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研究キーワード:東北大学における「免疫細胞」 に関係する研究一覧:18件
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発表日:2026年4月27日
1
頭頸部がん治療で「どの薬が効きやすいか」を予測する新指標を発見
-一人ひとりにあった「精密医療」の実現へ-
頭頸部がんの薬物療法では、免疫チェックポイント阻害薬(注4)と抗EGFR抗体薬(注5)という2つの治療選択肢があります。しかし、どの患者にどちらの薬がより効果的なのかを事前に判断する方法は確立されていません。東北大学病院腫瘍内科の西條憲講師、川上尚人教授らの研究グループは、がん細胞の中で働く炎症のシグナルJAK-STAT経路に注目しました。頭頸部がん患者30名の臨床データを解析したところ、免疫チェックポイント阻害薬が効きにくい患者では、抗EGFR抗体薬が高い効果を示すことを確認しました。さらに、JAK-STAT経路に関わる遺伝子の発現、お...
キーワード:持続可能/持続可能な開発/リン酸/JAK/STAT/EGFR/炎症反応/分子標的/成長因子/免疫療法/Stat3/T細胞/がん細胞/がん治療/抗体医薬/細胞増殖/受容体/免疫チェックポイント/免疫チェックポイント阻害薬/免疫応答/免疫細胞/がん患者/サイトカイン/バイオマーカー/遺伝子/遺伝子発現/抗体/頭頸部がん/分子標的薬/薬物療法
他の関係分野:工学農学
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発表日:2026年4月15日
2
免疫細胞が血管をつくり骨再生を促進
―新規生体活性ガラスによる再生医療の新戦略―
骨折や腫瘍切除後に生じる骨欠損の治療には骨補填材が用いられていますが、大規模欠損に対する再生は依然として困難です。近年、生体内でイオンを放出する生体活性ガラスが注目されていますが、その作用機序、特に免疫系や血管新生との関係は十分に解明されていませんでした。東北大学大学院歯学研究科の大竹航季博士、近藤威講師、江草宏教授らの研究グループは、亜鉛やフッ化物イオンを放出するリン酸塩系生体活性ガラス(ZFBG)を開発し、これが免疫細胞であるマクロファージを血管新生促進型の「M2dマクロファージ」に誘導することを明らかにしました。さらに、この作用により血管形成が促進され、骨再生が大幅に向上する...
キーワード:持続可能/持続可能な開発/生体内/リン酸/免疫系/マウスモデル/血管内皮/細胞遊走/骨折/血管形成/骨再生/歯学/ファージ/マウス/マクロファージ/血管新生/血管内皮細胞/再生医療/内皮細胞/免疫細胞
他の関係分野:工学総合生物農学
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発表日:2026年3月26日
3
水あめの浸透圧を利用した新たな創傷被覆材がキズを治りやすくするメカニズムを解明
-「治す力を高める」創傷被覆材でキズに苦しむ患者を救う!-
日本では100万人/日以上の患者が医療機関で創傷(皮膚のキズ)に悩み、治療を受けています。さらに高齢化に伴い、褥瘡(注6)など難治性創傷が増加しており、国内で400万人以上の難治性創傷患者が、長期間の治療に苦しんでいます。このような治りにくいキズの治療には、患者自身の「キズを治す力」を無駄なく活用した創傷ケアが重要と考えられています。東北大学大学院医学系研究科看護技術開発学分野の佐藤佑樹助手、伊藤永貴大学院生、菅野恵美教授、東京薬科大学薬学部免疫学教室の安達禎之教授らの研究グループは、キズ口からの滲出液のうち余分な水分だけを水あめの浸透圧を利用して吸収し、キズ...
