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九州大学 研究シーズDiscovery Saga
研究キーワード:九州大学における「金属イオン」 に関係する研究一覧:6
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発表日:2026年4月30日
1
小胞体における亜鉛とレドックスのクロストークを発見
亜鉛の制御破綻による疾患発症機構の理解に新たな視点 生体防御医学研究所 稲葉謙次主幹教授/天貝佑太助教
 亜鉛は必須微量元素の一つで、様々なタンパク質と結合・解離し多様な生命現象を支えています。そのため、亜鉛の不足や過剰は免疫機能、創傷治癒、味覚嗅覚障害といった病態を引き起こします。細胞膜や細胞内小器官(オルガネラ)の膜上で亜鉛トランスポータータンパク質が生体膜を隔てた亜鉛輸送を行うことで、細胞内の亜鉛濃度調節がなされています。ヒトには10種類のZnT、14種類のZIP亜鉛トランスポーター遺伝子がそれぞれ発見されており、それらの欠損が遺伝性疾患と関連することが多く報告されています。しかしながら、亜鉛イオン濃度制御の破綻が細胞機能の破綻につながる詳細な分子機構はほとんど未解明でした。 九...
キーワード:免疫機能/物質科学/微量元素/構造形成/スルフィド/遺伝性疾患/細胞内小器官/オルガネラ/クロストーク/ジスルフィド結合/レドックス制御/持続可能/持続可能な開発/金属イオン/酸化還元/生体内/システイン/酸化酵素/生合成/嗅覚障害/細胞膜/EGF受容体/レドックス/細胞毒性/生体防御/分子機構/アミノ酸/細胞死/細胞増殖/酸化反応/受容体/小胞体/小胞体ストレス/生体膜/膜タンパク質/立体構造/ストレス/遺伝子/創傷治癒
他の関係分野:複合領域数物系科学化学生物学工学総合生物農学
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発表日:2026年4月20日
2
鉄と光でアルコールから水素を生み出す、超シンプルな新技術
〜地球にやさしい水素製造、バイオマスや廃棄物の利活用にも期待〜 工学研究院 松本 崇弘 准教授
光駆動水素発生のイメージ図:鉄と光を使うシンプルなアルコールからの水素発生化学製品が取り巻いている現代生活は触媒なしでは成り立たないと言っても過言ではありません。そのため、我々人類の生活をさらに豊かなものにすべく、日進月歩、触媒開発...
キーワード:光エネルギー/学際研究/循環型社会/均一系触媒/グルコース/生体触媒/貴金属/触媒作用/不均一系触媒/金属触媒/カーボンニュートラル/持続可能/持続可能な開発/反応速度/水素発生/カーボン/エタノール/レアメタル/環境負荷/金属イオン/再生可能資源/水素製造/二酸化炭素/廃棄物/メタノール/デンプン/セルロース/バイオエタノール/バイオマス/アルコール
他の関係分野:環境学化学生物学総合理工工学農学
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発表日:2026年3月26日
3
一重項分裂(SF)により増幅した励起子の効率的な捕集に成功
~量子収率130%を達成する鍵分子を発見、太陽電池の限界突破に道~ 工学研究院 佐々木 陽一 准教授 / 君塚 信夫 教授(現:ネガティブエミッションテクノロジー研究センター 特任教授)
太陽光エネルギーの効率的な活用戦略として、光吸収により生じる一重項励起子が分裂して2つの三重項(※5)励起子が形成されるSFが注目され、世界中で研究されています。分裂後の三重項励起子から電子を取り出せば、原理的に光電変換効率200%を達成できるものの、分裂前の一重項(※5)からのエネルギー損失過程が競合するため、変換効率を最大化することは困難です。そこで分裂後に生じる励起三重項エネルギーを高効率に受け取る分子が求められていました。今回、九州大学大学院工学研究院の君塚信夫教授 (現 ネガティブエミッションテクノロジー研究センター 特任教授/名誉教授)、佐々木陽一准教授、同大学工学部の...
