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弘前大学 研究シーズDiscovery Saga
研究分野:数物系科学 に関係する研究一覧:43
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情報学 情報学複合領域 複合領域環境学 環境学化学 化学生物学 生物学総合理工 総合理工工学 工学総合生物 総合生物農学 農学医歯薬学 医歯薬学
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発表日:2026年5月20日
1
東アジア・北西太平洋域で初
―白亜紀末の小惑星衝突を示す「K/Pg境界層」の一部を北海道で発見
約6,600万年前の白亜紀末、メキシコ・ユカタン半島近傍に小惑星が衝突し、巨大津波、広域におよぶ森林火災、急激な寒冷化が発生し、多くの生物が絶滅しました。この時代の境界は「白亜紀/古第三紀境界(K/Pg境界)」と呼ばれています。東アジア・北西太平洋域は、衝突地点から最も遠い地域の一つであり、地球規模で起こった環境変動の影響を検証するうえで極めて重要な地域です。東北大学・東京大学らの研究グループは、従来K/Pg境界層とされてきた北海道浦幌町茂川流布(もかわるっぷ)川セクションの露頭はK/Pg境界層ではなく、北東約4kmに位置する川流布(かわるっぷ)川支流上流の泥岩層における地層が、K/...
キーワード:海洋/環境変動/オスミウム同位体/マントル/安定同位体/火山灰/火成活動/気候変動/元素分析/玄武岩/古地磁気/成層圏/堆積物/大陸地殻/大量絶滅/地球化学/地磁気/中性子/同位体/白亜紀/白金族元素/北西太平洋/小惑星/太陽/同位体比/年代測定/惑星/隕石/深海底/西太平洋/太陽光/レニウム/イリジウム/海洋環境/境界層/津波/放射性同位体/花粉/森林火災/海洋生物/生態系/海洋生態/海洋生態系/オスミウム
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発表日:2026年5月13日
2
日本のミミズは南で種多様性が高く、南に分布する種の一部が 北に分布を広げたことで北のミミズ群集が形成された
本件のポイント一般に、種の多様性は低緯度の地域ほど高いことが知られています。しかし、土の中の動物については、種多様性の緯度パターンに関する研究はほとんど行われていませんでした。弘前大学大学院農学生命科学研究科修士課程2年の念代周子さん、池田紘士准教授(現在、東京大学大学院農学生命科学研究科教授)、京都大学修士課程2年の佐藤千佳さん、曽田貞滋教授、大阪公立大学の奥崎穣准教授、国立科学博物館の長太伸章特定研究員、栃木県立博物館の南谷幸雄主任研究員、弘前大学大学院教育学研究科修士課程2年の宮野純さん(各肩書きは研究当時)は、日本に生息するミミズの種多様性の緯度パターンを調べ、南の...
キーワード:日本列島/系統樹/種多様性/生殖/生態系/人工林/天然林/土壌/土壌動物/二次林/遺伝子解析/遺伝子
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発表日:2026年5月11日
3
酸素極小層から深海まで続くマンガン酸化の実態を解明
―セリウム同位体が明らかにする海洋中の新しい物質循環モデル―
東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻のLi Wenshuai研究員(研究当時、現中国地質大学(武漢)教授)、高橋嘉夫教授(兼:同大学アイソトープ総合センター センター長)、海洋研究開発機構の中田亮一主任研究員、柏原輝彦主任研究員、高知大学海洋コア国際研究所の臼井朗特任教授、東京大学大気海洋研究所の小畑元教授、漢那直也助教(研究当時、現岡山大学准教授)、名古屋大学大学院環境学研究科の淺原良浩准教授、弘前大学被ばく医療総合研究所の田副博文教授、法政大学自然科学センターの田中雅人准教授、公益財団法人高輝度光科学研究センターの河村直己主幹研究員らの研究グループは、北西太平洋において海水およびマン...
キーワード:酸素濃度/地球科学/安定同位体比/海洋/溶存酸素/高エネルギー/SPring-8/XAFS/マンガン酸化物/安定同位体/加速器/希土類元素/地球化学/同位体/同位体分別/放射光/北西太平洋/スペクトル/同位体比/惑星/惑星科学/吸収スペクトル/西太平洋/X線吸収微細構造/マンガン/希土類/局所構造/レアアース/海底鉱物資源/海洋環境/酸化物/微細構造/トレーサ/物質循環/アイソトープ/ナノテクノロジー/バイオテクノロジー/ランタノイド
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発表日:2026年4月10日
4
藤原定家の日記と埋没樹木が明かす800年以上前の「宇宙の嵐」の痕跡
美しいオーロラとして観測される極端な太陽活動は、私たちが地表にいる限りは無害ですが、地球の磁気圏や大気といった防護の外に出れば、太陽フレアやコロナ質量放出など、太陽の猛威に直接さらされることになります。こうした太陽の爆発現象は、ときに太陽プロトンイベント(SPE)という現象を引き起こします。これは、高エネルギー粒子が光速の最大90%に達する速度で地球に向かって放出される現象です。1972年には、アポロ16号とアポロ17号の月面探査ミッションの合間に太陽プロトン現象が連続して発生しました。もしこれらがどちらかのミッション中に起きていれば、宇宙飛行士たちは致死レベルの粒子線に無防備にさら...
キーワード:高エネルギー/高エネルギー粒子/太陽フレア/陽子/オーロラ/江戸時代/磁気圏/磁場/質量放出/太陽/太陽活動/平安時代/地球環境/有機物/プロトン/イミン
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発表日:2026年3月25日
5
【推定野菜摂取量測定器「ベジチェック®」を用いた研究成果】皮膚カロテノイドレベルが高い群で歯周病の有病率が低い傾向を示唆
~ 健康ビッグデータを活用したカゴメと弘前大学の共同研究 ~
カゴメ株式会社(代表取締役社長:奥谷晴信 本社:愛知県名古屋市)と弘前大学(学長:福田眞作)が共同で開設した「野菜生命科学講座」は、弘前大学COI-NEXT拠点(*1)が有する岩木健康増進プロジェクト(*2)の健康ビッグデータを活用し、推定野菜摂取量測定器「ベジチェック®」(*3)で測定される皮膚カロテノイド(*4)と歯周病との関連を解析しました。その結果、皮膚カロテノイドレベルが高い群では、歯周病の有病率が低い傾向にあることが示されました。本研究成果は、2026年1月28日に国際学術雑誌である「Nutrition Journal」に掲載されました。発表のポイント青森県...
