米 篤 教授
北海道大学大学院生命科学院のメンチャンヒョン博士研究員、同大学大学院理学研究院の藤田知道教授、宮城大学の日渡祐二教授、中村恵太博士課程学生、九州大学の松田 修助教、久米 篤教授、福岡工業大学の三田 肇教授、筑波大学生命環境系の富田・横谷香織講師(研究当時)、東京薬科大学の横堀伸一准教授、山岸明彦名誉教授からなる研究グループは、モデルコケ植物「ヒメツリガネゴケ」の胞子(種子植物の「種子」に相当する生殖構造体)が実際の宇宙空間で長期間生存できることを世界で初めて実証しました。国際宇宙ステーション(ISS)の「きぼう」日本実験棟に設置された船外実験装置を用いてヒメツリガネゴケの胞子を含む...
キーワード:国際宇宙ステーション/コケ植物/減数分裂/生殖/持続可能/紫外線/持続可能な開発/極低温/二酸化炭素/モデル生物/極限環境/胞子嚢/生態系/微生物/受精/ラット
他の関係分野:数物系科学生物学工学総合生物農学
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発表日:2025年11月12日
10
九州大学箱崎サテライト構内のクロマツから新種のテントウムシを発見
~ハダニの生物防除剤資材となりうる日本産ダニヒメテントウ族の分類学的総説を出版~ 総合研究博物館 丸山 宗利 准教授
ハダニの天敵として知られる日本産のダニヒメテントウ族は、これまで日本に何種生息し、どのように分布しているのかが不明であり、その全容解明が長年の課題となっていました。微小で黒一色の外見をもつため識別が難しく、分類学的研究が停滞していたことが背景にあります。九州大学大学院生物資源環境科学府博士課程2年の関崚大氏と、九州大学総合研究博物館の丸山宗利准教授らの研究グループは、国内外に所蔵されている約1,700個体の標本を詳細に解析し、日本には8種のダニヒメテントウ類が生息することを明らかにしました。そのうち2種は日本初記録種、2種は新種であり、とくにマツダニヒメテントウParastethorus p...
キーワード:環境調和/交尾器/光合成/種多様性/持続可能/持続可能な開発/生態系/クロマツ/抵抗性/生物資源/微生物
他の関係分野:化学生物学工学農学
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発表日:2025年10月13日
11
要注意な外来害虫「フウノキギンバネスガ」が西日本で拡大
―複数回侵入の可能性と日本新記録の寄生蜂による高い寄生率― 農学研究院 屋宜 禎央 助教
近年、日本各地で外来昆虫が農林業や都市緑化樹木に深刻な被害をもたらしています。2017年に九州で初めて確認されたチョウ目の外来害虫「フウノキギンバネスガ Thecobathra lambda」も、街や公園に多く植えられる「モミジバフウ Liquidambar styraciflua」の葉を大規模に食害することが知られています。しかし、侵入以降の定着状況や侵入経路、天敵は十分に調べられてきませんでした。今回、九州大学大学院農学研究院の屋宜禎央助教、兵庫県立人と自然の博物館の阪上洸多博士、徳島県立博物館の外村俊輔学芸員、農業・食品産業技術総合研究機構の清水壮博士で構成された研究チームで...
キーワード:人間活動/外来種/塩基配列/持続可能/持続可能な開発/食品産業/応用動物/生態系/ハプロタイプ
他の関係分野:環境学生物学工学農学
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発表日:2025年10月5日
12
多層採水観測で海洋の中層に漂う微細マイクロプラスチックの検出に成功
~海面から沈んで数十年間、海中に漂うマイクロプラスチックの長い経路〜 応用力学研究所 磯辺 篤彦 教授
黒田真央研究員(日本学術振興会)と磯辺篤彦教授(九州大学)、そして内田圭一教授ら(東京海洋大学)のグループは、練習船「海鷹丸」(東京海洋大学)で北太平洋の4測点において海面から水深1000mまでの12層で海水を採取し、浮遊する微細なマイクロプラスチック(以下、MP)の採取に成功しました。これまで世界中で、数百μmを超えるサイズのMPが海面近くの曳網調査によって採取されてきました。数百μmを下回る微細MPの採取を報告した研究は、これまでも世界で11例あるものの、そのほとんどは単層や数層でのポンプ採水や曳網による採取でした。本研究は、海水から高い精度で微細MPを検出する技術を確立することで、ポン...