キーワード:光エネルギー/フリップ/量子もつれ/近赤外/太陽/モリブデン/金属錯体/太陽光/有機分子/定量評価/エネルギー移動/光吸収/持続可能/LED/持続可能な開発/太陽光発電/光電変換/太陽電池/電池/スピン/金属イオン/励起子/配位子/分子設計
他の関係分野:環境学数物系科学化学総合理工工学
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発表日:2026年3月13日
4
ヒト血漿に含まれる多数の低分子量代謝物を1秒以内で一斉分析
ビッグデータ生成と疾患層別化を可能にする分析手法を開発 生体防御医学研究所 馬場 健史 教授
国立研究開発法人産業技術総合研究所(以下「産総研」という)モレキュラーバイオシステム研究部門 三浦 大典 主任研究員らと、国立大学法人九州大学 馬場 健史 教授ら、国立大学法人東京科学大学 難治疾患研究所 計算システム生物学分野 島村 徹平 教授、ブルカージャパン株式会社 韮澤 崇 博士らの研究グループは、イオンモビリティ(IM)分離技術を組み合わせたマトリックス支援レーザー脱離イオン化質量分析法(MALDI-MS)をヒト血漿(けっしょう)に含まれる低分子量代謝物に適用することで、高速かつ再現性の高い分析手法を確立しました。この手法により複数のガン種における患者の層別化が可能であることを確認...
キーワード:イオン化/質量分析法/質量分析/持続可能/持続可能な開発/モビリティ/レーザー/移動度/金属イオン/電解質/ビタミン/SPECT/バイオバンク/ホルモン/生体防御/大腸/白血球/アミノ酸/システム生物学/血液/血小板/赤血球/代謝物/バイオマーカー/メタボロミクス/脂質
他の関係分野:数物系科学総合理工工学
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発表日:2025年10月26日
5
地球温暖化は宇宙通信環境を悪化させる
~二酸化炭素濃度上昇でスポラディックE層は強まり低高度化~ 理学研究院 リユウ フイシン 教授
九州大学大学院理学研究院のリユウ フイシン教授と博士後期課程のファーハン ナウファルらは、地球温暖化や気候変動は宇宙通信環境に悪影響をもたらすことを、世界で初めて明らかにしました。主にCO₂の増加によって引き起こされる地球温暖化は、私たちが暮らす対流圏では、猛暑や異常気象の原因としてよく知られています。しかし、高度100kmを超えた上空熱圏(宇宙大気と呼ぶ)では、全く逆の現象が進んでいます。つまり地表付近が熱くなる一方、宇宙大気は寒冷化しているのです。本研究は寒冷化が進むにつれ、宇宙空間の電波通信環境はどのように変化するかについて世界に先駆けて検証しました。特に航空、海上通信や緊急...
キーワード:対流圏/温室効果ガス/地球温暖化/異常気象/温室効果/気候モデル/気候変動/持続可能/持続可能な開発/シミュレーション/金属イオン/二酸化炭素/二酸化炭素/層形成/CO2濃度/温暖化/カップリング
他の関係分野:環境学数物系科学工学総合生物農学
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発表日:2025年4月24日
6
スポラディックE層が巨大磁気嵐によって広域で増強することを発見
~短波電波を利用する航空管制や海上通信システムの安全な運用への貢献に期待~ 理学研究院 リユウ フイシン 教授
九州大学大学院理学研究院のリユウ フイシン教授とQiu Lihui助教は、巨大磁気嵐発生期間中に、短波通信に悪影響をもたらすEs層が増強していること、そしてその地域分布と時間発展を、世界で初めて明らかにしました。電離層(高度60~1000km)は、荷電粒子であるプラズマが満ちている領域です。Es層は、下部電離層(高度90~120km)に突発的に出現する高密度の薄い金属イオン層です。密度が高いため、通常の短波電波の届く範囲である数千kmを超えた長距離通信を可能にします。短波電波は、航空通信(航空管制)、海上通信(船舶-陸上間および船舶-船舶間通信)、放送(FMラジオおよびVHFテレビ...
キーワード:海洋/磁気嵐/電離層/衛星/持続可能/空間情報/持続可能な開発/モニタリング/金属イオン/層構造
他の関係分野:環境学数物系科学工学