キーワード:ロジスティック回帰/回帰分析/ネットワーク解析/ベイジアンネットワーク/社会モデル/医療機器/健康増進/因果関係/センサー/生体内/経済発展/カロテノイド/寿命/歯周病/血液/抗酸化/抗酸化作用/ヘルスケア/リスク因子/健康寿命/細菌/細菌叢/循環器疾患/食習慣/生活の質/生活習慣病/早期発見/認知症/有病率
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発表日:2026年1月20日
6
細胞の“つかむ力”の違いを利用した、新しい細胞分離技術を開発
―遠心力を使ったシンプルでやさしいセルソーティング―
弘前大学大学院理工学研究科の大竹真央助教、大阪大学産業科学研究所の阿部岳晃特任助教、兵庫県立大学大学院工学研究科の浮田芳昭教授、東京都立大学システムデザイン研究科の三好洋美教授による共同研究グループは、細胞が基質表面をつかむ力(接着力)を利用した新規細胞分離技術を開発しました。不均一な細胞集団から標的となる細胞を分離する技術は、生命科学や医療分野において重要な基盤技術です。しかし、従来の細胞分離技術では標的の細胞とそうでない細胞を識別するために蛍光色素などを細胞に付加する必要があります。この工程には化学反応を伴うため、細胞へのダメージが避けられず、細胞の性質変化や品質劣化が課題とな...
キーワード:プログラミング/品質管理/がん研究/システムデザイン/遠心力/光反応/レーザー照射/せん断/せん断応力/マイクロ/マイクロ流体/マイクロ流路/レーザー/実証実験/一細胞/生体内/細胞モデル/細胞接着分子/iPS細胞/組織形成/組織修復/多分化能/細胞外基質/がん細胞/がん転移/マイクロ流体デバイス/リプログラミング/幹細胞/蛍光色素/血液/骨芽細胞/再生医療/細胞接着/細胞培養/細胞分離/接着分子/創傷治癒
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発表日:2026年1月15日
7
弘前大学と雪印メグミルクの共同研究講座 「ミルク栄養学研究講座」健康ビッグデータ解析より乳糖不耐症状を自覚する人は カルシウム摂取量や骨密度が低いことが示されました
国立大学法人弘前大学と雪印メグミルク株式会社は、共同研究講座『ミルク栄養学研究講座(英語表記:Department of Precision Nutrition for Dairy Foods)』を2023年より実施しています。今回、青森県弘前市岩木地区住民の牛乳を含む乳製品の摂取量と乳糖不耐症様自覚症状※に関して研究した結果、牛乳・乳製品を摂取して不快症状を自覚する人はカルシウム摂取量や骨密度が低いことが示されました。本研究成果は、栄養学研究に関する国際学術雑誌である「European Journal of Nutrition」に掲載されました(2025年12月6日付...
キーワード:マッチング/回帰分析/傾向スコア/社会モデル/健康増進/データ解析/アンケート調査/経済発展/寿命/重回帰分析/骨密度/カルシウム/ヘルスケア/健康寿命/生活習慣病/早期発見/認知症
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発表日:2026年1月9日
8
高齢者の“生活の質”変化パターンとその予測因子を同定12年分のビッグデータ解析、健康寿命延伸へ重要な知見
名古屋大学大学院医学系研究科 実社会情報健康医療学の大島涼賀博士前期課程学生、中杤昌弘准教授、大橋勇紀助教らは、弘前大学の玉田嘉紀教授、三上達也教授、伊東健教授、村下公一教授らとの共同研究で、日本の地域在住高齢者910名から最大12年間取得した健康ビッグデータを解析し、高齢者の健康関連QOLの長期的な変化パターンとその予測因子を世界で初めて明らかにしました。本研究では、弘前大学COI-NEXT拠点注2)が実施している大規模健康調査「岩木健 康増進プロジェクト健診注3)」のデータを活用し、国際的な健康関連 QOL指標 SF-36注...
キーワード:混合モデル/社会モデル/不確実性/健康増進/地域経済/データ解析/高齢社会/超高齢社会/死亡率/寿命/身体機能/地域医療/日常生活/血液/うつ/加齢/健康寿命/公衆衛生/高齢者/睡眠/生活の質/地域在住高齢者/非侵襲/抑うつ
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発表日:2026年1月9日
9
長期糖尿病合併膵導管がんの新規発症機序の解明について
本件のポイント弘前大学大学院医学研究科 分子病態病理学講座(水上 浩哉 教授、山﨑 慶介 大学院生)、分子生体防御学講座(伊東 健 教授)、消化器外科学講座(袴田 健一 教授)を中心とする医学部研究グループは、パラフィン保存試料1を用いたプロテオーム解析2により膵導管がんが長期糖尿病により悪化するメカニズムを解明しました。膵導管がんは最も予後が悪いがんのひとつです。5年生存率はいまだ9.9%です。そのため治療につながる新規病態の解明は必須となっております。糖尿病、特に3年以上の長期糖尿病は膵導管がんの発症、進...
キーワード:化学物質/質量分析装置/太陽/タンパク質構造/質量分析/抗原-抗体反応/モーター/たんぱく/構造予測/組織化学/接着因子/プロモーター/MEG/悪性度/合併症/治療標的/浸潤/組織化/病理/病理学/膵臓/mRNA/生体防御/RNA/がん細胞/タンパク質発現/メチル化/抗原/長鎖非コードRNA/非コードRNA/遺伝子/遺伝子発現/抗体/糖尿病/免疫組織化学
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発表日:2026年1月8日
10
北海道太平洋沿岸地域で繰り返してきた多様な津波千島海溝南部で発生した2つの超巨大地震の断層モデルを構築
国立研究開発法人産業技術総合研究所(以下「産総研」という)活断層・火山研究部門 伊尾木 圭衣 主任研究員、澤井 祐紀 研究グループ長らと、国立大学法人弘前大学大学院理工学研究科 岡田 里奈 助教は共同で、津波堆積物の調査および津波の浸水シミュレーションによって、北海道沖で17世紀と13~14世紀に発生した超巨大地震の破壊領域とすべり量を推定しました。北海道沖の千島海溝南部では、十勝沖や根室沖におけるマグニチュード8クラスの地震が繰り返し発生しているほか、これらが連動して起こる超巨大地震も繰り返し発生してきました。後者のような超巨大地震の痕跡は、津波堆積物として北海道の太平洋沿岸地域...