キーワード:浸透圧/持続可能/持続可能な開発/透明性/hypoxia/増殖因子/熱傷/ファージ/マウス/マクロファージ/好中球/免疫学/免疫細胞/サイトカイン/疫学/看護/看護技術/高齢化/細菌/創傷治癒/糖尿病
他の関係分野:生物学工学
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発表日:2026年3月19日
4
妊娠中の免疫反応が仔の脳発達に影響する可能性
-未成熟シナプス増加と社会性行動変化をマウスで確認-
妊娠期の母体免疫状態が胎児の脳発達に影響を及ぼす可能性が示唆されていましたが、その分子機構は十分に明らかになっていませんでした。東北大学大学院医学系研究科 器官解剖学分野の切替日奈子大学院生、大和田祐二教授、前川素子准教授、北海道大学大学院医学研究院 薬理学分野の吉川雄朗教授らの研究グループは、妊娠中の母体免疫反応で増加する免疫因子「顆粒球コロニー刺激因子(G-CSF)」が、仔の脳のシナプス発達に影響する可能性があることをマウス研究で明らかにしました(図1)。本研究では、免疫活性化状態で上昇するG-CSFに着目し、妊娠マウスにG-CSFを投与して仔の脳発達への影響を調べま...
キーワード:性行動/持続可能/持続可能な開発/接合部/シナプス/神経回路形成/神経発達/脳発達/社会性行動/顆粒球コロニー刺激因子(G-CSF)/前頭前野/胎児/白血球/分子機構/解剖学/グリア/マウス/ミクログリア/神経回路/神経細胞/免疫細胞/薬理学/妊娠
他の関係分野:生物学工学総合生物
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発表日:2026年3月6日
5
原因不明の脳の炎症に先天性免疫異常症が潜む
-CLIPPERSが疑われた若年患者でFHL3を同定し、造血幹細胞移植による治療へ-
東京科学大学(Science Tokyo)医歯学総合研究科 脳神経病態学分野の佐川博貴大学院生、平田浩聖プロジェクト助教(研究当時、現・米国マウントサイナイ医科大学博士研究員)および小児地域成育医療学講座の金兼弘和寄附講座教授らの研究グループは、東北大学大学院医学系研究科小児病態学分野の笹原洋二准教授、片山紗乙莉助教、京都大学、防衛医科大学校との共同研究により、CLIPPERS様の中枢神経炎症を呈した若年患者の中に、乳児〜小児期に発症することが多い先天性免疫異常症の一つである家族性血球貪食性リンパ組織球症3型(FHL3)(...
キーワード:持続可能/持続可能な開発/小脳/機能解析/免疫異常/遺伝子解析/幹細胞移植/造血細胞/中枢神経/思春期/細胞移植/歯学/造血幹細胞/MRI/NK細胞/T細胞/ステロイド/幹細胞/免疫細胞/ウイルス/遺伝学/遺伝子/感染症/小児/造血/造血幹細胞移植
他の関係分野:工学総合生物
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発表日:2026年2月26日
6
腸の病気は顎骨破壊も悪化させる
-腸炎で悪化した顎骨破壊に対する新治療技術開発-
歯科医院などで「体調が悪いと歯の病気も治りにくい」と説明されることもありますが、その仕組みは未知の部分が多く、様々な研究が行われています。東北大学大学院歯学研究科の中野将人助教、Moe Sandar Kyaw助教、齋藤正寛教授、東北大学病院の田中志典講師らの研究グループは、腸炎をもつ患者ではAPが重症化し、治療しても治りにくいことに着目し、マウスを用いた実験でこの状態を再現することに成功しました。その結果、腸炎によって顎骨内で好中球と呼ばれる免疫細胞が過剰に活性化し、これが顎骨破壊を悪化させていることを明らかにしました。さらに、この症状を改善するため、キャビテーションという現象を応...
キーワード:免疫機能/持続可能/持続可能な開発/キャビテーション/感染防御/IBD/関節/骨破壊/歯学/歯周病/DDS/マウス/好中球/抗炎症/腸炎/腸管免疫/副作用/免疫細胞/細菌
他の関係分野:複合領域工学農学
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発表日:2026年2月9日
7
がん転移とリンパ浮腫の根治につながる新発見
― リンパ節内のリンパ洞・静脈シャント特定がもたらす 薬物動態設計のパラダイムシフト ―
従来、リンパ管系は末梢から鎖骨下静脈へ至る一方向性の流路のみから構成されると考えられてきました。東北大学大学院医工学研究科の小玉哲也教授、同大学院歯学研究科のアリウンブヤン・スフバートル助教、杉浦剛教授、および東北医科薬科大学の中村晃教授(現・名誉教授)の共同研究グループは、ヒトに近いリンパ節構造を有する独自に樹立したリンパ節腫大マウスモデルを用いて、リンパ節内においてリンパ液が直接静脈へ流入する新たな解剖学的構造「リンパ洞・静脈シャント」の存在を世界で初めて明らかにしました。本研究では、マイクロCT(注4)を用いた...
