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琉球大学 研究Discovery Saga
研究期間:2026年 に発表された研究一覧:26
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発表日:2026年5月29日 この記事は2026年6月12日号以降に掲載されます。
1
ゲノムから探るアカハライモリの多様化プロセス
~交雑が新たな遺伝グループの形成に関与していることを明らかに~
この記事は2026年6月12日号以降に掲載されます。
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発表日:2026年5月22日
2
青森県が生産量1位のカシスに含まれる多糖類による 免疫賦活作用が明らかに
【背景と経緯】 カシスは青森県が日本一の生産量を誇る果実です。またカシスに特徴的な成分であるアントシアニンが含まれており、抗酸化作用やフィトエストロゲン作用などの機能性が報告されています。更にカシスに含まれる多糖類には、抗腫瘍活性や抗アレルギー作用が報告されています。特に抗アレルギー作用についてはアトピー性皮膚炎の症状軽減や、ヒト試験における花粉症に伴う鼻粘膜の炎症緩和作用などが報告されています。このようにカシスの多糖類による免疫調節作用が報告されていますが、どのような種類の多糖類が活性に寄与しているかについては未解明でした。そこでカシスの多糖類の詳細な分析をおこない、活性を示す成...
キーワード:免疫機能/高分子/持続可能/持続可能な開発/免疫調節/機能性/機能性食品/デンプン/花粉/アントシアニン/セルロース/多糖類/生物資源/インターロイキン/アトピー性皮膚炎/エストロゲン/がん細胞/ファージ/マウス/マクロファージ/抗酸化/抗酸化作用/培養細胞/アレルギー/ウイルス/細菌
他の関係分野:複合領域化学工学総合生物農学
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発表日:2026年5月22日
3
深い海へ、つながりがあるサンゴとないサンゴがいる
――見た目では分からない3つの系統で違っていた――
◆琉球列島の浅場〜深場のトゲサンゴ種群389個体のゲノムを解析した結果、外見は同じように見えるものに3つの隠蔽系統が存在し、系統ごとに深浅方向や水平方向で遺伝的な類似度が異なることが明らかになりました。◆遺伝的分化は水平距離だけでなく深さの差でも進み、深さ30mの差は浅場どうしで水平方向に約16〜32km離れた集団に相当する違いを生むことが明らかになりました。◆深場は一部の浅場サンゴの “避難所”になる一方、その効果は系統で異なり、隠蔽系統の違いに加え、浅場か深場かという二分だけでなく中間地帯も加味した生息地の保全が重要であることを示しました。...
キーワード:類似度/持続性/海洋/気候変動/クローン/個体群/生殖/無性生殖/持続可能/持続可能な開発/海洋生物/生態系/サンゴ礁/遺伝的多様性/温暖化/生物多様性/ゲノムワイド/SNP/ゲノム/遺伝子/一塩基多型
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発表日:2026年5月21日
4
窒素負荷に対する塩淡水境界での自然浄化能力の定量評価
― 沖縄県多良間島の淡水レンズ調査から明らかになった新知見 ―
硝酸性窒素による地下水汚染や海洋への窒素流出は、飲料水の安全性や生態系に深刻な影響を与える世界的な課題です。自然界の流域では、硝酸性窒素が土壌や帯水層内の微生物の働きによって窒素ガスへと還元され、大気中に戻る「脱窒」と呼ばれる現象が生じます。しかし、このような自然浄化作用の量的評価は、世界的にもほとんど行われてきませんでした。この実態把握の遅れは、地域課題の正確な理解と効果的な対策立案の大きな障害となっています。 熊本大学大学院先端科学研究部の細野高啓教授、総合地球環境学研究所の安元純准教授、北里大学海洋生命科学部の安元剛准教授、琉球大学理学部物質地球科学科の新城竜一教授、カリフォル...
キーワード:時空間データ/沿岸生態系/地球科学/海洋/富栄養化/空間データ/安定同位体/電気伝導度/同位体/同位体比/定量評価/レンズ/持続可能/沿岸環境/現地調査/持続可能な開発/水環境/地球環境/電気伝導/シミュレーション/栄養塩/沿岸域/浸透率/水管理/物理モデル/環境保全/生態系/トレーサ/水収支/土壌/土地利用/サンゴ礁/微生物
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発表日:2026年5月19日
5
腸内細菌叢が脳マラリアに対する防御と重症度に影響を与える
研究の背景 マラリアは、蚊の吸⾎によって引き起こされる最も重要な熱帯寄⽣⾍感染症です。年間2 億8200 万⼈の罹患者と61 万⼈もの死亡者が推定されており(2024 年)、持続可能な開発⽬標(SDGs)の⼀つとして、2030 年までにマラリアを根絶するZero Malaria(ゼロマラリア)への取り組みが地球規模でなされています。⽇本における患者は、マラリア流⾏地を訪れた⼈が帰国後に発症する輸⼊マラリアでありますが、感染早期には、発熱、頭痛、悪寒といった⾵邪様の症状を呈することから、診断および治療が遅れることによる重症化が問題となっています。マラリアは予防・治療が可能ですが、早期...