キーワード:防災対策/放射性炭素年代測定/活断層/津波堆積物/プレート境界/火山灰/巨大地震/堆積物/地質学/地震活動/数値シミュレーション/数値計算/年代測定/放射性炭素/放射性炭素年代/東北地方太平洋沖地震/シミュレーション/大地震/津波/東北地方/調査研究
他の関係分野:複合領域環境学工学農学医歯薬学
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発表日:2025年12月11日
11
“食べやすい”虫こぶの記憶が、“食べにくい”虫こぶを救う
― 捕食者の学習による行動変化が創出する生態的ニッチ ―
弘前大学農学生命科学部、京都大学生態学研究センター、広島修道大学人間環境学部、東京大学大学院農学生命科学研究科の共同研究チームは、虫こぶ(植物にできるこぶ状の構造)の捕食者に対する防御機能が、捕食者であるヒメネズミ(以下、ネズミ)の学習行動に依存して発揮されることを明らかにしました。研究チームは、ネズミが「食べやすい虫こぶ」を経験的に学習すると、「食べにくい複雑な構造の虫こぶ」を避けるようになることを発見しました(図1)。つまり、ネズミが食べやすい虫こぶに関する記憶を形成することで、複雑な構造をもつ虫こぶを避けるようになり、虫こぶの構造が捕食回避の仕組みとして機能するようになること...
キーワード:行動実験/学習効果/学習行動/内部構造/アブラムシ/種分化/生物群集/室内実験/哺乳類/生態系/生物間相互作用/比較研究/生態学/生物多様性/ニッチ/認知能力
他の関係分野:情報学複合領域生物学工学農学医歯薬学
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発表日:2025年12月8日
12
医学部附属病院の袴田健一病院長らがイタリアのカターニア大学病院を訪問
2025(令和7)年11月25日(火)、弘前大学医学部附属病院の袴田 健一病院長、医学研究科長・医学部長の石橋 恭之研究科長、学長特別補佐の柏倉 幾郎教授、保健学研究科の細田 正洋教授らが、イタリアのカターニア大学病院を訪問しました。一行はカターニア大学病院長らと会談し、これまでの交流の成果を確認するとともに、今後の研究協力や人材交流のさらなる発展について意見交換を行いました。会談では、石橋研究科長が弘前大学の「J-PEAKS」事業に関する取り組みが紹介され、国際共同研究や人材交流の強化について両大学で協力して進めていくことが共有されました。会談後には、病院内の各診療科や教...
キーワード:火山灰/火山活動/現地調査/救急医療/医師
他の関係分野:工学医歯薬学
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発表日:2025年12月6日
13
プラナリアの無性生殖から有性生殖への転換に必須な遺伝子を発見
本件のポイントプラナリアの有性個体には無性個体を有性状態に誘導することのできる有性化因子が含まれている。有性化因子の投与で引き起こされる有性化過程には、有性化因子の投与がなくても有性状態を維持できるようになる特異点「有性化回避不能点」が存在している。有性化因子の投与で発現変動する遺伝子ライブラリを用いたトランスクリプトーム解析とRNAi法による遺伝子ノックダウン解析により、3つの有性化必須遺伝子(核内受容体をコードする遺伝子Dr-nhr-1、転写因子をコードする遺伝子Dr-dmd-1、Dr-klf4l)が同定された。3つの有性化必須遺伝子のノ...
キーワード:特異点/クローン/プラナリア/生殖/無性生殖/ダイナミクス/哺乳類/イネ/有性生殖/生殖細胞/精巣/mRNA/RNA/RNAi/イミン/トランスクリプトーム/核内受容体/受容体/生理活性/生理活性物質/転写因子/分化誘導/遺伝子/遺伝子発現
他の関係分野:生物学工学農学医歯薬学
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発表日:2025年11月26日
14
「弘前大学J-PEAKSサイトビジット」が実施されました
2025(令和7)年11月10日(月)に、「弘前大学J-PEAKSサイトビジット」が実施されました。本サイトビジットは、J-PEAKS事業の伴走支援チームが意見交換や施設視察をとおして、事業の進捗状況や課題を把握することを目的としたものです。当日は、伴走支援チームからは本学の担当サポーターである加納敏行先生(大阪大学NECブレインインスパイヤードコンピューティング協働研究所 大学院情報科学研究科 副所長・教授、日本電気株式会社グローバルイノベーション ビジネスユニットグローバルイノベーション戦略統括部 上席技術主幹)と次席サポーターである須藤亮先生(日本工学会 会長)、J-PEAKS...
キーワード:コンピューティング/インテリジェンス/ブレイン
他の関係分野:情報学
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発表日:2025年11月25日
15
抗精神病薬の副作用である遅発性ジスキネジアの発症機序の解明
本件のポイント遅発性ジスキネジアは、抗精神病薬1を長期間使用した患者に生じる難治な副作用で、口や舌、手足が自分の意思に反して動いてしまう不随意運動を特徴とします。一度発症すると薬を中止しても長く持続し、患者の生活の質を著しく損ないます。弘前大学大学院医学研究科脳神経内科学講座(引地浩基助手、西嶌春生講師、冨山誠彦教授ら)および同脳神経病理学講座(森文秋准教授ら)の研究グループは、モデルラットを用い、大脳基底核2の神経細胞に生じる形態変化を電子顕微鏡と免疫染色を駆使して解析し、遅発性ジスキネジアの新しい発症メカ...