キーワード:内部構造/マイクロCT/持続可能/持続可能な開発/ナノ粒子/マイクロ/医工学/生体内/病原体/リンパ管/マウスモデル/リンパ節転移/子宮/放射線治療/日常生活/解剖学/歯学/病態解明/がん細胞/がん転移/マウス/血液/創薬/免疫細胞/ウイルス/リンパ浮腫/細菌/手術/早期発見/乳がん/放射線/薬物動態
他の関係分野:数物系科学生物学工学総合生物
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発表日:2025年11月23日
8
ミトコンドリアが血液細胞の運命を決める
-赤血球ができるのか、血小板ができるのかを 分ける仕組みをマウスで解明-
体内を流れる赤血球や白血球などの血液細胞は、骨髄にある「造血幹細胞」から生まれます。造血幹細胞はまず「造血前駆細胞」と呼ばれる中間的な細胞をつくり、これが分裂・増殖しながら、赤血球や白血球などそれぞれの役割を持つ細胞へと成熟します。細胞の中で酸素呼吸を担う「ミトコンドリア」は、エネルギーをつくる重要な存在ですが、造血前駆細胞の分化における役割は明らかではありませんでした。東北大学大学院医学系研究科医化学分野の成恩圭学術研究員、村上昌平講師、本橋ほづみ教授らの研究グループは、ミトコンドリア機能が低下したマウスを作製し解析を行いました。その結果、MEPが赤芽球へ分化するには正常なミトコ...
キーワード:細胞内小器官/持続可能/持続可能な開発/細胞運命/巨核球/新規治療法/多分化能/白血球/骨髄/前駆細胞/造血幹細胞/マウス/ミトコンドリア/幹細胞/血液/血小板/細胞分化/赤血球/免疫細胞/造血
他の関係分野:生物学工学
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発表日:2025年11月15日
9
RNAを修飾する遺伝子CMTR2の変異の意義を解明免疫チェックポイント阻害薬、RNAスプライシング阻害剤への感受性が高い可能性を確認
国立研究開発法人国立がん研究センター(東京都中央区、理事長:間野 博行)研究所 ゲノム生物学研究分野 中奥 敬史ユニット長、河野 隆志分野長、慶應義塾大学医学部内科学(呼吸器) 額賀 重成助教らの研究グループは、1,000例を超える肺がん試料を解析し、CMTR2注1という遺伝子に変異があると、メッセンジャーRNA(タンパク質の設計図)の編集過程であるRNAスプライシング注2にミスが起きやすくなることを明らかにしました。さらに、CMTR2に変異があるがん細胞は、スプ...
キーワード:がん研究/化学物質/陽子/キャップ構造/RNA修飾/タンパク質合成/遺伝情報/持続可能/持続可能な開発/イントロン/RNAスプライシング/がんゲノム/治療標的/mRNA/RNA/がん細胞/スプライシング/マウス/メチル化/メラノーマ/阻害剤/免疫チェックポイント/免疫チェックポイント阻害薬/免疫細胞/がん患者/ゲノム/遺伝子/遺伝子変異/加齢/肺がん/薬剤耐性
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学生物学工学農学
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発表日:2025年9月14日
10
メタボリック症候群が胃噴門部腺癌を進展させる機序を解明
腸内環境異常が胃噴門部腫瘍の腫瘍免疫を抑制する可能性
現在、胃がん予防としてピロリ菌除菌療法が普及しています。しかし、胃噴門部腺がんは食生活の欧米化にともない増加し、ピロリ菌以外の細菌感染が関与する可能性があります。生活習慣病のメタボリック症候群と胃噴門部腺がんとの関連性は報告されましたが、両者をつなぐ機序は明らかではありません。東北大学大学院医学系研究科消化器病態学分野の正宗 淳教授、宇野 要講師、草野 啓介大学院生(研究当時)、東北大学東北メディカル・メガバンク機構分子血液学分野の清水 律子教授、同機構地域口腔健康科学分野の玉原 亨講師らの研究グループは、メタボリック症候群にともなう腸内環境から漏れてきた異常な腸内細菌叢・代謝産物...