キーワード:塩基配列/持続可能/持続可能な開発/免疫調節/ノトバイオート/rRNA/16S rRNA/抵抗性/病原体/嗅球/dysbiosis/無菌マウス/合併症/浸潤/マウス/バイオマーカー/マラリア/感染症/細菌/細菌叢/疾患モデル/腸内細菌/腸内細菌叢
他の関係分野:生物学工学総合生物農学
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発表日:2026年5月18日
6
「通りすがり」とも見られていた小さなガ、 西表島のマングローブで繁殖を確認
―昆虫によるマングローブ利用の実態解明に向けた一歩―
球大学熱帯生物圏研究センター西表研究施設の和智 仲是(わち なかただ)助教は、同施設の内貴 章世(ないき あきよ)准教授、農研機構の松井 悠樹(まつい ゆうき)契約研究員らとともに、熱帯・亜熱帯に広く分布するガの一種アンボイナノメイガ Maruca amboinalis の幼虫を西表島のマングローブ林内で採集し、本種が生まれてから成虫になるまでの間マングローブ環境を利用していることを初めて明確に示しました。アンボイナノメイガは、これまで「ときどき成虫が利用しているだけ」と捉えられてきましたが、マングローブで世代をつないでいることが明らかになりました。 本成果は、マングローブが見過ご...
キーワード:フィールド調査/沿岸生態系/季節変動/生存戦略/持続可能/沿岸環境/持続可能な開発/マングローブ/沿岸域/生産性/生態系/甲殻類/昆虫類/食物網/生物多様性/ラット
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発表日:2026年5月14日
7
メダカのオスは産卵行動を繰り返すと精子の泳ぐ速さが低下する
~受精の成否に関わる可能性~
<発表者>大阪公立大学大学院理学研究科 近藤 湧生特任助教、安房田 智司教授琉球大学熱帯生物圏研究センター 伊藤 岳特別研究員PD<概要> 本研究グループは、何度も連続して産卵行動をしたメダカのオスの精子は、1回だけ産卵行動をしたオスの精子よりも、精子の泳ぎ始めから30秒後までの泳ぐ速さが約2割遅くなることを突き止めました。メダカの産卵行動では、卵と精子を水中に放出して受精するため、精子が速く泳いで卵にたどり着くことが、受精の成否に大きく関わります。過去の研究により、メダカのオスは産卵行動を繰り返すと1回あたりの精子数と卵の受精率が減...
キーワード:受精/精巣/体外受精/精子
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発表日:2026年5月7日
8
土壌が害虫発生に関わる仕組みを解明 土壌pHが農業害虫カメムシと腸内細菌の共生を制御
国立研究開発法人産業技術総合研究所(以下「産総研」という)バイオものづくり研究センター 伊藤 英臣 主任研究員、菊池 義智 研究チーム長、国立大学法人琉球大学農学部亜熱帯農林環境科学科 下地 博之 准教授、国立大学法人電気通信大学大学院情報理工学研究科基盤理工学専攻 中根 大介 准教授は共同で、土壌のpHが害虫と土壌細菌の共生関係を制御する重要な要因であることを解明しました。 水田のコメ生産において斑点米カメムシは、品質や収量の低下を引き起こす農業害虫として知られており、その防除において化学農薬が広く用いられています。しかし、化学農薬は環境負荷や害虫の薬剤抵抗性の問題から、化学農薬...
キーワード:電気通信/外れ値/最適化/影響評価/環境調和/個体群/生殖/持続可能/イオン交換/環境負荷/室内実験/炭酸カルシウム/リン酸/ダイズ/共生細菌/水稲/水田/イネ/消化管/生態系/群集構造/酸性土壌/抵抗性/土壌/微生物/プロトン/細胞膜/微生物叢/精巣/卵巣/生理機能/代謝産物/カルシウム/蛍光標識/環境因子/細菌/細菌叢/腸内細菌/腸内細菌叢
他の関係分野:情報学環境学化学生物学工学農学
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発表日:2026年5月3日
9
急成長する赤ちゃんイカの「見る力」
~アオリイカの視覚発達過程を解明~目標14:海の豊かさを守ろう
琉球大学研究共創機構の杉本 親要 リサーチ・アドミニストレーター(URA)、理学部の池田 譲 教授、浙江海洋大学(中国)の張教授らの研究チームによる研究成果が、英国の学術雑誌「Journal of Experimental Biology」誌に掲載されます。<発表のポイント> ◆どのような成果を出したのかイカ・タコ類がヒトを含む脊椎動物と共通して持つカメラ眼は、孵化した直後に視力と視野を急激に発達させる特性を示すことを明らかにしました。 ◆新規性(何が新しいのか)飼育の難しいイカ類で視力と視野の発達過程を行動学的手法と解剖学的手法の両方を用...