キーワード:超微細構造/運動制御/自動車/電子顕微鏡/微細構造/たんぱく/神経活動/大脳/形態変化/神経内科学/双極性障害/統合失調症/大脳基底核/病理/病理学/免疫染色/筋肉/神経伝達物質/病態モデル/病態解明/GABA/ラット/抗精神病薬/受容体/神経回路/神経細胞/副作用/抗体/神経疾患/生活の質/精神疾患
他の関係分野:工学総合生物農学医歯薬学
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発表日:2025年11月18日
16
生命維持のために細胞社会の秩序を守る新たな仕組みを解明 不要な細胞を排除する“力”と“カルシウム”の濃度上昇が連携プレーしていた
~細胞の「死」をきっかけに生まれる力学的カルシウム波の仕組みを発見~
奈良先端科学技術大学院大学(学長:塩﨑 一裕)先端科学技術研究科 バイオサイエンス領域の松井 貴輝准教授(生命科学研究基盤センター、メディルクス研究センター)、別所 康全教授(生命科学研究 基盤センター)、物質創成科学領域の山田 壮平特任助教(現:弘前大学大学院理工学研究科・助教)、安國 良平助教(現:大阪工業大学工学部・准教授)、細川 陽一郎教授(メディルクス研究センター)、および、京都大学医学研究科の藤田 恭之教授による共同研究グループは、細胞が互いに力を伝え合いながら不要な細胞を排除して秩序を保つ新しい仕組みを発見しました。私たちの体の表面を覆う上皮組織では、古くなったり傷つ...
キーワード:パルス/胚発生/パルスレーザー/超短パルス/センサー/フェムト秒/フェムト秒レーザー/レーザー/カルシウムイオン/一細胞/生体内/超短パルスレーザー/細胞応答/リン酸/カルシウムチャネル/Ca2+/細胞間コミュニケーション/IP3受容体/カルシウムシグナル/細胞膜/小型魚類/発生生物学/細胞運動/受精/浸潤/メカノセンサー/再生医学/組織再生/Rac/TRPチャネル/アクチン/アポトーシス/カルシウム/がん細胞/モデル動物/遺伝子発現制御/再生医療/細胞死/受容体/小胞体/発現制御/コミュニケーション/遺伝子/遺伝子発現/創傷治癒/老化
他の関係分野:生物学工学総合生物農学医歯薬学
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発表日:2025年11月13日
17
弘前大学と雪印メグミルクの共同研究講座「ミルク栄養学研究講座」
―健康ビッグデータ解析により牛乳・乳製品を摂取している人は腸内細菌や脂質マーカーに特徴があることが示されました
弘前大学(学長:福田眞作、以下「弘前大学」)と、雪印メグミルク株式会社(代表取締役社長:佐藤雅俊、本社:東京都新宿区、以下「雪印メグミルク」)の共同研究講座『ミルク栄養学研究講座(英語表記:Department of Precision Nutrition for Dairy Foods)』を2023(令和5)年より実施しています。今回、青森県弘前市岩木地区住民を対象に、牛乳を含む牛乳・乳製品の摂取量と腸内菌叢および脂質異常症マーカーに関して研究した結果、牛乳・乳製品を摂取している人は腸内菌叢や脂質異常症マーカーに特徴があることが示されました。本研究成果は、栄養学研究に関する国際学...
キーワード:健康増進/データ解析/細菌/脂質/脂質異常症/腸内細菌
他の関係分野:複合領域医歯薬学
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発表日:2025年11月13日
18
1935年商工省工芸展出品作と同手の津軽塗盆を発見
―戦前期の津軽塗の実像を示す貴重な資料―
発表のポイント弘前大学教育学部附属次世代ウェルビーイング研究センターの髙橋憲人助教は、昭和初期に津軽塗問屋の最大手であった齋藤漆器店が、1935年(昭和10年)の第22回商工省工芸展覧会に出品した「珈琲盆」と同手と考えられる津軽塗製品を新たに発見しました。本件の概要齋藤漆器店(のちに齋熊漆器店→さいくま)は、研師の家に生まれた初代齋藤熊五郎(1856–1919)が1890(明治23)年に創業した紀州漆器の卸売を前身とし、弘前市百石町36に店舗を構えた津軽塗問屋の最大手です。二代目齋藤熊五郎(1889–1934)の時代には、名工と呼ばれた津軽塗...
キーワード:インターネット/オークション/幾何学
他の関係分野:情報学
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発表日:2025年11月10日
19
銅酸化物の高温超伝導体で特殊な電子状態「ノード金属」を発見
―三層構造が高い超伝導を実現する仕組みの解明へ―
広島大学放射光科学研究所准教授の出田 真一郎、同大学技術専門職員の有田 将司、京都大学大学院人間・環境学研究科教授の吉田 鉄平、東京大学大学院理学系研究科名誉教授の藤森 淳、内田 慎一、同大学低温科学研究センター助教の藤井 武則、弘前大学大学院理工学研究科教授の渡辺 孝夫(研究当時)、同大学博士課程学生の足立 伸太郎(研究当時、現職京都先端科学大学工学部講師)、自然科学研究機構分子科学研究所/総合研究大学院大学准教授の田中 清尚、産業技術総合研究所主任研究員の石田 茂之、東北大学大学院工学研究科助教の野地 尚(研究当時)らと、台湾国立清華大学、米国スタンフォード大学の国際共同研究チームは、銅...
キーワード:フェルミ面/モット絶縁体/液体ヘリウム/角度分解光電子分光/近接効果/光電子分光/高温超伝導体/対称性/超伝導ギャップ/超伝導体/銅酸化物/銅酸化物高温超伝導体/物性物理/ヘリウム/放射光/超伝導/光電子分光法/アニール/物質設計/電子分光/エネルギー貯蔵/キャリア/高温超伝導/酸化物高温超伝導体/絶縁体/ケーブル/紫外線/電気抵抗/電子構造/電子状態/アルミニウム/モーター/リニアモーター/レーザー/酸化物/分解能/量子力学/結晶構造/層構造/高分解能
他の関係分野:化学総合理工工学農学医歯薬学
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発表日:2025年11月8日
20
HIROMAGA更新!【先生インタビューvol.31】佐藤 剛准教授
弘前大学がもっとわかるウェブマガジン『HIROMAGA(ヒロマガ)』。弘前大学で幅広い分野で研究活動を行っている先生たちを、様々な角度から掘り下げてご紹介する『先生インタビュー』を更新しました。第31回目に登場するのは、教育学部佐藤 剛(さとう つよし)准教授 です。外国語学習...
