|
検索したキーワードがページ内でハイライトします。
| RESET |
研究キーワード:北海道大学における「水産学」 に関係する研究一覧:6件
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年6月24日
1
海藻に咲くアサガオクラゲに寄生する生物の多様性
~付着性クラゲの一種「アサガオクラゲ」から新たに2種の吸虫類の幼虫を報告~(理学研究院講師 角井敬知)
北海道大学水産学部の筒井幸多氏、同大学大学院理学研究院の角井敬知講師の研究グループは、海藻に付着して生きるクラゲの一種であるアサガオクラゲから、2種の吸虫類の幼虫を発見しました。アサガオクラゲは、世界から約50種が知られる十文字クラゲ綱の一員です。十文字クラゲ類はクラゲと聞いて想像するような浮遊生活者ではなく、岩や海藻などにくっついて暮らす全く泳がないクラゲ類です。日本では特に北日本の沿岸域でよく見つかる生き物ですが、何を食べるのか、何に食べられるのかといった基礎的な生態にも謎の多い、研究のあまり進んでいない動物群です。今回、北海道余市町の海藻上から採集したアサガオクラゲ...
キーワード:沿岸域/水産学/遺伝子
他の関係分野:工学農学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年6月5日
2
世界初!群来 (ニシンの大規模産卵)の可視化に成功
~水産学・生態学・水産資源管理など多岐にわたる分野への貢献を期待~(北方生物圏フィールド科学センター教授宮下和士)
北海道大学北方生物圏フィールド科学センターの宮下和士教授、南 憲吏准教授、朱 妍卉特任助教、佐藤信彦氏(研究当時、現 水産研究・教育機構)、同大学大学院水産科学研究院の富安 信助教、同大学大学院環境科学院の関 恭佑氏、黒田充樹氏、標津サーモン科学館館長の市村政樹氏らの研究グループは、一般的に群来(くき)と呼ばれる、大規模なニシン(Clupea pallasii)の集団産卵の行動を世界で初めて可視化し、産卵時の行動が周期的に変化することを発見しました。集団産卵は魚類に広く見られる繁殖様式であり、群れの中で複数個体が精子の放出(放精)と卵の放出(放卵)を繰り返す特徴があり...
キーワード:沿岸生態系/海洋/フェロモン/個体群/生態系/TEMPO/漁業/資源管理/水産学/生態学/受精/精子
他の関係分野:環境学生物学農学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年5月16日
3
アゴハゼ稚魚は他個体の行動から摂餌課題を学ぶ
~世界で2例目の単居性魚類稚魚における社会情報利用~(水産科学研究院助教石原千晶)
北海道大学大学院水産科学院修士課程2年の中山大佑氏(研究当時)、同大学大学院水産科学研究院の石原千晶助教、和田 哲教授らの研究グループは、日本の潮間帯に多く見られるアゴハゼの稚魚が、生まれて初めて出会った「人工のフレーク餌」と「水面という餌場」について、自らの経験だけでなく、経験済みの個体を観察することによって、素早く学習することを明らかにしました。動物は、自らの試行錯誤によって得られる独自情報と、他の個体を観察することで得られる社会情報を利用できます。生まれてからの時間が短い若齢個体は、成体と比べて自らの経験に乏しいため、社会情報を利用することのメリットが特に高いと期待されますが...
キーワード:行動生態学/硬骨魚類/グッピー/底生生物/水産学/生態学
他の関係分野:複合領域生物学工学農学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年5月12日
4
イワナのあくびの長さは地域でちがう
~動物のあくびの地域集団間変異を世界で初めて実証~(水産科学研究院教授和田哲)
北海道大学大学院水産科学院修士課程の長坂玲央氏、同大学大学院水産科学研究院の和田 哲教授、同大学水産科学院博士後期課程の山田寛之氏(研究当時、現 日本学術振興会特別研究員(PD))は、北海道南部に生息するイワナの稚魚であくびの地域集団間比較を行い、稚魚のあくびの持続時間が生息地ごとに異なることを明らかにしました。本研究は、脊椎動物におけるあくびの地域集団間変異を実証した世界初の研究です。あくびは脊椎動物で広く観察されている行動であり、種間変異があることは知られていました。しかし、霊長類をはじめとする脊椎動物の全ての分類群で、あくびの地域集団間変異(種内変異)を検証した研究はありませ...
キーワード:行動生態学/個体群/脊椎動物/霊長類/血流/水産学/生態学/脊椎
他の関係分野:複合領域生物学総合生物農学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年5月12日
5
北海道南方はるか沖合表層でスケトウダラの分布を発見
~同種の沖合分布記録を大幅に広げる発見、越冬後の栄養回復のため回遊した可能性を指摘~(水産科学研究院准教授山村織生)
北海道大学大学院水産科学研究院の山村織生准教授、松野孝平助教、同大学水産学部附属練習船おしょろ丸二等航海士の大和田真紀助教(研究当時、現 附属練習船うしお丸助教)、同船長の亀井佳彦教授の研究グループは、2022年5月下旬に実施された附属練習船おしょろ丸による実習中に、北海道南方はるか沖合の2地点(図1のStn.1、Stn.2)での表層トロール網(最大採集水深33m)の操業において、合計2,999尾のスケトウダラを採集しました。さらに南側の地点(図1のStn.3)での操業では、魚類が全く採集されませんでした。採集された地点(Stn.1、Stn.2)は北海道沿岸からそれぞれ36kmと1...
キーワード:北西太平洋/西太平洋/カイアシ類/漁業/親潮/水産学
他の関係分野:数物系科学生物学農学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年4月18日
6
軽いカレイはよく泳ぐ
~異体類の体比重と生態の関連を指摘~(水産科学研究院准教授山村織生)
北海道大学大学院水産科学研究院の山村織生准教授、同大学院水産科学院博士後期課程3年(研究当時)の西尾燦吾氏らの研究グループは、北海道周辺に分布する異体類16魚種の体比重を計測して比較しました。16魚種をその摂餌習性から、主に魚類やイカ類などを捕食する遊泳生物食者(2魚種)、ゴカイ類、二枚貝や小型甲殻類を捕食する底生生物食者(9魚種)と、両者の中間的な位置づけにある混合食者(5魚種)に分類し体比重を比較したところ、遊泳生物食者の体比重が圧倒的に低く、混合食者がそれに次ぎ、底生生物食者が最も高い体比重を示しました。中でも遊泳生物食者のカラスガレイは最も低い体比重(平均値1.0...
キーワード:カラス/底生生物/甲殻類/水産学/二枚貝/脂質
他の関係分野:工学農学
北海道大学 研究シーズ