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北海道大学 研究シーズDiscovery Saga
研究キーワード:北海道大学における「太陽」 に関係する研究一覧:7
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発表日:2025年10月18日
1
星間粒子のヘリウム捕獲場所と捕獲機構をはじめて解明
~銀河中の星間粒子の起源と進化の関係の解明に期待~(理学研究院教授圦本尚義、助教馬上謙一)
北海道大学大学院理学研究院の馬上謙一助教と圦本尚義教授、米国ワシントン大学の甘利幸子教授らの研究グループは、炭素質隕石中に残存していたSiC星間粒子中のヘリウム原子の3次元分布をナノメータースケールの分解能で分析することに成功し、個々の星間粒子の一生において、いつ・どこで・どのようにしてヘリウム原子を捕獲したのかを解明しました。銀河系の星間粒子は、惑星を作る原材料の一つです。地球を作った星間粒子はコンドライト隕石中に数千分の1〜数万分の1の割合で含まれています。SiCは隕石中で最も多量に見つかる星間粒子の一つです。SiC星間粒子には最大1%のヘリウム原子が含まれています。SiCはヘ...
キーワード:ヘリウム/銀河/銀河系/恒星/新星/太陽/太陽系/超新星/惑星/隕石/SiC/ナノメートル/分解能
他の関係分野:数物系科学工学
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発表日:2025年10月14日
2
小天体の捕獲による火星衛星の形成メカニズムを解明
~火星衛星探査による地球型惑星の水・有機物の起源の解明に期待~(理学研究院教授倉本圭、博士研究員 松岡亮)
北海道大学大学院理学研究院の松岡 亮博士研究員と倉本 圭教授(宇宙航空研究開発機構JAXA宇宙科学研究所教授を兼任)の研究グループは、太陽を周回する小天体が惑星に捕獲されることによって形成される衛星の軌道が、火星の衛星(フォボス・ディモス)の軌道と整合することを、理論的解析とコンピューターシミュレーションによって明らかにしました。火星には、二つの小さな衛星、フォボスとディモスがあります。これらの反射スペクトルは特定のタイプの炭素質小惑星との類似性を示すことから、小惑星が捕獲されて衛星が形成されたとする「捕獲説」が提唱されてきました。しかし従来の捕獲説には、太陽を周回していた天体が衛...
キーワード:反射スペクトル/スペクトル/宇宙科学/衛星/小惑星/太陽/太陽系/地球型惑星/惑星/シミュレーション/有機物/TEMPO
他の関係分野:数物系科学工学農学
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発表日:2025年10月2日
3
南関東の世界最大ヨウ素・メタン濃集の謎を解明
~沈み込み帯でのヨウ素のフラッシュ蒸発と移動集積~(北海道大学名誉教授 鈴木德行)
北海道大学の鈴木德行名誉教授(元同大学大学院理学研究院教授)、岡山大学の亀田 純教授、独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構の天羽美紀特命調査役らの研究グループは、フィリッピン海プレート(PHS)と共に沈み込んでいる海洋堆積物より、小規模なプレート境界地震によってメタン、水素と共にヨウ素がフラッシュ蒸発して排出され、南関東の地下に世界最大のヨウ素・メタン濃集帯水層を形成していることを解明しました。南関東地下の上総層群帯水層には世界のヨウ素埋蔵量の約65%(約400万トン)が濃集し、水溶性メタンの産出量も世界最大です。しかし、なぜこのような莫大な量のヨウ素がメタンと共に同帯水層に濃...
キーワード:海洋/プレート境界/海洋堆積物/高温高圧/深部流体/太平洋プレート/堆積物/地殻変動/沈み込み/沈み込み帯/太陽/液晶/物理化学/ペロブスカイト太陽電池/ペロブスカイト/状態図/太陽電池/電池/トラップ/メタン/熱分解/メタン菌/技術革新/微生物/ヨウ素
他の関係分野:環境学数物系科学化学総合理工工学農学
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発表日:2025年8月27日
4
水素とナノファイバーを同時合成する光触媒を開発
~次世代水素社会への貢献に期待~(理学研究院准教授 小林厚志)
北海道大学大学院理学研究院の小林厚志准教授、三浦篤志准教授、高橋啓介教授らの研究グループは、金属錯体色素を複層化した光触媒ナノ粒子とアルコール酸化触媒分子を連動させることで、持続利用可能な資源であるセルロースからクリーンエネルギー源となる水素と高機能材料となるセルロースナノファイバー(CNF)を、環境負荷なく同時合成できる光触媒を開発しました。近年深刻化する環境・エネルギー問題の解決に向けて、化石資源に変わる持続利用可能な炭素資源としてセルロースが注目を集めてきました。セルロースは地球上に最も豊富に存在するバイオマス資源ですが、安定な構造を有しているため資源化には多大なコストが必要...