キーワード:データ収集
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発表日:2025年10月28日
21
Staple核酸を用いた新規核酸医薬技術「RNAハッキング」を開発
―mRNAの立体構造制御により高精度な遺伝子発現抑制を実現―
発表のポイント日本発の独自機序:従来のRNAiやアンチセンス核酸と異なり、生体内酵素に依存せずRNA構造そのものを改変して薬効を発揮。高い標的選択性:薬効発揮に配列選択的結合とrG4構造誘導の二つの要件が必要であるため、オフターゲット由来の副作用リスクを大幅に低減。人工核酸化が容易:薬効を落とさず完全非天然核酸化できるので、高い体内安定性と薬効持続性を両立。概要説明熊本大学、弘前大学、名古屋大学、神戸薬科大学および㈱StapleBioを中心とする共同研究グループは、標的mRNAを高精度に認識・結合するStaple...
キーワード:最適化/持続性/結び目/人工核酸/タンパク質合成/遺伝性疾患/選択性/熱力学/構造制御/リボソーム/生体内/タンパク質翻訳/アンチセンス/心肥大/AAV/酵素反応/心筋/臨床応用/mRNA/心機能/心臓/大動脈/in vitro/RNA/RNAi/RNA干渉/RNA分解/アンチセンス核酸/タンパク質発現/マウス/ラット/核酸医薬/高次構造/創薬/副作用/立体構造/遺伝子/遺伝子発現/線維化
他の関係分野:情報学複合領域化学生物学工学総合生物農学医歯薬学
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発表日:2025年10月16日
22
弘前大学・理工学研究科教員および大学院生が宇宙物理学における『重要課題』解決の手がかりを提案
Journal of Cosmology and Astroparticle Physics(略称JCAP)は、当該分野において高い評価を受ける(インパクトファクター値が5.9)査読付き雑誌です。今回、弘前大学・理工学研究科の浅田 秀樹教授(宇宙物理学研究センター長)らの研究グループの成果(論文の筆頭著者が本学大学院生)がJCAPに掲載されました(欧州中央時間、2025年10月15日)。さらに、JCAP編集部が当該論文を掲載論文のうちでも重要なものとして選出し、プレスリリース(英文)が世界のメディア向けに発信されます。本研究成果と先行研究との決定的な違いは、新しい観測可能性を提案し...
キーワード:パルサー/ブラックホール/一般相対性理論/宇宙物理学/巨大ブラックホール/恒星/重力波/連星
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発表日:2025年10月15日
23
安全で効果的な新しいナノ粒子ワクチンを開発
これまで、タンパク質ナノ粒子を用いたワクチンは強力な免疫効果(注4)が期待される一方で、ナノ粒子自体への免疫反応による副反応が課題でした。今回、弘前大学を中心とする研究グループは、国内で定期接種されている日本脳炎ワクチンをナノ粒子キャリア (=土台) として利用し、この土台に新型コロナウイルスの抗原(注5)を結合させた新しいナノ粒子ワクチンを開発しました。マウス実験では少量の抗原でも抗体や細胞性免疫が強く誘導され、複数の変異株(注6)にも有効性を示しました。日本脳炎ワクチンは国内で定期接種されており(注7)...
キーワード:デルタ/多面体/自己集合/キャリア/熱力学/ナノメートル/ナノ粒子/添加剤/微粒子/変異株/微生物/病原体/免疫系/細胞性免疫/アジュバント/ベクター/細胞傷害性T細胞(CTL)/予防接種/mRNA/リンパ球/新型コロナウイルス/粘膜免疫/RNA/Th1/T細胞/インフルエンザ/インフルエンザウイルス/ウイルスベクター/がん細胞/マウス/ラット/血液/抗原/免疫細胞/ウイルス/ワクチン/遺伝子/感染症/抗体/細菌/脂質/小児/分子生物学
他の関係分野:複合領域化学工学農学医歯薬学
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発表日:2025年10月8日
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J-PEAKS伴走支援個別打合せを実施
2025(令和7)年10月6日(月)、日本電気株式会社グローバルイノベーション戦略統括部 上席技術主幹/大阪大学大学院情報科学研究科 NECブレインインスパイヤードコンピューティング協働研究所 副所長・教授 加納 敏行先生らが来学しJ-PEAKS伴走支援個別打合せを行いました。加納先生らは、福田 眞作学長からの挨拶に続いて、副学長(Well-being戦略担当)・教授/グローバルWell-being総合研究所 副所長/健康未来イノベーション研究機構長 村下 公一先生から、J-PEAKSにおけるグローバルWell-being研究戦略を中心とした説明を受け、その後活発な意見交換が行われま...
キーワード:コンピューティング/ブレイン/毛細血管/内臓脂肪/骨密度/体組成/血圧
他の関係分野:情報学医歯薬学
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発表日:2025年10月7日
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「ひろだい探偵団」第42回:西山 尚登 助教 陸奥新報掲載!
弘前大学研究・イノベーション推進機構では、2021(令和3)年5月31日から、陸奥新報紙面にて「ひろだい探偵団」の連載を開始しました。「ひろだい探偵団」とは、小中高生の皆さんが、毎日の暮らしの中で疑問に思う 『なして?』 を科学で解明するとともに、弘前大学のユニークな研究を紹介しております。紙面掲載後は特設サイトでも研究の内容を紹介します。※「なして?」とは津軽弁で「なぜ?」「どうして?」という意味です。...
キーワード:太陽/太陽光
他の関係分野:総合理工
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発表日:2025年9月11日
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自然と暮らしを守る次世代の防災手法「Eco-DRR」、ネパールでの効果を明らかに
本件のポイントネパールで 1991–2007年に実施された国際協力事業団(当時)(JICA)の治水砂防技術協力プロジェクトでは、竹や樹木の植栽、石を詰めたかご(蛇籠)の設置など、現地材料を活用した簡易な砂防工法が導入されました。これらの工法は、低コストで住民参加で実施可能なものでしたが、生態系を活用した防災・減災(Eco-DRR※1)の一例であり、土砂災害の被害を抑える効果が期待されています。本研究では、施工後約20年を経た現場を調査し、過去の施工地における長期的な有効性、構造的健全性、社会経済的効果や地域への貢献を明ら...
