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琉球大学 研究シーズDiscovery Saga
研究分野:生物学 に関係する研究一覧:41
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発表日:2026年5月29日 この記事は2026年6月12日号以降に掲載されます。
1
ゲノムから探るアカハライモリの多様化プロセス
~交雑が新たな遺伝グループの形成に関与していることを明らかに~
この記事は2026年6月12日号以降に掲載されます。
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発表日:2026年5月22日
2
深い海へ、つながりがあるサンゴとないサンゴがいる
――見た目では分からない3つの系統で違っていた――
◆琉球列島の浅場〜深場のトゲサンゴ種群389個体のゲノムを解析した結果、外見は同じように見えるものに3つの隠蔽系統が存在し、系統ごとに深浅方向や水平方向で遺伝的な類似度が異なることが明らかになりました。◆遺伝的分化は水平距離だけでなく深さの差でも進み、深さ30mの差は浅場どうしで水平方向に約16〜32km離れた集団に相当する違いを生むことが明らかになりました。◆深場は一部の浅場サンゴの “避難所”になる一方、その効果は系統で異なり、隠蔽系統の違いに加え、浅場か深場かという二分だけでなく中間地帯も加味した生息地の保全が重要であることを示しました。...
キーワード:類似度/持続性/海洋/気候変動/クローン/個体群/生殖/無性生殖/持続可能/持続可能な開発/海洋生物/生態系/サンゴ礁/遺伝的多様性/温暖化/生物多様性/ゲノムワイド/SNP/ゲノム/遺伝子/一塩基多型
他の関係分野:情報学複合領域環境学数物系科学工学農学医歯薬学
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発表日:2026年5月19日
3
腸内細菌叢が脳マラリアに対する防御と重症度に影響を与える
研究の背景 マラリアは、蚊の吸⾎によって引き起こされる最も重要な熱帯寄⽣⾍感染症です。年間2 億8200 万⼈の罹患者と61 万⼈もの死亡者が推定されており(2024 年)、持続可能な開発⽬標(SDGs)の⼀つとして、2030 年までにマラリアを根絶するZero Malaria(ゼロマラリア)への取り組みが地球規模でなされています。⽇本における患者は、マラリア流⾏地を訪れた⼈が帰国後に発症する輸⼊マラリアでありますが、感染早期には、発熱、頭痛、悪寒といった⾵邪様の症状を呈することから、診断および治療が遅れることによる重症化が問題となっています。マラリアは予防・治療が可能ですが、早期...
キーワード:塩基配列/持続可能/持続可能な開発/免疫調節/ノトバイオート/rRNA/16S rRNA/抵抗性/病原体/嗅球/dysbiosis/無菌マウス/合併症/浸潤/マウス/バイオマーカー/マラリア/感染症/細菌/細菌叢/疾患モデル/腸内細菌/腸内細菌叢
他の関係分野:工学総合生物農学医歯薬学
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発表日:2026年5月18日
4
「通りすがり」とも見られていた小さなガ、 西表島のマングローブで繁殖を確認
―昆虫によるマングローブ利用の実態解明に向けた一歩―
球大学熱帯生物圏研究センター西表研究施設の和智 仲是(わち なかただ)助教は、同施設の内貴 章世(ないき あきよ)准教授、農研機構の松井 悠樹(まつい ゆうき)契約研究員らとともに、熱帯・亜熱帯に広く分布するガの一種アンボイナノメイガ Maruca amboinalis の幼虫を西表島のマングローブ林内で採集し、本種が生まれてから成虫になるまでの間マングローブ環境を利用していることを初めて明確に示しました。アンボイナノメイガは、これまで「ときどき成虫が利用しているだけ」と捉えられてきましたが、マングローブで世代をつないでいることが明らかになりました。 本成果は、マングローブが見過ご...
キーワード:フィールド調査/沿岸生態系/季節変動/生存戦略/持続可能/沿岸環境/持続可能な開発/マングローブ/沿岸域/生産性/生態系/甲殻類/昆虫類/食物網/生物多様性/ラット
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学工学農学医歯薬学
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発表日:2026年5月7日
5
土壌が害虫発生に関わる仕組みを解明 土壌pHが農業害虫カメムシと腸内細菌の共生を制御
国立研究開発法人産業技術総合研究所(以下「産総研」という)バイオものづくり研究センター 伊藤 英臣 主任研究員、菊池 義智 研究チーム長、国立大学法人琉球大学農学部亜熱帯農林環境科学科 下地 博之 准教授、国立大学法人電気通信大学大学院情報理工学研究科基盤理工学専攻 中根 大介 准教授は共同で、土壌のpHが害虫と土壌細菌の共生関係を制御する重要な要因であることを解明しました。 水田のコメ生産において斑点米カメムシは、品質や収量の低下を引き起こす農業害虫として知られており、その防除において化学農薬が広く用いられています。しかし、化学農薬は環境負荷や害虫の薬剤抵抗性の問題から、化学農薬...
キーワード:電気通信/外れ値/最適化/影響評価/環境調和/個体群/生殖/持続可能/イオン交換/環境負荷/室内実験/炭酸カルシウム/リン酸/ダイズ/共生細菌/水稲/水田/イネ/消化管/生態系/群集構造/酸性土壌/抵抗性/土壌/微生物/プロトン/細胞膜/微生物叢/精巣/卵巣/生理機能/代謝産物/カルシウム/蛍光標識/環境因子/細菌/細菌叢/腸内細菌/腸内細菌叢
他の関係分野:情報学環境学化学工学農学医歯薬学
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発表日:2026年5月3日
6
急成長する赤ちゃんイカの「見る力」
~アオリイカの視覚発達過程を解明~目標14:海の豊かさを守ろう
琉球大学研究共創機構の杉本 親要 リサーチ・アドミニストレーター(URA)、理学部の池田 譲 教授、浙江海洋大学(中国)の張教授らの研究チームによる研究成果が、英国の学術雑誌「Journal of Experimental Biology」誌に掲載されます。<発表のポイント> ◆どのような成果を出したのかイカ・タコ類がヒトを含む脊椎動物と共通して持つカメラ眼は、孵化した直後に視力と視野を急激に発達させる特性を示すことを明らかにしました。 ◆新規性(何が新しいのか)飼育の難しいイカ類で視力と視野の発達過程を行動学的手法と解剖学的手法の両方を用...
