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研究キーワード:九州大学における「ダイナミクス」 に関係する研究一覧:7件
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発表日:2026年5月27日
1
北米最大級アラスカ金鉱開発のダイナミクス分析
サケをめぐる持続可能な開発、先住民の経済・環境主権への希求 留学生センター 生田博子 准教授
九州大学留学生センターの生田博子准教授と大分大学経済学部の久保田亮准教授は、アラスカ州南西部の大規模金鉱開発事業を取り上げ、「開発の推進」vs「自然の保全」、「先住民」vs「非先住民」、「地域住民」vs「政府・企業」といった二項対立に単純化できない、開発と先住民をめぐる複雑な関係性を明らかにしました。 米国アラスカ州は、天然資源の宝庫として知られています。近年の日米関税交渉や日米首脳会談でもアラスカ産の石油や液化天然ガスについての言及がありました。一方アラスカ州は、野生状態の自然環境が積極的に保護・活用されている地域でもあります。特に、住民の大部分がアラスカ先住民で構成されるアラス...
キーワード:自然保護/アイデンティティ/持続可能/持続可能な開発/ダイナミクス/資源開発/天然ガス/環境保全/経済発展/生態系/サケ/資源管理/法制度/コミュニティ/住民組織
他の関係分野:環境学工学農学
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発表日:2026年5月22日
2
原子時計は「時間」の重ね合わせを明らかにできるのか?
超高精度の原子時計が時間の量子的な性質を観測できる可能性をもつ新理論 高等研究院 フー・ジョシュア 准教授
時間の本質は、物理学における最も根源的な問いの一つです。本研究成果はこれまで検出が不可能と考えられてきた「時間の量子的性質」が、最先端の原子時計によって観測可能な段階に近づいていることを示しました。 相対性理論によれば、時間の流れは時計の運動や重力の影響を受けます。これに対し量子論は、「時計が量子力学に従う場合、異なる経路の重ね合わせ状態として存在でき、その結果として時間も重ね合わせ状態になる」という新たな視点を加えます。 本研究では、九州大学高等研究院稲盛フロンティアプログラムのジョシュア・フー准教授の研究グループと、米国コロラド州立大学のクリスチャン・サナー助教、米国国...
キーワード:量子論/持続可能/持続可能な開発/ダイナミクス/トラップ/量子力学
他の関係分野:数物系科学工学
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発表日:2026年3月31日
3
局所環境の極性と粘性を“光”で同時可視化する蛍光分子を開発
―複雑な環境情報を一度に読み取る色素の設計指針を確立― 理学研究院 宮田 潔志 准教授 / 鈴木 聡 助教 / 恩田 健 教授
東京科学大学(Science Tokyo) 物質理工学院 応用化学系の田中拓哉大学院生、小西玄一准教授、九州大学 大学院理学研究院 化学部門の宮田潔志准教授、鈴木聡助教、恩田健教授、熊本大学 理学部の井川和宣教授らの共同研究チームは、細胞膜や高分子材料などの局所環境の極性と粘性を蛍光法によって同時に解析できる、ソルバトクロミック–凝集誘起発光(AIE)色素の開発に成功しました。局所環境に極性応答して発光色を変化させるソルバトクロミック蛍光色素と、希薄溶液中ではほとんど発光せず高粘度媒体や固体状態で強く発光するAIE色素は、生命科学や材料開発における構造・物性評価に幅広く利用されてい...
キーワード:量子化/分子構造/量子化学/励起状態/励起状態ダイナミクス/スチルベン/量子化学計算/高分子/超高速分光/持続可能/分光測定/持続可能な開発/ダイナミクス/環境情報/光プローブ/高分子材料/細胞膜/バイオイメージング/プローブ/凝集体/蛍光プローブ/蛍光色素/分子設計/脂質
他の関係分野:数物系科学化学工学
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発表日:2026年2月21日
4
RNA転写の終わりとがん細胞の増殖の密な関係
~転写と複製の衝突を誘導するがん治療戦略への発展に期待~ 生体防御医学研究所 野島 孝之 准教授
ゲノムには生物の設計図となる遺伝情報が含まれています。ヒトゲノムは一細胞あたり約30億塩基対と膨大で、その中におよそ2万個の遺伝子がコードされています。しかし、1つの細胞が特定の性質や機能を保つために主に使う遺伝子はその一部(数千〜多くても1万程度)で、RNAポリメラーゼII (Pol II)はその細胞に必要な遺伝子をDNA上で読み取り、RNAとして写し取り(転写)ます。1つの遺伝子として転写される範囲は多くが数万塩基対程度で、「読み始め(開始)」と「読み終わり(終結)」が決まっています。Pol IIが異常な位置で転写の開始や終結を起こさないよう、複数の因子によって精密に制御されています。し...