キーワード:防災対策/レジリエンス/災害リスク/脆弱性/モンスーン/気候変動/堆積物/ヒマラヤ/持続可能/地域環境/地域資源/コンクリート/コンクリート構造/コンクリート構造物/現地調査/住民参加/資源循環/耐久性/防災・減災/環境保全/生態系/土砂災害/土壌/土石流/生物多様性/社会構造
他の関係分野:複合領域環境学生物学工学農学医歯薬学
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発表日:2025年8月30日
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ガラスは温度の上下を繰り返すと若返る?
―電子状態の変化―
島根大学材料エネルギー学部の細川 伸也研究員、小林 健太郎研究員、尾原 幸治教授は、広島大学、弘前大学、高エネルギー加速器研究機構、および東北大学の研究者と協力して、金属ガラスを対象として、液体窒素温度(およそ摂氏マイナス196度)と室温の間を繰り返し上下させることによる若返り効果によって、ガラスの電子状態が大きく変化することを、放射光を用いて明らかにしました。放射光を用いると、物質中に詰まった電子や空いている電子の状態を、元素やその電子軌道(注4)を区別して観測できます。研究に用いた金属ガラスは重い希土類元素のガドリニウム(Gd)と軽い遷移金...
キーワード:測定誤差/金属元素/光エネルギー/CsI/X線吸収分光/パルス/過冷却液体/原子核/光電子分光/高エネルギー/イオン化/ガドリニウム/ガラス転移/加速器/希土類元素/軟X線/放射光/スペクトル/検出器/磁場/赤外線/分光器/光イオン化/光電子スペクトル/光電子分光法/波動関数/発光スペクトル/吸収スペクトル/過冷却/電子分光/融点/遷移金属/回折格子/状態密度/発光分光/分光測定/紫外線/秩序構造/希土類/金属ガラス/原子配列/電子構造/電子状態/コバルト/スピン/ひずみ/液体金属/希土類金属/極低温/金属材料/電磁波/熱膨張/分解能/ガラス状態/若返り/アルコール/老化
他の関係分野:情報学環境学化学工学総合生物医歯薬学
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発表日:2025年8月24日
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アジア地域初!陸域生態系による CO₂吸収動態を明らかにする 大規模基盤データセット「JapanFlux2024」を構築
森林や水田、湖沼などの陸域生態系が、二酸化炭素(CO₂)などの温室効果ガスをどの程度吸収・放出しているかを把握することは、地球温暖化対策に必要不可欠です。欧米諸国では、各地の観測拠点で得られたデータに基づき、陸域生態系のCO₂吸収量の長期的な変化を記録したオープンデータセットの整備が進んでいる一方、アジア地域では包括的なデータセットは整備されていませんでした。 大阪公立大学大学院農学研究科の植山 雅仁 准教授、髙尾 勇太 大学院生(博士前期課程2年)と、千葉大学の市井 和仁 教授、国立極地研究所の矢吹 裕伯 特任教授、東京大学の日浦 勉 教授、熊谷 朝臣 教授、村岡 裕由 教授、信...
キーワード:オープンデータ/季節変化/極域/極地/陸域生態系/温室効果ガス/湖沼/地球温暖化/リアルタイムモニタリング/温室効果/観測手法/気候変動/経年変動/衛星/衛星観測/光合成/CO2排出量/蒸発散/カーボン/モニタリング/人工衛星/地球温暖化対策/二酸化炭素/二酸化炭素/水田/農地/シベリア/生態系/衛星データ/温暖化/予測モデル
他の関係分野:情報学複合領域環境学生物学工学農学医歯薬学
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発表日:2025年8月9日
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2025(令和7)年3月にミャンマーで発生した地震の研究成果について
発表のポイント弘前大学大学院理工学研究科の平野 史朗助教・道家 涼介准教授・および前田 拓人教授のグループは、2025(令和7)年3月28日にミャンマーで発生したマグニチュード7.7の地震を受け、その震源断層における破壊と滑りの様子を解析しました。この地震については、断層が破壊する瞬間の動画が、偶然にも現地企業により世界で初めて撮影・公開されており、これを活用した他、地震波形や人工衛星画像の解析、およびコンピュータシミュレーションも併せて実施しました。その結果、同地震の断層破壊の拡がりが、極端な高速度と典型的な速度の間で変化したことを発見しました。破...
キーワード:ソーシャルネットワークサービス(SNS)/地質学/地震学/地震波/衛星/地球環境/シミュレーション/人工衛星/地震動/衛星画像/コミュニティ
他の関係分野:情報学工学農学医歯薬学
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発表日:2025年7月30日
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弘前ねぷた位置情報発信社会実証実験2025
弘前大学大学院理工学研究科の丹波 澄雄 客員研究員らによる、弘前ねぷた位置情報発信システムの実証実験を、昨年度に続き2025年度も実施します。本システムは、すべての参加ねぷたにGNSS(全球測位衛星システム)機器を搭載し、各ねぷたの現在位置をWeb上でリアルタイムに表示するもので、運行状況の可視化と円滑なまつり運営に寄与することを目的としています。弘前ねぷた位置情報発信システムとは?弘前の夏まつりである弘前ねぷたまつりでは、毎年延200台以上のねぷた山車が運行されます。しかし、各ねぷたの運行スケジュールは当日の運行直前まで確定しないため、出発時刻が不...