キーワード:行動実験/立体視/食行動/海洋/頭足類/軟体動物/光受容/グッピー/脊椎動物/レンズ/持続可能/持続可能な開発/哺乳類/環境保全/無脊椎動物/漁業/二枚貝/ニワトリ/近視/筋肉/死亡率/脊椎/認知能力/解剖学/網膜/コミュニケーション
他の関係分野:情報学複合領域環境学数物系科学工学農学医歯薬学
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発表日:2026年4月14日
7
世界初!光で加速するコレラ菌
~新しい細菌のエネルギー制御経路~
琉球大学大学院医学研究科の許 駿 助教、山城 哲 名誉教授、東北大学大学院工学研究科の中村 修一 准教授、東京大学大学院工学研究科の冨岡 倫太郎 研究員らの研究グループの研究成果が、米国科学アカデミーが発行する学術雑誌「PNAS」誌に掲載されました。<発表のポイント>◆コレラはコレラ菌が経口的に感染することによって起こる急性水様性下痢症であり、世界中で年間数百万人の患者がいるとされています。◆本研究では、コレラ菌は光を受けると動きが活発になる傾向があることを発見しました。◆この反応ではコレラ菌が持つ光感受性の酵素(PAC)がcAMPという情報伝達物質を増...
キーワード:環境変化/化学物質/環境適応/光環境/持続可能/光照射/持続可能な開発/水環境/センシング/モーター/リスク評価/運動制御/沿岸域/セカンドメッセンジャー/光刺激/病原菌/環境応答/病原性/ナトリウム/ナトリウム輸送/環境要因/血清/生理機能/小腸/感染症/公衆衛生/細菌
他の関係分野:複合領域環境学工学総合生物農学医歯薬学
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発表日:2026年4月10日
8
高齢男性の更年期障害におけるテストステロン補充療法に警鐘 心血管イベントを増加させる可能性
世界初 一酸化窒素産生障害の関与を解明
◆どのような成果を出したのかテストステロンは、NOの産生が正常な状態では有益な心血管作用を示すが、NOの産生が低下した状態では逆の有害な心血管作用を示すことを明らかにした。◆新規性(何が新しいのか)従来、テストステロンは有益な心血管作用を示すことが多くの研究において報告されているが、私達は、NOの産生が低下した状態ではテストステロンは有害な心血管作用を示すことを世界で初めて明らかにした。◆社会的意義/将来の展望テストステロン補充療法は、中年や高齢の男性更年期障害(LOH症候群)の症状...
キーワード:高齢化社会/化学物質/高分子/生殖/持続可能/持続可能な開発/たんぱく/血流/生体内/大脳/酸化酵素/リン酸/抵抗性/アイソフォーム/アンドロゲン受容体/テストステロン/獲得免疫/心血管系/心臓突然死/腎臓病/突然死/内分泌学/副腎/cGMP/PDGF/マウスモデル/冠動脈/急性腎障害/血清/合併症/子宮/子宮内膜/心筋/精巣/病理/病理学/卵巣/MCP-1/mRNA/ホルモン/筋肉/心筋梗塞/心臓/心房細動/性ホルモン/大動脈/日常生活/閉経/リハビリ/歯学/免疫療法/理学療法/ATP/PCR/RNA/アンドロゲン/インスリン/エストロゲン/ステロイド/ステロイドホルモン/マウス/リン酸化酵素/血液/抗炎症/高脂血症/骨形成/骨粗鬆症/自然免疫/受容体/腎障害/腎臓/生理活性/生理活性物質/内分泌/脳梗塞
他の関係分野:複合領域環境学化学工学総合生物農学医歯薬学
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発表日:2026年4月2日
9
「盗んだタンパク質」で光る魚、全ゲノム解読に成功
-消化されないタンパク質の謎解明へ-
発光魚キンメモドキの高品質な全ゲノムを、最新のロングリードシーケンス技術を用いて世界で初めて解読しました。全ゲノム解析の結果、発光に不可欠な酵素「ルシフェラーゼ」の遺伝子が存在しないことが明らかになりました。すなわち、餌から取込んだタンパク質をそのまま利用する「盗タンパク質 (kleptoprotein)」という特異な現象が、 ゲノムレベルで初めて実証されました。<概要> 生物の持つ様々な機能は、通常、自身のゲノムに書き込まれた遺伝子によって制御...
キーワード:海洋/遺伝情報/塩基配列/持続可能/持続可能な開発/配列解析/ゲノム配列/生合成/ゲノム情報/ゲノム解析/DDS/アミノ酸/インスリン/がん治療/ドラッグ・デリバリー・システム/バイオ医薬品/ルシフェラーゼ/抗体医薬/受容体/免疫寛容/ゲノム/遺伝子/抗体/生活の質/全ゲノム解析/糖尿病
他の関係分野:環境学工学総合生物農学医歯薬学
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発表日:2026年3月28日
10
アリの「助け合い」をリアルタイムで可視化
ーRIイメージングで栄養交換を定量化し、集団が機能する仕組み解明へー
アリやミツバチなどの社会性昆虫の集団が機能する仕組みの解明には、行動を定量的に理解することが必要これまで難しかったアリの栄養交換※1を、RIイメージング技術を用いてリアルタイムで定量的に可視化することに成功社会性昆虫※2の行動を「観察する」だけでなく「測る」ことを可能に。生物社会を科学する新たな研究アプローチを提示 量子科学技術研究開発機構(理事長:小安重夫)高崎量子技術基盤研究所の鈴井伸郎上席研究員、山口充孝上席研究員、河地有木プロジェクトリーダ...
キーワード:画像データ/時系列データ/リスク管理/行動生態学/外来種/生態系保全/原子核/陽電子/中性子/同位体/γ線/検出器/シロアリ/フェロモン/ミツバチ/社会性昆虫/定量評価/持続可能/協力行動/持続可能な開発/協調行動/同時計測/物質移動/放射性同位体/環境保全/生態系/トレーサ/生態学/ナトリウム/核医学/寿命/子育て/放射線
他の関係分野:情報学複合領域環境学数物系科学工学農学医歯薬学
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発表日:2026年3月19日
11
やんばるで目撃されたシカは絶滅危惧植物を食べていた!
