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京都大学 研究シーズDiscovery Saga
研究キーワード:京都大学における「極地」 に関係する研究一覧:4
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発表日:2026年4月14日
1
沈み込み帯誕生時の地殻形成プロセスを示す岩石・地球物理学的証拠を発見
―海底下の「2つの地殻」を可視化―
都市社会工学専攻の神谷奈々 助教は、国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 河村知彦、以下「JAMSTEC」という。)地震火山研究部門の赤松祐哉 研究員、道林克禎 客員研究員、国立極地研究所/総合研究大学院大学の藤井昌和 助教、国立研究開発法人産業技術総合研究所、大阪公立大学、名古屋大学、神戸大学と共同で、沈み込み帯誕生直後の前弧地殻が、複数の異なる火山活動によって形成されたことを示す岩石物理・地球物理学的証拠を初めて示しました。沈み込み帯の誕生は、地球のプレートテクトニクスの始まりに関わる重要な転換点です。大陸や日本列島の成り立ちを理解するためには、沈み込み帯誕生直後に地殻がどの...
キーワード:社会工学/極地/海洋/地下構造/IODP/テクトニクス/プレートテクトニクス/火山活動/地震波/地震波速度/地震波速度構造/沈み込み/沈み込み帯/日本列島
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学
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発表日:2026年4月7日
2
北極域の氷河前縁は “ご馳走スポット”
—アザラシの胃内容物が示す初の直接証拠—
櫻木雄太 野生動物研究センター特定助教、三谷曜子 同教授、小川萌日香 国立極地研究所特任助教らの研究チームは、北極域で狩猟生活を営むイヌイットとの協働により、狩猟で得られたワモンアザラシの胃内容物を調べ、捕獲場所と食性の関係を解析しました。その結果、氷河前縁付近で捕獲されたアザラシは、沖合で捕獲された個体よりも多くの餌を食べていたことが明らかになりました。これは、アザラシたちが氷河前縁で集中的に採餌していることを示す初めての直接証拠です。さらに、氷河前縁では主にホッキョクダラ、沖合では動物プランクトンを食べていることも明らかとなり、場所による採餌対象種の違いが初めて示されました。本研究は、気候...
キーワード:極域/極地/海洋/気候変動/哺乳類/アザラシ/生態系/プランクトン/海洋生態/海洋生態系/動物プランクトン
他の関係分野:環境学数物系科学農学
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発表日:2025年8月24日
3
清浄な南極地域でもヘイズ現象が出現
―大気化学過程・雲過程を介して気候変動に与える影響も―
矢吹正教 生存圏研究所特定研究員、原圭一郎 福岡大学助教らの研究チームは、1997から2022年の間に南極昭和基地に出現した南極ヘイズの特徴、その発生要因、南極ヘイズの大気化学過程へのインパクトを明らかにしました。 本研究チームによる解析の結果、南極ヘイズ現象は、荒天・強風時に寿命が1年以内の海氷域から大気へ大量の海塩エアロゾル(以下、「海氷起源海塩エアロゾル」)が放出された結果出現することが明らかとなりました。昭和基地の地上付近では、南極ヘイズ現象は主に5-10月に出現し、昭和基地上空の4km付近まで分布していたことが分かりました。さらに南極ヘイズ現象時には、日射環境下では海塩エア...
キーワード:海氷/極域/極地/気候変動/大気化学/オゾン/モニタリング/寿命
他の関係分野:環境学数物系科学工学
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発表日:2025年8月9日
4
リュウグウに残された“衝撃の痕跡”を再現
―実験で迫る原始太陽系小天体の衝突の記憶―
野口高明 理学研究科教授、松本徹 白眉センター/理学研究科特定助教、三宅亮 理学研究科准教授、伊神洋平 同助教は、広島大学、国立極地研究所、物質・材料研究機構、海洋研究開発機構、大阪公立大学と共同で、小惑星リュウグウに似た「CIコンドライト」という種類の隕石に小惑星同士の衝突を模擬した人工的な衝撃を加える実験を行いました。この隕石は、小惑星リュウグウと似た物質や化学組成を持っています。今回の実験により、リュウグウの粒子で確認された衝突による特徴を再現することに成功しました。 小惑星リュウグウに代表されるC型小惑星は、水を含んだ鉱物と炭素を含む岩石でできており、その構成は「CIコンドラ...
キーワード:極地/海洋/リュウグウ/化学組成/小惑星/太陽/太陽系/惑星/隕石/ひび割れ/電子顕微鏡/二酸化炭素
他の関係分野:環境学数物系科学工学