キーワード:通信品質/通信方式/位置情報/システム開発/情報発信/GNSS/衛星/まちづくり/市民参加/実証実験/情報公開/コミュニティ/スマートフォン
他の関係分野:情報学複合領域工学農学医歯薬学
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発表日:2025年7月29日
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福島県立福島高等学校が被ばく医療総合研究所で研修を受けました
2025(令和7)年7月22日と23日の2日間、福島県立福島高等学校の1年生から3年生7名が被ばく医療総合研究所を訪問しました。福島高等学校は文部科学省よりスーパーサイエンスハイスクールの指定を受け、その活動の一環として福島県内で環境ストレス因子であるラドンに関する調査を行っています。被ばく医療総合研究所は2023年より同校の活動を支援しており、2024年にはその成果が国内外の学術講演会などで発信されました。今回の訪問では、ラドン調査に用いられている測定機器の原理を学ぶとともに、福島高等学校が実際に使用した測定機器を処理してラドン濃度の評価を行いました。...
キーワード:ラドン/環境ストレス/ストレス
他の関係分野:農学医歯薬学
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発表日:2025年7月24日
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「トポロジー」と「対称性の破れ」の交差点
―鉄系超伝導体における新たな量子状態の発見―
発表のポイント鉄系超伝導体 FeSe1-xTexの一部組成において、超伝導転移とともにバルクで自発的な磁場が発生し、時間反転対称性の破れを伴う超伝導状態が実現することを明らかにしました。FeSe1-xTexはトポロジカル表面状態を持つことが知られており、時間反転対称性の破れた超伝導がトポロジカルな電子構造と共存することが直接示されたのは本研究が初めてです。本結果は、磁性トポロジカル絶縁体と相対する超伝導体を発見したものであり、今まで考えられていなかった新たなトポロジカル超伝導状態の可能性を示...
キーワード:コンピューティング/量子計算/トポロジー/トポロジカル絶縁体/トポロジカル相/トポロジカル超伝導/マヨラナ粒子/幾何学/時間反転対称性/準粒子/対称性/超伝導体/鉄系超伝導/鉄系超伝導体/反強磁性/表面状態/表面電子状態/物性物理/量子コンピュータ/量子化/量子情報/ミュオン/素粒子/磁場/超伝導/液晶/量子ビット/トポロジカル/トポロジカル物質/量子液晶/対称性の破れ/スピン緩和/強磁性/絶縁体/量子コンピューティング/単結晶/電気抵抗/電子構造/電子状態/スピン/スピントロニクス/微細構造
他の関係分野:情報学化学総合理工工学
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発表日:2025年7月23日
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「色の変化」で目に見えない有害物質の存在を知らせる金属材料を開発
– 3d遷移金属錯体で検出できる物質の拡大に期待 –
弘前大学大学院理工学研究科の村上 辰成 大学院生(博士後期課程2年生)、太田 俊 准教授、岡﨑 雅明 教授、京都大学大学院工学研究科の増野 敦信 特定教授らの共同研究グループは、揮発性有機化合物(VOC)を検出する新たなメカニズムを発見しました。VOCは、常温常圧で揮発性注1を有し、大気中へと放出されやすい有機化合物の総称です。VOCの多くは、健康被害や大気汚染を引き起こすため、高価な分析機器を用いずにVOCを検出できる材料が求められています。そのような材料として、化合物の蒸気に応答して可逆的に色が変化する性質(ベイポクロミズム)を示す3d遷移金属錯体...
キーワード:揮発性有機化合物/高エネルギー/量子化/XAFS/加速器/スペクトル/量子化学/量子化学計算/アニオン/カルベン/ヘテロ環/吸収スペクトル/金属錯体/X線結晶構造解析/結晶構造解析/遷移金属錯体/X線吸収微細構造/遷移金属/塩化物イオン/有害物質/電子状態/シミュレーション/センシング/メタン/金属材料/第一原理/第一原理計算/微細構造/量子力学/X線結晶構造/結晶構造/大気汚染/カチオン/配位子
他の関係分野:環境学化学生物学総合理工工学農学医歯薬学
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発表日:2025年7月15日
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弘前大学と森永製菓株式会社が共同研究講座「ウェルネスフードイノベーション講座(おいしくたのしくすこやかに研究)」開設式を開催
弘前大学と森永製菓株式会社は、2025(令和7)年5月1日付で、共同研究講座『ウェルネスフードイノベーション講座(おいしくたのしくすこやかに研究)(英語表記:Department of Wellness Food Innovation)』を設置し、7月14日に弘前大学において開設式を執り行いました。...
キーワード:健康増進/データ解析/食生活
他の関係分野:複合領域医歯薬学
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発表日:2025年6月24日
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新規膵星細胞亜集団を介した糖尿病による膵導管がんの進展機序解明について
本件のポイント弘前大学大学院医学研究科分子病態病理学講座/消化器外科学講座(原 裕太郎 助教、水上 浩哉 教授、袴田 健一 教授)を中心とする医学部研究グループは、モデルマウスとシングルセルRNAシークエンス技術1を用いて糖尿病による膵導管がんの新規進展機序を解明しました。膵導管がんは最も予後が悪いがんのひとつです。5年生存率はいまだ9.9%です。そのため治療につながる新規病態の解明は必須となっております。糖尿病は膵導管がんの発症、進展、予後悪化因子である事が知られております。本研究において2型糖尿病は、マウス膵臓におい...
キーワード:太陽/悪性化/筋細胞/神経生理学/シークエンス/筋線維芽細胞/新規治療法/平滑筋/がん免疫/マウスモデル/治療標的/浸潤/微小環境/病理/病理学/膵臓/リンパ球/医療経済/筋線維/モデルマウス/血管形成/線維芽細胞/RNA/RNAシークエンス/がん細胞/ケモカイン/コラーゲン/ファージ/マウス/マクロファージ/生理活性/生理活性物質/免疫細胞/2型糖尿病/がん患者/遺伝子/抗がん剤/生活の質/生理学/早期発見/糖尿病
他の関係分野:生物学総合生物医歯薬学
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発表日:2025年6月4日
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弘前大学、青森県・防災科学技術研究所との包括的連携協力協定を締結
弘前大学は、2025(令和7)年5月30日(金)に、積雪寒冷地域における気候変動下の防災・減災に関する研究をはじめとする自然災害全般に対する地域レジリエンスの向上を目指す研究及び活動を推進し、雪国の特徴を活かした持続可能な社会の実現に資することを目的として、青森県・防災科学技術研究所と、包括的連携協力に関する協定を締結しました。締結にあたり、福田 眞作 学長から、「今冬の豪雪災害のように、自然災害に対する地域の総合的な備えの重要性が一層高まっている。今冬は雪氷災害調査を防災科学技術研究所と共同で実施し、青森県とも情報共有を開始した。地域との実践的な連携をさらに深め、学生にとっても地域...
