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京都大学 研究シーズDiscovery Saga
研究キーワード:京都大学における「磁気モーメント」 に関係する研究一覧:3
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発表日:2026年8月20日
1
遠くまで届く磁気の力が相転移を支配
―絶縁性フェリ磁性体で「平均場臨界性」を初めて実証―
京都大学複合原子力科学研究所の南部雄亮 特定教授らの国際共同研究グループは、メリライト型酸化物Eu2MnSi2O7において、絶縁性フェリ磁性体では初めて、長距離の磁気双極子-双極子相互作用が磁気相転移付近の温度変化を決定し、「平均場理論」に近い臨界現象を生み出すことを明らかにしました。 約10.6 K(約マイナス262.6 ℃)の転移温度付近で磁化測定から求めた臨界指数はβ = 0.423(6)、γ = 0.894(5)、δ = 3.129(2)で、平均場理論の値(β = 1/2、γ = 1、δ = 3)に近く、中性子粉...
キーワード:強い相互作用/磁化測定/磁気構造/磁気相転移/磁気秩序/反強磁性/反強磁性体/普遍性/臨界現象/臨界指数/臨界点/相転移/中性子/中性子回折/磁場/磁気モーメント/磁性体/フェリ磁性体/強磁性/交換相互作用/双極子/強磁性体/原子力/酸化物
他の関係分野:数物系科学総合理工工学
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発表日:2026年6月22日
2
金属らせん磁性体の巻き方制御を直接実証
―新型磁気メモリ開発に向け重要な基盤を確立―
磁気モーメントがらせん状に整列したらせん磁性体は、巻き方(右巻き・左巻き)の自由度を持ち、これを ”0” と ”1”に対応させた新しい磁気メモリへの応用が期待されています。制御した巻き方はこれまで、巨視的な実験手法である電気伝導測定によって、間接的に観測されていました。 南部雄亮 複合原子力科学研究所特定教授、増田英俊 東北大学講師、柳澤祐太郎 同大学院生、小野瀬佳文 同教授、大石一城 総合科学研究機構主任研究員、新居陽一 慶應義塾大学准教授の研究グループは、スピン偏極中性子散乱実験を行うことでらせん磁性の巻き方を直接観測し、巻き方が試料体積全体の90%以上(最大99%)の高い精度で制...
キーワード:スピン偏極/中性子散乱/中性子/磁場/磁気モーメント/磁性体/メモリ/電気伝導/スピン/原子力
他の関係分野:数物系科学総合理工工学
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発表日:2025年8月28日
3
最古の銅酸化物で新しい超伝導状態が実現
~反強磁性と超伝導の二面性を併せ持つ銅酸化物高温超伝導の新展開に期待~
石田憲二 理学研究科教授、井原慶彦 北海道大学講師、小田研 同招へい教員らの研究グループは、銅酸化物高温超伝導体の母物質として最も古くから知られている反強磁性絶縁体La2CuO4に対して、微量の酸素をドープすることで、超伝導転移温度が32ケルビンに達する超伝導状態を発現させることに成功しました。これまでの銅酸化物高温超伝導体では、LaをSrやBaに元素置換することで反強磁性秩序を抑制し、超伝導を発現させていました。ところが、本研究で実現した微量酸素ドープでは反強磁性秩序がほとんど抑制されず、低温で超伝導状態と共存することが明らかになりました。反強磁性...
キーワード:高温超伝導体/酸化物超伝導体/超伝導体/鉄系超伝導/鉄系超伝導体/銅酸化物/銅酸化物高温超伝導体/反強磁性/反強磁性体/超伝導/磁気モーメント/磁性体/キャリア/強磁性/高温超伝導/酸化物高温超伝導体/絶縁体/強磁性体/酸化物
他の関係分野:数物系科学総合理工工学