キーワード:酸化還元状態/持続可能/持続可能な開発/酸化還元/酸化物/接合部/細胞壁/糖脂質/免疫系/生体組織/Nrf2/PD-1/PD-L1/フリーラジカル/内視鏡/微小環境/高脂肪食/代謝産物/大腸/腸内環境/腫瘍微小環境/T細胞/がん細胞/ストレス応答/タンパク質発現/マウス/メタボリック症候群/ラジカル/リポ多糖/血液/細菌感染/腫瘍免疫/大腸菌/免疫チェックポイント/免疫細胞/ストレス/胃がん/遺伝子/細菌/細菌叢/酸化ストレス/脂質/食生活/生活習慣病/腸内細菌/腸内細菌叢
他の関係分野:数物系科学工学農学
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発表日:2025年9月8日
11
加齢による寄生虫排除不全には2型免疫の低下と腸内フローラの応答鈍化が関与している
加齢による免疫力の低下は「免疫老化」と呼ばれます。腸管への寄生虫感染を排除する際に必要となる「2型免疫応答」も、加齢によって低下します。腸管寄生虫が感染すると、若齢マウスでは2型免疫応答を担うサイトカイン遺伝子の発現が大きく上昇しますが、高齢マウスではこれが起こりません。東北大学大学院農学研究科の大坪和香子助教(JST創発研究者)と宮城大学食産業学群生物生産学類の森本素子教授の共同研究グループは、寄生虫感染時において、若齢マウスでは「腸内フローラ」の構造の変化や「短鎖脂肪酸」の増加が起こるのに...
キーワード:持続可能/持続可能な開発/腸内フローラ/発酵/寄生虫/生物生産/微生物/好酸球/代謝産物/短鎖脂肪酸/ヘルパーT細胞/T細胞/マウス/構造変化/脂肪酸/生理活性/生理活性物質/肥満細胞/免疫応答/免疫細胞/アレルギー/サイトカイン/ディスバイオーシス/遺伝子/加齢/細菌/細菌叢/食生活/腸内細菌/腸内細菌叢/老化
他の関係分野:工学総合生物農学
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発表日:2025年8月2日
12
腹膜転移型胃がんに治療効果を示すmRNAワクチンを開発 免疫チェックポイント阻害剤と併用する治療法の確立に期待
近畿大学医学部免疫学教室(大阪府大阪狭山市)准教授 長岡孝治、同主任教授 垣見和宏を中心とした研究グループは、東京大学先端科学技術研究センター(東京都目黒区)、東京科学大学総合研究院(東京都千代田区)、大阪大学感染症総合教育研究拠点(大阪府吹田市)、東北大学大学院薬学研究科(宮城県仙台市)、星薬科大学(東京都品川区)らと共同で、mRNA技術を応用した新しいワクチンを開発し、既存薬である免疫チェックポイント阻害剤と併用してマウスに投与することで、腹膜への転移を伴う胃がんに対して強力な治療効果を示すことを世界で初めて明らかにしました。今後、ヒトへの臨床応用が進み、mRNA技術による個別化がんワク...