キーワード:レジリエンス/自然災害/気候変動/持続可能/防災・減災
他の関係分野:複合領域環境学工学
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発表日:2025年5月30日
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増子文部科学審議官が弘前大学COI-NEXT拠点を視察
5月27日(火)、文部科学省 増子文部科学審議官がJ-PEAKSの視察に伴い、弘前大学COI-NEXT拠点を視察しました。文部科学省文部科学審議官 増子 宏氏は、福田 眞作学長からの概要説明に続いて、副学長(Well-being戦略担当)・教授/健康未来イノベーション研究機構長 村下 公一先生から、J-PEAKSにおけるグローバルWell-being研究戦略および本学COI-NEXTの取組、特にビッグデータ解析の成果や産学官民連携の状況について説明を受け、その後活発な意見交換が行われました。引き続いて、健康未来イノベーションセンター内の参画企業の研究者が駐在するオープン・ラ...
キーワード:データ解析/地域振興/毛細血管/内臓脂肪/骨密度/体組成
他の関係分野:農学医歯薬学
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発表日:2025年5月14日
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ヘリウム同位体比から地下のマグマの位置を知る
-地下水の溶存ガスを用いた新たな火山の監視・観測手法の構築
発表のポイント火山周辺で発生する低周波地震は、地下のマグマやそこから分離した流体によって引き起こされている可能性が指摘されている。その震源域の地下水に含まれるヘリウム同位体比は、低周波地震の分布や深度と良い相関があることから、マグマや流体の場所を知るための地球化学的な指標となり得る。これまで実施している地震観測や地殻変動観測に、地下水の観測を加えることによって、地球物理の目と地球化学の目による新たな火山のモニタリング手法を提案する。本件の概要弘前大学大学院理工学研究科の 梅田 浩司 教授、前田 拓人 教授、東京大...
キーワード:ヘリウム/ヘリウム同位体比/マグマ/マントル/安定同位体/観測手法/地殻変動/地球化学/地球内部/低周波地震/同位体/同位体比/ウラン/モニタリング/地震観測
他の関係分野:工学
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発表日:2025年4月24日
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「リチウム資源採取・回収技術シンポジウム2025」を開催しました
弘前大学は、2025(令和7)年4月18日(金)、弘前大学創立50周年記念会館みちのくホールにおいて、「リチウム資源採取・回収技術シンポジウム2025」を開催しました。本シンポジウムは、弘前大学リチウムコア技術開発センターの設立を契機として、本学の研究成果を広く情報発信するとともに、経済安全保障の観点から特定重要物資・重要鉱物であるリチウム資源の安定確保に向けて、最新の研究動向や課題について共有する場として企画されたものです。本シンポジウムは、対面及びオンラインのハイブリッドで開催し、産官学の関係者、教職員・学生ら約300名が参加しました。最初の基調講演では、本学の佐々木 一哉 教授...
キーワード:サプライチェーン/情報発信/蓄電池/持続可能/電池/リチウム/自動車
他の関係分野:複合領域工学
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発表日:2025年3月26日
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HIROMAGA更新!【最先端研究紹介シリーズvol.23】石田 祐宣 准教授
弘前大学がもっとわかるウェブマガジン『HIROMAGA(ヒロマガ)』。本日、弘前大学の「知らなかった!」をご紹介する『大学紹介』を更新しました。弘前大学で取り組まれている研究の中から、特にイノベーティブ(革新的)な研究をご紹介する「最先端研究紹介シリーズ」。第23回目のテーマは「環...
キーワード:産学連携/異常気象/気候変動/地球環境
他の関係分野:複合領域工学
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発表日:2025年3月21日
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複数データを統合することで少量データでも高精度に 因果関係を導出するAI技術を開発
弘前大学(学長:福田眞作)、京都大学(総長:湊長博)、富士通株式会社(代表取締役社長:時田隆仁)は、このほど、弘前大学、京都大学が開発した、青森県弘前市岩木地区の住民の20年にわたる約3,000項目もの健診結果のビッグデータを統合管理する弘前健診因果ネットワークを富士通が活用することを可能にするライセンス契約を締結しました。この弘前健診因果ネットワークと、富士通がAIサービスのコア技術として開発した因果意思決定支援技術を組み合わせることで、限られたデータでも健康医療領域の因果関係を導出することができるようになりました。富士通は、因果意思決定支援技術を弘前健診因果ネットワークと組み合わせて試す...
キーワード:AI/情報学/人工知能(AI)/産学連携/因果関係
他の関係分野:情報学複合領域
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発表日:2025年2月28日
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HIROMAGA更新!【研究室探訪シリーズvol.22】理工学部 代数学研究室(川﨑 菜穂 助教)
弘前大学には5学部8研究科の多種多様な研究室があります。「研究室探訪」シリーズでは、個性豊かな研究室をHIROMAGAと動画でご紹介!どんな先生がいて、どんな研究・教育が行われているのか、先生と研究室に所属する弘大生に教えてもらいましょう!第22回は理工学部 代数学研究室(川﨑 菜穂 助教)です!弘前大学公式ウェブマガジン「HIROMAGA」研究室探訪vol.22 理工学部 代数学研究室(...
キーワード:産学連携/代数学
他の関係分野:複合領域
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発表日:2025年2月26日
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HIROMAGA更新!【最先端研究紹介シリーズvol.21】若狭 幸 准教授
弘前大学がもっとわかるウェブマガジン『HIROMAGA(ヒロマガ)』。本日、弘前大学の「知らなかった!」をご紹介する『大学紹介』を更新しました。弘前大学で取り組まれている研究の中から、特にイノベーティブ(革新的)な研究をご紹介する「最先端研究紹介シリーズ」。第21回目のテーマは「再...
キーワード:産学連携/再生可能エネルギー/地質学/年代測定/原子力/新エネルギー
他の関係分野:複合領域環境学工学