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京都大学 研究シーズDiscovery Saga
研究キーワード:京都大学における「物性物理」 に関係する研究一覧:2
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発表日:2025年12月20日
1
謎多き超伝導体の「隠れた対称性」を絞り込む
―ルテニウム酸化物の超伝導の本質に迫る―
物体に力を加えて歪ませることで、電気的性質を大きく変化させることができます。最近、ピエゾ素子を用いた装置で、ピエゾ素子に加える電圧によって試料のひずみを制御する技術が格段に進歩しました。特に一方向の歪では、物質の対称性を変化できるので、性質の大きな変化も生み出せます。その典型例として、量子物質の非従来型の超伝導体であるルテニウム酸化物Sr2RuO4では、一方向のひずみで超伝導が起こる温度が倍増することが知られています。 ジョルダーノ・マットニ 高等研究院豊田理研-京大連携拠点(TRiKUC)特定助教、トーマス・ジョンソン 同博士研究員、前野...
キーワード:ルテニウム酸化物/静水圧/対称性/超伝導体/物性物理/超伝導/せん断/ひずみ/酸化物/ルテニウム
他の関係分野:数物系科学工学
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発表日:2025年5月2日
2
多様な系に現れる臨界点の性質を系統的に決定する新手法を開発
―リーヤンゼロを用いた一般的手法―
臨界点は、宇宙から素粒子まで様々なスケールの相転移現象に現れる普遍的な概念です。臨界点近傍では、系のミクロな性質によらないスケーリング則や臨界指数が現れることが知られており、これらの現象は統計物理学をはじめとした物理学全体を貫く研究対象として幅広く研究されてきました。 和田辰也 基礎物理学研究所博士課程学生、北澤正清 同講師らの研究グループは、様々な系の相図上に現れる臨界点の位置を求めるための新しい一般的な手法を開発しました。この手法は、複素パラメーター空間における分配関数のゼロ点であるリーヤンゼロの比を使うという画期的なアイデアに基づいており、臨界点の位置などの情報を系統的な手順で...
キーワード:有限体/QCD/イジング模型/スケーリング則/相転移現象/統計物理/統計物理学/物性物理/分配関数/臨界現象/臨界指数/臨界点/スケーリング/素粒子/相転移/磁場/数値計算
他の関係分野:数物系科学