キーワード:持続可能/持続可能な開発/PD-1/がんワクチン/がん抗原/ネオアンチゲン/実験モデル/臨床応用/mRNA/新型コロナウイルス/免疫チェックポイント阻害剤/免疫療法/T細胞/がん細胞/マウス/抗原/阻害剤/免疫チェックポイント/免疫学/免疫細胞/ウイルス/ワクチン/胃がん/遺伝子/疫学/感染症/抗体
他の関係分野:工学
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発表日:2025年7月29日
13
抗がん抗体活性を100倍向上させるメカニズムを解明
〜構造から読み解く「つなぎ方」の最適設計〜
免疫細胞を利用してがん細胞を攻撃するがん治療抗体の中でも、がん細胞と免疫細胞の抗原を同時に認識し、両細胞を架橋することで強力な免疫応答を誘導する「二重特異性抗体」は、次世代のがん治療法として注目されています。同じ抗体でも設計の違いによって活性が大きく異なることがこれまで、しばしば報告されてきましたが、その理由は分かっていませんでした。今回、東北大学の田中良和教授、東京農工大学の浅野竜太郎教授、山形大学の真壁幸樹教授らの研究グループは、クライオ電子顕微鏡を使って二重特異性抗体が細胞同士をどのように架橋するかを立体的に捉え、設計の違いによって抗がん活性が100倍以上上昇するメカニズムを...
キーワード:持続可能/持続可能な開発/最適設計/電子顕微鏡/クライオ電子顕微鏡/がん細胞/がん治療/抗原/構造変化/免疫応答/免疫細胞/ウイルス/抗体
他の関係分野:工学
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発表日:2025年7月4日
14
がん細胞を確実に「死」へと導く新たな機構を解明
-がん細胞の生き残りを防ぐためのメカニズム-
「死の受容体」とも呼ばれるFas受容体(注4)はがん細胞に対し強力に細胞死 (アポトーシス)を誘導するため、がん治療への応用が期待されています。しかし、多くのがん細胞では遺伝子変異によっては典型的なアポトーシス誘導経路が機能せず、アポトーシスに耐性(アポトーシスが誘導されにくい状態)を示します。東北大学大学院薬学研究科の山田裕太郎大学院生、土田芽衣博士、松沢厚教授および岩手医科大学薬学部の野口拓也教授らの研究グループは、がん抑制遺伝子LKB1が、典型的なアポトーシス誘導経路とは別の代替経路によってアポトーシスを誘導す...
キーワード:遺伝性疾患/持続可能/持続可能な開発/酸化酵素/リン酸/変異体/抵抗性/タンパク質リン酸化/細胞内シグナル/治療抵抗性/アポトーシス/がん細胞/がん治療/がん抑制遺伝子/ミトコンドリア/リン酸化酵素/細胞死/受容体/免疫細胞/遺伝子/遺伝子変異
他の関係分野:生物学工学農学
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発表日:2025年5月28日
15
MSI-H進行胃がんに新たな治療選択肢の可能性
-化学療法を用いない免疫療法併用が有効性を示す-
MSI-H進行胃がんは免疫療法が有効ながんですが、MSI-H進行大腸がんで有効性が示されたニボルマブ+イピリムマブ療法の前向き臨床試験はこれまで行われていませんでした。東北大学大学院医学系研究科臨床腫瘍学分野の川上尚人教授(東北大学病院腫瘍内科 兼任)と愛知県がんセンター副院長/薬物療法部長の室圭ら西日本がん研究機構(WJOG)の研究グループは、MSI-H進行胃がん患者を対象に、ニボルマブと低用量イピリムマブの併用療法の有効性と安全性を評価する第Ⅱ相試験「NO LIMIT試験」を医師主導治験として実施しました。その結果、本治療法は高い抗腫瘍効果を示し、特に治療関連有害事象により治療...
キーワード:がん研究/持続可能/持続可能な開発/マイクロ/DNA修復/MSI/PD-1/マイクロサテライト不安定性/腫瘍学/免疫抑制/大腸/免疫チェックポイント阻害剤/免疫療法/がん細胞/がん治療/抗腫瘍効果/阻害剤/大腸がん/副作用/免疫チェックポイント/免疫チェックポイント阻害薬/免疫細胞/臨床試験/がん患者/胃がん/遺伝子/医師/化学療法/薬物療法
他の関係分野:複合領域工学
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発表日:2025年5月22日
16
酪酸による細胞への影響は経時的に変化する歯周病関連細菌の主要代謝産物"酪酸"による 細胞傷害性の解釈に新視点
歯周病関連細菌の主要代謝産物である"酪酸"は、歯周組織細胞の増殖抑制、アポトーシス誘導、炎症性サイトカイン産生促進などを通じて、歯周組織の破壊に寄与することがこれまで示唆されてきました。東北大学大学院歯学研究科の高橋信博特任教授、鷲尾純平准教授および大谷栄毅歯科医師らの研究グループは、歯周病患者の歯周ポケット内では歯周組織が継続的に酪酸にさらされている可能性に着目し、酪酸刺激による細胞への影響が、共存時間の経過に伴って変化するのかどうかを、HGFを用いて評価しました。その結果、共存時間の長期化に伴い、細胞増殖、細胞形態、細胞代謝能、細胞遊走能への影響に変化が観察され、酪酸による影響...