― 見過ごされていた世界自然遺産地域における国内外来種の侵入リスク ―
琉球大学理学部、沖縄美ら島財団、南西環境研究所、森林総合研究所らの研究チームによる研究成果が、国際学術雑誌「Mammal Study」オンライン版に掲載されましたので、ご報告いたします。<発表のポイント>小林峻(琉球大学理学部)、安里瞳(沖縄美ら島財団)、中田勝士(南西環境研究所)、永田純子(森林総合研究所)、亘悠哉(森林総合研究所)が、2024年10月から沖縄島北部やんばる地域の世界自然遺産地域の森林で目撃されていた国内外来種ニホンジカの糞を分析し食性を明らかにしました。本研究では、近年食性解析に用いられるようになってきたDNAメタバーコーディング法を適用し、...
キーワード:海洋/外来種/個体群/持続可能/持続可能な開発/生態系/ニホンジカ/絶滅危惧種/遺伝子
他の関係分野:環境学工学農学医歯薬学
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発表日:2026年3月13日
12
5cm四方の新手法が明らかにする沿岸埋立の影響
― サンゴ礁の“見えにくい多様性”に迫る ―
琉球大学理工学研究科の石橋暖氏と、ジェイムズ・デイビス・ライマー教授を含む研究チームによる研究成果が、海洋生物学の学術雑誌「Marine Biodiversity」誌に掲載されました。 成果のポイントは、以下の通りです。本研究では、従来の生物調査で用いられる数 m×数 mのサイズのコドラートに代わり、5cm × 5 cm という微小スケールを対象とした「マイクロコドラート法」を新たに開発し、沖縄島の浅海域にて本手法を試行しました一見すると生物が少ないように見える砂地や死サンゴ上にも、多様な小型底生生物が確認されました特に埋立地周辺の海域においては、他の...
キーワード:沿岸生態系/影響評価/海洋/造礁サンゴ/生物群集/光環境/持続可能/沿岸環境/持続可能な開発/マイクロ/モニタリング/沿岸域/底生生物/統計解析/海洋生物/生態系/比較研究/サンゴ礁/生態学/生物多様性
他の関係分野:環境学数物系科学工学農学
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発表日:2026年3月3日
13
作物の鉄利用効率向上へつながる新知見
-鉄のキレート物質「クマリン」の新規輸送体を同定-
〇 アブラナ科植物が鉄吸収を促進するために分泌する鉄可溶化物質「クマリン」を、細胞内へ取り込む輸送体を、世界で初めて同定しました。〇 この輸送体の働きにより根の表皮細胞と皮層細胞にクマリンが集積することで、これらの細胞から土壌へのクマリン分泌が増強され、鉄吸収能が高まる仕組みを解明しました。〇 本成果は、鉄欠乏土壌でも育つ農作物の育種や鉄栄養価を高めた品種開発への応用が期待されます。■   概 要 鉄は植物の成長に不可欠な栄養素ですが、多くの土壌では不溶態として存在するため、植物は効率的に鉄...
キーワード:微量元素/芳香族/窒素固定/芳香族化合物/アブラナ科/細胞内小器官/光合成/物質輸送/ダイナミクス/鉄欠乏/アブラナ科植物/植物ホルモン/輸送体/シロイヌナズナ/変異株/土壌/SPECT/機能解析/蛍光タンパク質/ホルモン/生体膜/排出輸送/遺伝子/遺伝子発現
他の関係分野:数物系科学化学工学農学医歯薬学
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発表日:2026年3月3日
14
光と二酸化炭素を利用した組換えタンパク質生産システム “シゾン・ピュア”
――藻類シゾンを用いた高効率な組換えタンパク質精製システムの確立――
東京大学大学院理学系研究科の茂木祐子特任助教、吉田大和准教授、琉球大学研究基盤統括センターの八木沢芙美准教授らによる研究グループは、単細胞紅藻シゾンを用いて、組換えタンパク質を高効率・高純度で得るタンパク質生産システム“シゾン・ピュア”を確立しました。 本研究では、シゾンで細胞周期を通じて特に高い遺伝子発現を示すHiXプロモーターを同定し、これを利用した発現ベクターを開発することで、組換えタンパク質を安定して高レベルに発現・蓄積できることを示しました。さらに、シゾンが細胞壁を持たないという特性を活かし、細胞を凍結して溶かすだけの簡単な操作でタンパク質を抽出し...
キーワード:オープンアクセス/ワークフロー/最適化/品質管理/デルタ/環境変化/光エネルギー/バクテリア/人工DNA/タンパク質合成/相同組み換え/翻訳開始/Cyanidioschyzon merolae/オルガネラ/光合成/核ゲノム/質量分析/タンパク質精製/蛍光観察/電気泳動/持続可能/高温環境/持続可能な開発/自律性/発光ダイオード(LED)/シミュレーション/モーター/環境負荷/生産システム/生産性/二酸化炭素/有機物/組み換え/モデル生物/リボソーム/遺伝子改変/ゲノム構造/リン酸/タンパク質翻訳/形質転換/細胞壁/微細藻類/プロファイリング/遺伝子操作/プロモーター/機能解析/細胞膜/免疫沈降/免疫沈降法/ベクター/蛍光タンパク質/染色体/mRNA/大腸/ゲノム編集/凍結保存/RNA/クロマトグラフィー/トランスクリプトーム/ヘリックス/ミトコンドリア/ラット/遺伝子導入/遺伝子発現制御/抗生物質/細胞核/細胞周期/細胞増殖/細胞内局在/細胞培養/相互作用解析/大腸菌/転写因子/発現制御/膜タンパク質
他の関係分野:情報学複合領域環境学数物系科学化学総合理工工学総合生物農学医歯薬学
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発表日:2026年2月19日
15
直接観察とDNAメタバーコーディング解析で明らかになった ケナガネズミによる海岸性植物や動物の餌利用とロードキルリスク
~海沿いのドライブも気を付けて~
琉球大学大学院農学研究科の修士課程学生の丸田裕介氏、同准教授の鶴井香織氏らの研究チームによる研究成果が、日本哺乳類学会の学術雑誌「哺乳類科学」誌に掲載されます。<発表のポイント>◆中琉球三島(奄美大島、徳之島、沖縄島)の固有種であるケナガネズミが、従来知られる奥山の森林ではなく、海岸林近くの道路上でアダンの果実を摂食していたこと、および、同地点で交通事故死(ロードキル)が発生したことを直接観察しました。◆奥山の森林の動物とされるケナガネズミが海岸性の植物・動物(アダン・オカヤドカリ)を摂食することを、沖縄島北部での直接観察とロードキル個体の胃内容物のDNAメタバー...