キーワード:プロファイル/がん研究/遺伝情報/持続可能/持続可能な開発/ダイナミクス/一細胞/RNAポリメラーゼ/転写抑制/プロセシング/ヒトゲノム/治療標的/生体防御/大腸/分子機構/DNA複製/RNA/がん細胞/がん治療/トランスクリプトーム/細胞核/細胞増殖/創薬/大腸がん/転写因子/転写制御/培養細胞/ゲノム/遺伝子/遺伝子発現/分子生物学
他の関係分野:情報学複合領域生物学工学総合生物農学
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発表日:2026年1月5日
5
高次元データから細胞運命の“かたち”を取り出す
~生命システムの成り立ちと破綻の予測や制御の道を拓く数理解析手法を開発~ 医学研究院 / 生体防御医学研究所 前原 一満 准教授 / 大川 恭行 教授
生命科学研究では、単一細胞(シングルセル)解析と呼ばれる、多数の細胞を網羅的に測定する技術が急速に普及しています。一方で、シングルセル解析は侵襲的であり、一度限りの“静止画”の寄せ集めであるため、これから分化・老化・がん化する細胞がどのような運命をたどるかという、細胞状態のダイナミクス(細胞運命)を直接捉えることは困難でした。とくに、各データは異なる細胞由来の計測値であること、そして細胞状態を指定するパラメータの数が数万〜数十万と非常に多く、高次元データ特有の複雑さを持つことが動的解析を阻む大きな障壁となっていました。今回、九州大学大学院医学研究院の前原一満准教授と生体防御医学研究...
キーワード:高次元データ/アナロジー/データ駆動/幾何学/データ解析/マウス胚/材料科学/理論解析/持続可能/持続可能な開発/ダイナミクス/動的解析/一細胞/細胞運命/生体防御/がん化/マウス/遺伝子/遺伝子発現/老化
他の関係分野:情報学数物系科学生物学工学総合生物
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発表日:2025年10月26日
6
圧力で光励起状態分子の分裂を操る!柔らかな分子で拓く次世代エネルギー変換材料
~静水圧によって一重項分裂を自在に制御するソフトマテリアルの新設計指針を提案~ 先導物質化学研究所 福原 学 教授
太陽光や可視光エネルギーを効率的に利用するための鍵となる現象として、「シングレット・フィッション(Singlet Fission, SF)」が注目されています。SFとは、光によって生成された一重項励起子が隣接する基底状態分子と相互作用し、2つの三重項励起子(※2)を生み出す過程です。これにより、1つの光子から2つの励起子を得ることができ、光エネルギーの利用効率を向上させることが可能です。しかし、これまでSFを外部刺激によって能動的に制御することは困難でした。今回、九州大学先導物質化学研究所の福原学教授、慶應義塾大学理工学部の羽曾部卓教授、酒井隼人専任講師、東京科学大学理学院の研究グ...
キーワード:光エネルギー/静水圧/太陽/励起状態/二量体/光エネルギー変換/光反応/太陽光/ソフトマテリアル/アルカン/ペンタセン/可視光/光励起/発光材料/力制御/持続可能/分光測定/持続可能な開発/反応速度/ダイナミクス/マイクロ/圧力制御/励起子/エネルギー変換/寿命/光線力学療法/分子設計
他の関係分野:環境学数物系科学化学総合理工工学農学
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発表日:2025年7月7日
7
小型酵素が持つ“二刀流”の進化戦略
〜12個の小型酵素が星型を形成し、tRNA前駆体を正確に前後から切断〜 農学研究院 寺本 岳大 助教 / 角田 佳充 教授
転移RNA(tRNA)の機能には前駆体の5’・3’両末端の正確な切断が不可欠だが、一部細菌がどのように高精度な切断を実現しているかは不明であった。5’端の切断を担うと考えられていた小型サイズのリボヌクレアーゼ P (RNase P) (※1)酵素が12個集まり6つの突起をもつ星型構造を形成し、突起間に前駆体tRNAを収容することで、前駆体tRNAの5’末端のみならず3’末端の切断にも関わる“二刀流”機能を世界で初めて解明。小型酵素が多量体化を通して、必須機能(5’末端切断)への適応と新機能(3’末端切断)の獲得を果たしたタンパク質の分子進化戦略の一端を解明。...
キーワード:高エネルギー/加速器/タンパク質合成/tRNA/分子進化/前駆体/持続可能/持続可能な開発/ダイナミクス/電子顕微鏡/リボヌクレアーゼ/生合成/生物資源/クライオ電子顕微鏡/RNase/RNA/立体構造/細菌
他の関係分野:数物系科学生物学工学農学
九州大学 研究シーズ