キーワード:機械学習/光エネルギー/水素生成/複雑系/太陽/金属錯体/青色光/太陽光/有機ラジカル/ファイバー/触媒化学/クリーンエネルギー/可視光/持続可能/光照射/二酸化チタン/チタン/ナノファイバー/光触媒/酸化チタン/ナノ粒子/環境負荷/分光分析/インフォマティクス/光分解/機能材料/TEMPO/セルロース/セルロースナノファイバー/バイオマス/アルコール/ラジカル
他の関係分野:情報学環境学数物系科学化学生物学総合理工工学総合生物農学
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発表日:2025年8月25日
5
小惑星ベヌーは多様な原材料物質から形成
~NASA探査機が持ち帰ったサンプルから明らかに~(理学研究院准教授 川﨑教行、教授 圦本尚義)
北海道大学大学院理学研究院の川﨑教行准教授、馬上謙一助教及び圦本尚義教授、同大学総合イノベーション創発機構の坂本直哉准教授を含む国際共同研究グループは、米国航空宇宙局(NASA)の小惑星探査機「オサイリスレックスOSIRIS-REx」が小惑星「ベヌー」から採取したサンプルの詳細分析を行い、「ベヌー」が非常に多様な起源を持つ原材料物質から形成されたことを明らかにしました。「オサイリスレックス」は、2023年に「ベヌー」の表面から約120グラムのサンプルを地球に持ち帰ることに成功しました。「ベヌー」は、日本の宇宙航空研究開発機構の小惑星探査機「はやぶさ2」が探査した「リュウグウ」と同じ...
キーワード:リュウグウ/同位体/恒星/小惑星/太陽/太陽系/惑星/惑星探査/隕石/高温環境/はやぶさ2/電子顕微鏡/同位体分析/有機物
他の関係分野:数物系科学工学
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発表日:2025年8月21日
6
AIから導くバンドギャップ設計とペロブスカイト合成
~AIと実験を融合した無機材料開発フローを実現~(理学研究院教授 髙橋啓介)
北海道大学大学院理学研究院の髙橋啓介教授、髙橋ローレン助教、フェルナンド・ガルシア=エスコバル博士研究員、同大学大学院理学院博士後期課程1年の田代智哉氏、修士課程2年の柴田憲伸氏らの研究グループは、機械学習によってバンドギャップ(光吸収の指標)を精密に予測・設計できるペロブスカイト無機材料の開発手法を確立しました。これまで、ペロブスカイト材料は太陽光を効率的に吸収できる優れた構造として知られていましたが、バンドギャップがわずかな構造変化で大きく変動するため、材料設計は困難でした。本研究では、過去の文献に基づく282件の実験データを用い、材料中の元素の性質と構造に基づく記述...
キーワード:機械学習/人工知能(AI)/光エネルギー/再生可能エネルギー/回帰モデル/X線回折/近赤外/太陽/赤外分光/光エネルギー変換/太陽光/バンドギャップ/ペロブスカイト/光吸収/水分解/無機材料/光触媒/材料設計/光学特性/電子顕微鏡/インフォマティクス/SEM/エネルギー変換/ベクター/構造変化
他の関係分野:情報学環境学数物系科学化学総合理工工学総合生物農学
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発表日:2025年7月17日
7
小惑星リュウグウから太陽系最古の岩石を発見
~リュウグウは太陽系遠方で形成された特異な天体であることを示唆~(理学研究院准教授 川﨑教行)
北海道大学大学院理学研究院の川﨑教行准教授、同大学大学院理学院修士課程の宮本悠史氏、同大学総合イノベーション創発機構の坂本直哉准教授、海洋研究開発機構の荒川創太研究員らの研究グループは、宇宙航空研究開発機構の小惑星探査機「はやぶさ2」が小惑星「リュウグウ」から採取したサンプル中から、約45億6,730万年前に形成した太陽系最古の岩石を発見しました。これまでの「はやぶさ2」の初期分析により、現在の「リュウグウ」の主要構成物質は低温(約40℃)の水溶液との反応で生成した鉱物であり、約45億6,200万年前に形成されたことが分かっていました。しかし、こうした鉱物はあくまで水溶液との反応に...
キーワード:海洋/水溶液/リュウグウ/同位体/小惑星/星形成/太陽/太陽系/年代測定/惑星/惑星形成/惑星探査/隕石/質量分析/アルミニウム/はやぶさ2/質量分析計/電子顕微鏡/カルシウム
他の関係分野:環境学数物系科学総合理工工学