キーワード:環境変化/食行動/環境変動/実験計画/個体群/交通事故/自動車/配列解析/哺乳類/嗜好性/摂食行動/土壌/次世代シーケンサー/動物実験
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学工学総合生物農学医歯薬学
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発表日:2026年2月3日
16
沖縄を起点とした国際共同研究
〜インド太平洋から大西洋まで 汎世界的分布の実態を明らかに〜
琉球大学を含む国際研究グループは、サンゴやイソギンチャクに近縁な刺胞動物である**スナギンチャク類(Zoantharia)1**を対象に、世界規模での分布と進化史を解析し、その成果を国際学術誌にて発表しました。本研究は、沖縄を含むインド太平洋域と大西洋域を横断的に比較した、同分類群としては初めての包括的研究です。本研究は、第一著者の Maria E. A. Santos 氏およびライマー・ジエイムズ・デービス(琉球大学)を中心に、日本、米国、ブラジル、香港、台湾、インドネシアなどの研究者が参加して実施された国際共同研究です。成果の概要は、以下の通りです。...
キーワード:環境変化/海洋/環境変動/造礁サンゴ/生物地理/パプアニューギニア/生物地理学/持続可能/現地調査/持続可能な開発/地球環境/モニタリング/地球環境変動/環境ストレス/海洋生物/生態系/サンゴ礁/生態学/生物多様性/differentiation/ストレス
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学工学農学医歯薬学
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発表日:2026年1月30日
17
沖縄の河川を席巻する外来魚グッピーの侵入メカニズム
~グッピーの侵入成功は天敵からの解放と色彩適応に起因する可能性~
琉球⼤学の佐藤⾏⼈准教授、鶴井⾹織准教授、辻和希教授らの研究チームによる研究成果が学術誌「Scientific Reports」誌に掲載されました。<発表のポイント>◆沖縄県には外来⿂グッピーが広く分布しており、1960年代頃から侵⼊・定着してきたと考えられています。◆研究グループは環境DNA で⿂類相を解析し、沖縄のグッピーが原産地よりも少ない種類の捕⾷者にしか遭遇しない「⽣態的解放」の状態にあることを明らかにしました。◆さらに沖縄のグッピーでは、在来の捕⾷者(⾁⾷ハゼ類など)に対応して体の⾊彩パターンが変化していることが⽰唆されました。...
キーワード:スーパーコンピュータ/外来種/データ解析/PCR法/行動特性/ゲノミクス/トレードオフ/性選択/グッピー/環境適応/持続可能/持続可能な開発/レイアウト/動特性/相関解析/土壌/DNA分析/ウナギ/プランクトン/環境DNA/生態学/病原体/次世代シークエンサー/PCR/遺伝学/遺伝子/動物実験
他の関係分野:情報学環境学数物系科学工学総合生物農学医歯薬学
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発表日:2026年1月14日
18
マングローブの昆虫は意外な“食物網の鍵”?
―捕食事例から見えた、見過ごされてきた役割の可能性―
琉球大学熱帯生物圏研究センター 西表研究施設の和智 仲是(わち なかただ)助教は、同施設の成瀬 貫(なるせ とおる)准教授、三重大学の鈴木紀之(すずき のりゆき)准教授、農研機構の馬場友希(ばば ゆうき)上級研究員らとともに、沖縄県西表島のマングローブで、昆虫がさまざまな生き物に食べられる場面を観察し、報告しました。マングローブは、熱帯・亜熱帯沿岸に広がる特別な環境で、魚やカニなど多くの生き物にとって大切な生活の場となっています。しかし、そこで暮らす昆虫の種類や、食物連鎖の中での役割はあまり知られていませんでした。昆虫は陸上や淡水の生態系で重要な餌として利用されていますが、海に近いマングローブ...
キーワード:海洋/食物連鎖/ミツバチ/持続可能/持続可能な開発/トラップ/マングローブ/モニタリング/機能性/生態系/甲殻類/昆虫類/土壌/海洋生態/海洋生態系/食物網/次世代シーケンサー/遺伝子
他の関係分野:環境学工学農学医歯薬学
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発表日:2026年1月14日
19
日本のメダカ種群で見られた 高緯度地域における短い加入期間と高い産卵数
琉球大学総合技術部・藤本真悟技術職員らの研究チームによる研究成果が、日本の生態学の学術雑誌「Population Ecology」誌に掲載されました。<発表のポイント>◆日本のメダカ種群(キタノメダカとミナミメダカ)は、温度や日長など環境条件への応答で繁殖を制御する生理的な季節性を調べるモデル動物として注目されてきました。しかしながら、個体の生理特性が、野生下での体サイズの組成や産卵数といった集団の特性まで変化させるかはこれまで検証されてませんでした。◆本研究は、気候環境が異なる青森と沖縄を中心に、野生集団で生殖巣重量の季節変化や若魚の出現する時...
キーワード:季節変化/環境影響/気候変動/日本列島/生殖/生物地理/生物地理学/適応進化/環境応答/生態学/地理的変異/卵巣/成長期/モデル動物/ストレス
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学農学医歯薬学
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発表日:2026年1月7日
20
幼虫が水生と考えられているミツクロモンミズメイガを 石垣島で初記録
-八重山では与那国島に続く2地点目-
琉球大学 熱帯生物圏研究センター西表研究施設の和智 仲是(わち なかただ)助教は、八重山諸島ではこれまで与那国島でしか確認されていなかった、ミズメイガ類の一種・ミツクロモンミズメイガを、石垣島で初めて記録しました。 ミツクロモンミズメイガは、チョウやガの仲間では珍しく幼虫が水中で生活するミズメイガ類の一種で、これまで日本では、喜界島、沖縄島と周辺の離島(屋我地島・久米島)、そして八重山では与那国島からのみ知られていました。今回の記録は、琉球列島における分布の空白域を埋める重要な情報となります。 今回の記録のきっかけは、特別な調査によるものではなく、和智助教が宿泊したホテ...