キーワード:予防原則/海洋汚染/マイクロプラスチック/海洋/バクテリア/沈み込み/北太平洋/ピレン/プロピレン/ポリエチレン/持続可能/紫外線/持続可能な開発/プラスチック/マイクロ/廃棄物/エチレン/海洋生物/生態系/海洋生態/海洋生態系
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学化学工学農学
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発表日:2025年7月28日
13
C型肝炎ウイルスの排除が腸内環境の劇的な回復をもたらす
— ブラウティア菌の増加が肝機能回復のカギに — 農学研究院 中山 二郎 教授
名古屋市立大学大学院医学研究科の井上貴子准教授、熊本大学大学院生命科学研究部の田中靖人教授、九州大学大学院農学研究院の中山二郎教授らの研究チームは、C型肝炎患者さんにおいてウイルスの排除治療後に腸内環境と肝臓の状態がどのように変化するかを、腸内フローラ、便中胆汁酸プロファイル、肝臓での遺伝子発現という多角的な視点から解析しました。その結果、HCV感染中には、腸内フローラにおけるoral Streptococci(口腔レンサ球菌[注7])の増加や胆汁酸代謝の乱れ、肝臓での酵素遺伝子の発現異常が確認されましたが、ウイルス排除後にはそれらの回復が見られました。特に、有用菌であるBlaut...
キーワード:プロファイル/アンモニア/種多様性/加水分解/水分解/持続可能/持続可能な開発/二酸化炭素/腸内フローラ/生態系/微生物/C型肝炎ウイルス/HCV/肝線維化/dysbiosis/肝炎/C型肝炎/肝硬変/腸内環境/代謝物/胆汁酸/2型糖尿病/ウイルス/コレステロール/遺伝学/遺伝子/遺伝子発現/細菌/線維化/腸内細菌/糖尿病
他の関係分野:情報学化学生物学工学総合生物農学
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発表日:2025年5月15日
14
これまで分解しないとされていた市販の釣り糸が海洋で生分解することを発見
――ゴーストギア(漁業系プラスチックごみ)問題解決の決定打に―― ネガティブエミッションテクノロジー研究センター 高原 淳 学術研究員
不法投棄された漁網に絡まってしまったウミガメ(引用:Wikipedia)東京大学の伊藤耕...
キーワード:海洋汚染/マイクロプラスチック/化学物質/海洋/共重合体/アミド/ポリアミド/共重合/高分子/生分解性ポリマー/生分解/持続可能/持続可能な開発/プラスチック/ポリマー/マイクロ/生分解性/生態系/セルロース/漁業
他の関係分野:環境学化学工学農学
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発表日:2025年4月9日
15
6600万年前の小惑星衝突がもたらした特殊な海洋環境
メキシコ湾の急速な生命復活はクレーター内の熱水活動により駆動されていた 理学研究院 佐藤 峰南 助教
今から約6600万年前、メキシコ・ユカタン半島沖に小惑星が衝突することにより海洋性生物の約70%が絶滅しました。その後、生態系が回復するのに要した期間については、衝突地点において数万年以内と予想以上に早かったことがクレーター内の堆積物の研究から示されていましたが、その原因は不明でした。九州大学大学院理学研究院の佐藤峰南助教、東京科学大学理学院の石川晃准教授の国際研究グループは、メキシコ湾の堆積物に記録された小惑星衝突後約300万年間の化石層序/オスミウム同位体層序から、衝突後少なくとも70万年にわたってメキシコ湾が半閉鎖的な海洋環境を形成し、クレーター直下で発生した熱水活動の影響を...
キーワード:産学連携/海洋/海洋科学/環境変動/オスミウム同位体/古生物学/堆積物/大陸地殻/地球化学/同位体/熱水活動/白亜紀/白金族元素/小惑星/同位体比/惑星/栄養塩/海洋環境/リン酸/生態系/生物生産/オスミウム
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学工学農学
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発表日:2025年2月25日
16
近年の黒潮続流の大蛇行に伴う海洋熱波が豪雨の発生をもたらしたことを解明
立正大学データサイエンス学部・平田英隆准教授、九州大学大学院理学研究院・川村隆一教授、海洋研究開発機構アプリケーションラボ・野中正見グループリーダーらの研究グループは、近年、日本の東方海上において黒潮続流の大蛇行に伴って生じている海面水温の異常高温『海洋熱波』が、2023年9月8日に千葉県東部で発生した記録的な豪雨の発生に大きく寄与したことやそれに関わるメカニズムを明らかにしました。本研究成果は、2025年2月13日に国際学術誌「Scientific Reports」 に掲載されました。本研究の成果は、日本の東方海上における海洋熱波が豪雨の発生リスクを高めていることを示唆しています...
キーワード:産学連携/海洋/海面水温/黒潮続流/水蒸気/数値実験/持続可能/持続可能な開発/生態系/海洋生態/海洋生態系
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学工学農学