キーワード:持続可能/持続可能な開発/生体内/増殖抑制/病原体/細胞形態/細胞遊走/外傷/代謝産物/歯学/歯周病/線維芽細胞/アポトーシス/エネルギー代謝/炎症性サイトカイン/細胞増殖/細胞代謝/免疫応答/免疫細胞/サイトカイン/医師/細菌/創傷治癒
他の関係分野:工学総合生物
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発表日:2025年5月20日
17
イヌのがんに抗CTLA-4抗体治療が有効であることを初めて報告
~医療情報活用の新たな時代を切り拓く~
北海道大学大学院獣医学研究院の前川直也特任助教及び今内 覚教授、大阪公立大学大学院工学研究科の中西 猛准教授及び立花太郎教授、東北大学大学院医学系研究科の加藤幸成教授らの研究グループは、免疫チェックポイント分子(免疫抑制分子)の一つであるCTLA-4を阻害する抗体薬を開発し、北海道大学動物医療センターにおける臨床研究を行い、進行したイヌの悪性腫瘍に対して抗腫瘍効果が得られることを世界で初めて報告しました。イヌのがん(悪性腫瘍)は外科切除、放射線療法、化学療法(抗がん剤治療)によって治療されることが一般的ですが、これらの治療では完治に至らないケースも多く、免疫療法などの新しい治療法の...
キーワード:持続可能/持続可能な開発/人獣共通感染症/獣医学/PD-1/PD-L1/抗腫瘍免疫/病理/放射線療法/免疫抑制/悪性腫瘍/免疫療法/T細胞/がん治療/抗腫瘍効果/腫瘍免疫/受容体/阻害剤/創薬/免疫チェックポイント/免疫学/免疫細胞/ワクチン/医療情報/疫学/化学療法/感染症/抗がん剤/抗体/放射線/臨床研究
他の関係分野:工学総合生物農学
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発表日:2025年3月27日
18
受容体のオンオフを制御する新たな仕組み
――立体構造解析から明らかになった脂肪酸の長さを認識する 受容体の構造基盤と開発薬が作用するユニークな機序――
私たちの健康維持に重要な働きを担う短鎖脂肪酸は、食物繊維が腸内細菌によって分解されることで作られる物質です。この短鎖脂肪酸は、私たちの腸や脂肪組織、膵臓、免疫細胞の細胞膜上に存在する短鎖脂肪酸受容体(FFA2)を介して、代謝や免疫の制御など、様々な生理作用を引き起こします。近年、FFA2は生活習慣病や炎症性腸疾患の治療標的として大きな注目を集めており、すでに複数の治療薬候補化合物が開発され、一部は臨床試験にも進んでいます。しかし、FFA2がどのように短鎖脂肪酸を選択的に認識し、またFFA2を標的とするこれら開発薬がどのようにその機能を制御するのかは不明でした。...
キーワード:産学連携/分子動力学シミュレーション/クローン/電子線/持続可能/持続可能な開発/シミュレーション/極低温/電子顕微鏡/動力学/分子動力学/クライオ電子顕微鏡/大腸炎/腸管上皮細胞/免疫系/β細胞/クローン病/機能解析/細胞膜/腸管上皮/膵臓β細胞/炎症性腸疾患/脂肪組織/治療標的/膵臓/脂肪細胞/大腸/短鎖脂肪酸/脂肪酸/受容体/上皮細胞/腸炎/免疫細胞/立体構造/立体構造解析/臨床試験/細菌/生活習慣病/腸内細菌/潰瘍性大腸炎
他の関係分野:複合領域数物系科学生物学総合理工工学
東北大学 研究シーズ