キーワード:個体群/オセアニア/持続可能/持続可能な開発/水環境/遺伝的多様性/フィリピン
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発表日:2025年12月9日
21
種子が植食者の糞を感知して食害を回避
―糞中成分が安全なタイミングでの発芽を可能にする ―
京都大学生態学研究センター、熊本大学大学院先端科学研究部附属生物環境農学国際研究センター、千葉大学大学院薬学研究院、名城大学農学部、森林総合研究所、理化学研究所環境資源科学研究センター、琉球大学熱帯生物圏研究センター、静岡大学農学部からなる研究チームは、多年生植物のオオバコの種子がダンゴムシの糞に含まれる化学物質を感知して発芽を一時的に止め、ダンゴムシによる食害を回避する仕組みを発見しました(図1)。ダンゴムシの糞中に含まれる「トレハロース」と「アブシジン酸(ABA)」が発芽を一時的に抑制すること、そしてそれらの成分が水で洗い流されると発芽が再開することが明らかになりました。さらに野外調査では...
キーワード:化学物質/外来種/エステル/浸透圧/野外実験/自然選択/化学分析/室内実験/トレハロース/植物ホルモン/消化管/生態系/環境応答/多糖類/生合成/生態学/ホルモン/イミン/シグナル分子/受容体/阻害剤/コミュニケーション
他の関係分野:環境学化学工学農学医歯薬学
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発表日:2025年12月1日
22
ヤギ糞便中DNAの定量解析による消化管寄生線虫の感染評価
~持続可能な畜産に向けて―DNAによる寄生虫感染の見える化~
琉球大学研究基盤統括センター 青山 洋昭 特命講師と農学部 波平 知之准教授らの研究チームによる研究成果が、家畜の健康・生産に関する国際的な学術雑誌「Tropical Animal Health and Production」誌に掲載されます。<発表のポイント> ヤギは熱帯や亜熱帯地域で重要な家畜ですが、消化管内寄生虫(線虫)に感染すると健康が損なわれ、生産性が低下します。本研究では、ヤギの糞に含まれるDNAを材料に、2種類の寄生虫の検出と感染量の測定が可能かを検討しました。サンプル中にどれだけ特定の遺伝子が存在するかを測定できる「絶対定量PCR(qPCR)法」でDNA...
キーワード:相関係数/人工知能(AI)/PCR法/持続可能/持続可能な開発/生産性/診断法/ウシ/消化管/寄生虫/予測モデル/PCR/血液/小腸/遺伝子/早期発見/分子生物学/薬剤耐性
他の関係分野:情報学工学総合生物農学医歯薬学
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発表日:2025年11月8日
23
世界的に珍しいハエの、誰も見たことがなかった繁殖行動 地域住民の協力で明らかに
琉球大学熱帯生物圏研究センター西表研究施設の和智 仲是(わち なかただ)助教と西表島・上原在住の吉田 洋介氏による研究チームは、世界でも八重山諸島と台湾だけに分布する珍しいハエ「ムシヒキアブモドキ」の近年の標本を伴った確実な記録を報告しました。さらに、これまで誰も見たことがなかった交尾行動や産卵と思われる行動を、はじめて写真で記録しました。 ムシヒキアブモドキ科のハエは、世界の乾燥地帯を中心に分布しており、特にアフリカ南部で種類が多いとされています。どの種も非常に稀で、成虫や幼虫の生態はほとんど分かっていません。特に東アジアでは記録が少なく、日本では台湾と八重山諸島に分布するムシヒキ...
キーワード:インターネット/個体群/持続可能/持続可能な開発/生態系/繁殖生態/寿命/ラット
他の関係分野:情報学工学農学医歯薬学
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発表日:2025年11月6日
24
大東諸島の深海洞窟で光輝く新種を発見
琉球大学、産業技術総合研究所、東北大学、JAMSTEC、株式会社FullDepthとの研究チームによって実施された大東諸島沖での深海調査の成果が2025年11月5日付けの国際科学雑誌「Royal Society Open Access」に掲載されます。概要は以下の通りです。   喜瀬浩輝研究員(産業技術総合研究所)らの研究チームは、琉球大学、海洋研究開発機構(JAMSTEC)らが実施するD-ARKプロジェクトの調査航海にて、南大東島周辺の深海洞窟から、新種のスナギンチャク類 Corallizoanthus aureus(和名:ウフアガリアカサンゴスナギンチャク)を発見・記載しました...
キーワード:セレン/海洋/造礁サンゴ/生物発光/進化学/持続可能/持続可能な開発/遠隔操作/政策研究/カルス/海洋生物/サンゴ礁/生態学/生物多様性/微生物/遺伝子解析/ルシフェラーゼ/遺伝子/細菌
他の関係分野:環境学数物系科学化学工学農学医歯薬学
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発表日:2025年10月28日
25
魚の精子はどのように競争するのか?
~精子の寿命とタンパク質が進化のカギ~
 琉球大学熱帯生物圏研究センター瀬底研究施設の守田昌哉准教授、京都大学、大阪公立大学のグループによる研究成果が、進化生物学分野の学術雑誌「Evolution」に掲載されました。本研究では、アフリカ東部の古代湖タンガニイカ湖に生息するカワスズメ科魚類(シクリッド) Ophthalmotilapia ventralis を対象に、オスの繁殖競争の指標として着目した「精子競争」の程度に応じて精子形質や運動能力、さらに...
キーワード:行動観察/シクリッド/進化生物学/性選択/選択行動/運動解析/モデル生物/哺乳類/比較研究/繁殖生態/精子形成/遺伝子発現解析/受精/精巣/体外受精/発現解析/運動能力/寿命/分子機構/イミン/タンパク質発現/精子/糖タンパク質/遺伝子/遺伝子発現/分子生物学
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発表日:2025年10月22日
26
南琉球の前弧域で得られた堆積物(柱状コア試料)から、過去20万年間の巨大地震・津波の履歴を探る
琉球大学理学部の新城竜一教授(総合地球環境学研究所客員教授)らを含む国際研究チームによる成果が、学術雑誌「Sedimentology」誌に8月31日に掲載されました。 本件に関する取材については、下記のとおりになりますので、よろしくお願いします。<発表のポイント>・八重山諸島南方の前弧海盆で採取した堆積物のコアを解析し、過去20万年間にわたる大規模重力流(タービダイト等)を高精度に時系列で判別した。・ 直近2万年間では24件、20万年間では計48件の大規模イベントを認定した。イベントの平均間隔を約3,500〜4,000年と推定した。・...
キーワード:オープンアクセス/地球科学/タービダイト/海洋/津波堆積物/沖縄トラフ/火山灰/巨大地震/酸素同位体/堆積物/同位体/微量元素/化学組成/同位体比/放射性炭素/放射性炭素年代/深海底/重力流/持続可能/持続可能な開発/地球環境/ハイドレート/ハザード/メタン/メタンハイドレート/斜面崩壊/大地震/津波/同位体分析/土石流/寿命
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発表日:2025年10月6日
27
⽯垣島の固有種イシガキハイイロハネカクシを⻄表島でも確認20 年にわたる観察が決め⼿
琉球大学熱帯生物圏研究センター西表研究施設の和智 仲是(わち なかただ)助教、東京農業大学の平井 幸成(ひらい こうせい)氏、荒井 周(あらい しゅう)氏、西表島在住の昆虫愛好家の庄山 守(しょうやま まもる)氏らの研究チームは、これまで石垣島の固有種と考えられていた「イシガキハイイロハネカクシ」が西表島にも生息していることを確認しました。本研究は、地域の自然環境や昆虫多様性の理解を深める成果です。イシガキハイイロハネカクシは、1997年に石垣島で記載された甲虫の一種で、西表島からは報告されていませんでした。しかし、2025年3月に平井氏が西表研究施設でハネカクシをテーマにした公開...
キーワード:生物多様性保全/個体群/持続可能/持続可能な開発/トラップ/生物多様性
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発表日:2025年10月2日
28
ヒトの7倍の巨大ゲノムを解読
― イベリアトゲイモリが示す発生・再生・進化・行動の謎 ―
有尾両生類であるイモリは、古くから発生や再生の研究において重要な役割を果たしてきました。しかしイモリのゲノムは、反復配列によりヒトの数倍から十数倍と巨大であるため、長らく決定が困難でした。今回、主に国内の研究者からなる「イベリアトゲイモリ研究コンソーシアム」を中心として、日本で樹立された近交系統イベリアトゲイモリ#1を対象に最新の高精度ロングリードシークエンス技術を用いてゲノム解読に成功しました。そのゲノムは約200億塩基対に達し、ヒトの約7倍もの大きさです。解析の結果、ゲノム巨大化に関わる反復配列、器官再生における遺伝子発現制御、両生類の進化やイモリ特有の生殖行動に関わる遺伝子の特徴などが明...
キーワード:データ統合/ゲノムDNA/人工DNA/フェロモン/生殖/両生類/脊椎動物/前駆体/モデル生物/トランスポゾン/イントロン/トランスオミクス/ゲノム配列/シークエンス/骨形成因子/器官再生/DNA二本鎖切断/ゲノムシークエンス/ニワトリ/CRISPR/オミクス/オミクス解析/受精/受精卵/染色体/mRNA/ホルモン/筋肉/脊椎/反復配列/BMP/エンハンサー/ゲノム編集/再生医学/アミノ酸/ゲノムプロジェクト/ヘッジホッグ/マウス/モデル動物/遺伝子発現制御/形態形成/骨形成/再生医療/精子/転写制御/転写調節/発現制御/ゲノム/遺伝学/遺伝子/遺伝子発現
他の関係分野:情報学化学工学総合生物農学医歯薬学
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発表日:2025年7月30日
29
トイレで見つけたカメムシは、八重山初記録の北米原産の外来種だった!-ryukyu.ac.jp/wp-content/themes/ryudai/images/sdgs-icons/sdgs-pictgram-img-sdgs-cat-14.png" alt="目標14:海の豊かさを守ろう" class="mr-1 mb-1" width="75px" height="auto">目標15:陸の豊かさも守ろう
琉球大学熱帯生物圏研究センター西表研究施設の和智 仲是 助教は、これまで西表島では見かけなかったカメムシをトイレの網戸で発見し、沖縄の動植物の生態や外来種問題に詳しい沖縄市立郷土博物館の刀禰 浩一(とね こういち)主任学芸員と協力してこのカメムシが北米原産のマツヘリカメムシであることを突き止めました。マツヘリカメムシはマツ科の針葉樹の種子などを加害する侵略的外来種で、世界中に拡散しています。日本では2008年に東京で初めて記録されて以降、急速に分布を広げており、北は北海道から南は沖縄県(沖縄本島)まで47都道府県中42都道府県での記録が確認されていました。八重山諸島ではこれまでに記録はなく、今...
キーワード:インターネット/オープンアクセス/ソーシャルネットワークサービス(SNS)/ボランティア/外来種/個体群/持続可能/持続可能な開発/トラップ/モニタリング/環境保全/生態系/生態学/生物多様性/ラット/早期発見
他の関係分野:情報学複合領域環境学工学農学医歯薬学
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発表日:2025年7月20日
30
山陰初,新種のイシサンゴ化石の発見
公立鳥取環境大学環境学部の徳田悠希准教授は、山田直人氏(公立鳥取環境大学環境学部卒業生)、遠藤寛海氏(公立鳥取環境大学環境学部卒業生)、千徳明日香准教授(琉球大学理学部)、江﨑洋一教授(大阪公立大学大学院理学研究科)、林広樹教授(島根大学総合理工学部)、松浦良彦氏(石見銀山地質研究会)、河野重範主任研究員(栃木県立博物館)との共同研究により、島根県大田市猛鬼海岸の約1500万年前(新生代中期中新世)の地層から新種のイシサンゴ化石を発見し、イシサンゴ目キサンゴ科キサンゴ属の新種として記載報告しました。化石が発見された猛鬼海岸の地名から、Dendrophyllia mokiensis...
キーワード:古生物学/中新世
他の関係分野:数物系科学
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発表日:2025年7月9日
31
デンプン貯蔵器官アミロプラストの増殖の仕組み
―色素体から伸長する管状構造ストロミュールの新規機能の提案
上智大学、琉球大学、および理化学研究所は、植物のデンプン貯蔵器官であるアミロプラスト(※1)の増殖機構の共同研究を実施しました。アミロプラストは、光合成組織の分化色素体(※2)である葉緑体とは異なり、対称的な二分裂の他、非対称的な分裂、さらにストロミュール(※3)という非光合成組織に多い伸縮性の色素体管状構造を新規経路として用いて増殖することが明らかになりました。本成果は2024年9月に原著論文として発表され、それに続いて、2025年6月、実験プロトコールと解説を含めた研究成果が学術誌3報に掲載されました。<本研究の要点>...
キーワード:突然変異/バクテリア/気候変動/ライブセルイメージング/光合成/葉緑体/前駆体/物質輸送/プラスチド/分裂組織/デンプン/トウモロコシ/植物免疫/変異体/シロイヌナズナ/突然変異体/イネ/形質転換/蛍光タンパク質/チューブリン/細胞生物学
他の関係分野:環境学数物系科学工学農学医歯薬学
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発表日:2025年6月30日
32
100年以上謎に包まれていた小さなガ、西表島のマングローブ林で多数発見
― 属の単位で日本初記録 ―
琉球大学熱帯生物圏研究センター西表研究施設の和智 仲是 助教と九州大学の松井 悠樹 学術研究員(現所属:農研機構)、京都府立大学の吉安 裕 共同研究員の研究チームは、西表島のマングローブ林でごく普通に見られる小さなガの一種が、属の単位で日本から記録のない種 (Dichocrocis frenatalis) であることを見出しました。本種は属のタイプ種(=このグループの基準となる種)でありながら、タイプ産地(=最初に本種が見つかった場所)であるインド・ニコバル諸島でも長らく再発見されておらず、これまでほとんど記録されていない稀種(=めったに見られない珍しい種)でもありました。実に100年以上にわ...
キーワード:行動観察/ホットスポット/交尾器/分子系統解析/分子系統/形態解析/持続可能/持続可能な開発/マングローブ/系統解析/昆虫類/生物多様性
他の関係分野:複合領域数物系科学工学農学
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発表日:2025年6月14日
33
植物の枝のかたちづくりの仕組みの一端を解明
〜植物の4次元表現型解析でミオシンXIの新たな機能に迫る〜
熊本大学大学院自然科学研究部博士前期課程2年(当時)の吉田大一大学院生、甲南大学理工学部の上田晴子教授、琉球大学工学部の國田樹准教授、熊本大学半導体・デジタル研究教育機構の戸田真志教授、同大学院先端科学研究部の檜垣匠教授からなる研究グループは、植物の枝の形がどのように作られ、維持されるのかを調べるため、独自の解析技術である植物の立体構造の時間変化を調べる「4次元表現型解析」を行いました。 本研究では、モデル植物であるシロイヌナズナを用い、細胞内で物質を運ぶミオシンXIというタンパク質に注目しました。遺伝子変異によってミオシンXIのはたらきを失わせた植物では、枝が垂れ下がったり、枝が...
キーワード:モータータンパク質/光合成/持続可能/持続可能な開発/形態制御/モーター/半導体/変異体/シロイヌナズナ/ミオシン/形態変化/表現型解析/形態形成/立体構造/遺伝子/遺伝子変異
他の関係分野:工学農学医歯薬学
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発表日:2025年6月10日
34
アリにも自由貿易と鎖国がある?
琉球大学農学部の辻瑞樹教授(ペンネーム辻和希)とWin Aye T.博士の研究チームによる成果が国際的な学術雑誌「Biology Open」誌に掲載されました。<発表のポイント>成果:アリはコロニーと呼ばれる集団で生活します。多くの場合、ひとつのコロニーは子育ての場である巣を1つ持ち、周囲で餌を採集します。これを単巣性といいます。しかしアリにはひとつのコロニーが空間的に離れた複数の巣を持ち、広い範囲で餌を集める種もいます。これを多巣性とよびますが、アルゼンチンアリなどの侵略的な外来種...
キーワード:多国籍企業/外来種/経済システム/南西諸島/社会性昆虫/持続可能/持続可能な開発/リサイクル/開放経済/炭水化物/再生産/異質性/子育て
他の関係分野:複合領域環境学工学農学医歯薬学
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発表日:2025年6月10日
35
白化イベント後のサンゴの適応力を支える「種間交雑」
~ミドリイシ属サンゴにおける遺伝子浸透を解明~
琉球大学熱帯生物圏研究センター瀬底研究施設の守田昌哉准教授らによる研究成果が、生命科学分野の学術雑誌「Current Biology」に掲載されました。 本研究では、1998年の大規模白化後に回復した沖縄の造礁サンゴ(ミドリイシ属)において、異種間交雑が発生し、遺伝子浸透(introgression)が進んでいたことを明らかにしました。この交雑がサンゴの遺伝的多様性を高め、環境変化への適応力に貢献した可能性が示されました。<発表のポイント>どのような成果を出したのか サンゴの自然...
キーワード:環境変化/地球温暖化/気候変動/造礁サンゴ/自然選択/適応進化/持続可能/持続可能な開発/統計解析/環境ストレス/遺伝子流動/サンゴ礁/遺伝的多様性/温暖化/受精/ゲノム解析/イミン/ゲノム/ストレス/遺伝子
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学工学農学医歯薬学
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発表日:2025年4月30日
36
ヒトの皮膚は治癒が3倍遅い
―ヒト系統で獲得された不利な特性であることを解明 ―
琉球大学国際地域創造学部の松本晶子教授、医学研究科の高橋健造教授、医学部の内海大介特命講師らの研究グループは、京都大学、モンペリエ大学、ケニア霊長類研究所との国際共同研究を通じて、ヒトの皮膚創傷の治癒速度が、他の霊長類や齧歯類と比べて平均して約3倍遅いことを明らかにしました。本研究は、ヒトの治癒遅延が最も近縁な霊長類にすら見られない、ヒト系統に特有の進化的変化である可能性を示唆するものです。 本成果は2025年4月30日、学術雑誌「Proceedings of the Royal Society B: Biological Sciences」に掲載されました。<発表概要>...
キーワード:トレードオフ/進化生物学/霊長類/比較研究/毛包/マウス/ラット/幹細胞/遺伝子/遺伝子発現/研究倫理/創傷治癒
他の関係分野:農学医歯薬学
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発表日:2025年4月17日
37
カエルの種分化初期に存在した幽霊集団を発見
〜ミトコンドリアゲノムは最も古いが核ゲノムは新しい〜
琉球大学熱帯生物圏研究センター の戸田守准教授、広島大学両生類研究センターの三浦郁夫研究員、東京大学大学院新領域創成科学研究科の阮宇鴻特任研究員、および台湾師範大学の林思民教授、曾惠芸准教授、Tzong-Han LIN とChin-Chia SHENのグループは、台湾に生息するスインホーハナサキガエルと八重山諸島に生息する近縁種コガタハナサキガエルの系統進化を解明するため、ミトコンドリアと核のゲノムを解析しました(図1)。ミトコンドリア遺伝子の解析では、2種の起源となる最も古い元祖集団が、台湾東部に生息することを明らかにしました(図2)。しかし、その集団の核ゲノムの大部分は新しく進化した別系統...
キーワード:脆弱性/系統樹/系統進化/種分化/両生類/ミトコンドリアDNA/核ゲノム/性染色体/ミトコンドリアゲノム/rRNA/カエル/性決定/染色体/SNP/ゲノム解析/ミトコンドリア/ゲノム/遺伝子
他の関係分野:環境学農学医歯薬学
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発表日:2025年4月10日
38
沖縄島北部の世界自然遺産地域から新種の植物を発見
-「ヤンバルカラマツ」と命名
キンポウゲ科植物のアキカラマツとされていた沖縄島の植物を、沖縄島北部(やんばる地域)に固有の新種であることを明らかにし、和名「ヤンバルカラマツ」(学名:Thalictrum yambaruense)と命名しました。形態比較や遺伝子解析の結果から、本種は台湾固有のタカサゴカラマツに近縁であり、アキカラマツとは全く異なる別種であることが明らかになりました。ヤンバルカラマツの自生地は1地点のみで、生育個体数が50個体以下と極めて少ないことから、緊急の保全対策を講じる必要があります。 <概要...
キーワード:環境変化/産学連携/気候変動/種分化/持続可能/現地調査/持続可能な開発/ユーラシア/絶滅危惧種/温暖化/生物多様性/遺伝子解析/遺伝子
他の関係分野:複合領域数物系科学工学農学医歯薬学
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発表日:2025年3月14日
39
絶滅危惧鳥種「ヤンバルクイナ」の消化管内に認められた 微小黒色片の発生源と暴露経路がわかりました
沖縄島の絶滅危惧鳥種「ヤンバルクイナ」消化菅(砂のう)内に、長径1 mm以下の微小黒色片と透明球体が複数確認されました。材質分析の結果、微小黒色片は車のタイヤゴム、透明球体は路面標示塗料中のガラス製反射材であることがわかりました。路面または路面標示塗料とタイヤの摩擦で生じた黒色片と透明球体は、道路塵埃⇒側溝堆積物⇒ヤンバルクイナ餌生物(ミミズ等)⇒ヤンバルクイナの順に移行・残留することがわかりました。今後、ヤンバルクイナへのタイヤ摩耗片の蓄積とそれから溶出する有害化学物質の暴露リ...
キーワード:産学連携/自然保護/化学物質/有害化学物質/堆積物/スペクトル/赤外分光/カタツムリ/赤外光/持続可能/交通事故/持続可能な開発/FT-IR/フーリエ変換/機能性/消化管/官能基/調査研究
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学化学工学農学医歯薬学
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発表日:2025年3月11日
40
大東諸島の深海洞窟で翡翠色のヤセムツ科魚類を初発見
~3台の無人探査機(ROV)を駆使した深海カルストの生物相調査(D-Ark)~
海洋研究開発機構(JAMSTEC)が琉球大学を含む4機関と合同で実施するD-Arkプロジェクトの調査航海にて、南・北大東島周辺の深海から、これまで日本からは未発見であったヤセムツ科魚類Epigonus glossodontusを多数発見しました。この魚は水深340–588 mの深海において、主に“ほら穴”やその周囲に生息しており、体色は鮮やかな翡翠色であることが明らかになりました。これらの特徴から、本種の標準和名として「ホラアナヒスイヤセムツ」を提唱しました。大きさや装備が異なる3台の無人探査機を駆使し、これまで調査が困難であった深海にある洞窟...
キーワード:産学連携/海洋/炭酸塩/炭酸塩岩/北西太平洋/西太平洋/持続可能/持続可能な開発/カルス/生物多様性
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学工学農学
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発表日:2025年3月11日
41
サンゴ保全のカギは陸域対策?
― 陸域影響の新たな評価方法の確立 ―
北里大学海洋生命科学部の安元剛講師、琉球大学農学部の安元純助教(総合地球環境学研究所)、琉球大学理学部の中村崇准教授、産業技術総合研究所地圏資源環境研究部門の飯島真理子研究員、地質情報研究部門の井口亮主任研究員らの研究チームは、石西礁湖(※1)のサンゴ礁保全を目的として人間活動の影響とサンゴ密度、白化、藻類被度との関係を、石灰質の底質に吸着しているリン(底質リン(※2):海水交換性リン酸塩EPS)を測定する新たな手法で調査しました。この研究は総合地球環境学研究所LINKAGEプロジェクト(※3)の一環として、環境省の石西礁湖サン...
キーワード:産学連携/人間活動/海洋/自然再生/気候変動/堆積物/環境調和/西太平洋/持続可能/地域産業/地球環境問題/地球環境/シミュレーション/シミュレーションモデル/モニタリング/栄養塩/沿岸域/海水交換/海洋環境/環境問題/新エネルギー/統計解析/有機物/リン酸/海洋生物/生態系/水循環/サンゴ礁/海洋生態/海洋生態系/漁業/生物多様性/微細藻類/微生物/細菌
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学化学工学農学医歯薬学