キーワード:行動実験/立体視/食行動/海洋/頭足類/軟体動物/光受容/グッピー/脊椎動物/レンズ/持続可能/持続可能な開発/哺乳類/環境保全/無脊椎動物/漁業/二枚貝/ニワトリ/近視/筋肉/死亡率/脊椎/認知能力/解剖学/網膜/コミュニケーション
他の関係分野:情報学複合領域環境学数物系科学生物学工学農学
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発表日:2026年4月14日
10
世界初!光で加速するコレラ菌
~新しい細菌のエネルギー制御経路~
琉球大学大学院医学研究科の許 駿 助教、山城 哲 名誉教授、東北大学大学院工学研究科の中村 修一 准教授、東京大学大学院工学研究科の冨岡 倫太郎 研究員らの研究グループの研究成果が、米国科学アカデミーが発行する学術雑誌「PNAS」誌に掲載されました。<発表のポイント>◆コレラはコレラ菌が経口的に感染することによって起こる急性水様性下痢症であり、世界中で年間数百万人の患者がいるとされています。◆本研究では、コレラ菌は光を受けると動きが活発になる傾向があることを発見しました。◆この反応ではコレラ菌が持つ光感受性の酵素(PAC)がcAMPという情報伝達物質を増...
キーワード:環境変化/化学物質/環境適応/光環境/持続可能/光照射/持続可能な開発/水環境/センシング/モーター/リスク評価/運動制御/沿岸域/セカンドメッセンジャー/光刺激/病原菌/環境応答/病原性/ナトリウム/ナトリウム輸送/環境要因/血清/生理機能/小腸/感染症/公衆衛生/細菌
他の関係分野:複合領域環境学生物学工学総合生物農学
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発表日:2026年4月10日
11
WHO が提唱するヘルスプロモーティングスクール ⽇本の学校でも実践状況が定量化できるように
琉球⼤学医学部保健学科の喜屋武 享 准教授(兼任 京都⼤学成⻑戦略本部Beyond2050 社会的共通資本研究部⾨ 特任准教授)、関⻄福祉⼤学教職センターの升川 清則 教授、名桜⼤学⼤学院スポーツ健康科学研究科の⾼倉 実 教授(琉球⼤学名誉教授)の研究グループは、世界保健機関(WHO)が提唱する「ヘルスプロモーティングスクール(Health-Promoting School:HPS)」の実施状況を評価する⽇本語版調査票を開発し、国内の県⽴⾼等学校および県⽴特別⽀援学校 174 校(教職員 1,295 名)を対象とした調査を実施して、開発した⽇本語版 HPS 実施状況調査票が⾼い信頼性と妥当性を...
キーワード:研修プログラム/ヘルスプロモーション/健康教育/持続可能/持続可能な開発/統計解析/ステークホルダー/differentiation/スポーツ/妥当性/ヘルスリテラシー/健康の社会的決定要因
他の関係分野:複合領域工学農学
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発表日:2026年4月10日
12
高齢男性の更年期障害におけるテストステロン補充療法に警鐘 心血管イベントを増加させる可能性
世界初 一酸化窒素産生障害の関与を解明
◆どのような成果を出したのかテストステロンは、NOの産生が正常な状態では有益な心血管作用を示すが、NOの産生が低下した状態では逆の有害な心血管作用を示すことを明らかにした。◆新規性(何が新しいのか)従来、テストステロンは有益な心血管作用を示すことが多くの研究において報告されているが、私達は、NOの産生が低下した状態ではテストステロンは有害な心血管作用を示すことを世界で初めて明らかにした。◆社会的意義/将来の展望テストステロン補充療法は、中年や高齢の男性更年期障害(LOH症候群)の症状...
キーワード:高齢化社会/化学物質/高分子/生殖/持続可能/持続可能な開発/たんぱく/血流/生体内/大脳/酸化酵素/リン酸/抵抗性/アイソフォーム/アンドロゲン受容体/テストステロン/獲得免疫/心血管系/心臓突然死/腎臓病/突然死/内分泌学/副腎/cGMP/PDGF/マウスモデル/冠動脈/急性腎障害/血清/合併症/子宮/子宮内膜/心筋/精巣/病理/病理学/卵巣/MCP-1/mRNA/ホルモン/筋肉/心筋梗塞/心臓/心房細動/性ホルモン/大動脈/日常生活/閉経/リハビリ/歯学/免疫療法/理学療法/ATP/PCR/RNA/アンドロゲン/インスリン/エストロゲン/ステロイド/ステロイドホルモン/マウス/リン酸化酵素/血液/抗炎症/高脂血症/骨形成/骨粗鬆症/自然免疫/受容体/腎障害/腎臓/生理活性/生理活性物質/内分泌/脳梗塞
他の関係分野:複合領域環境学化学生物学工学総合生物農学
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発表日:2026年4月6日
13
沖縄近海で発見された深海生物が「世界の新種トップ10」に選出
ー琉球大学などの研究チームが発見した発光する新種が国際データベースWoRMSにより選定ー
琉球大学などの研究チームが沖縄県南大東島沖の深海で発見した新種 ウフアガリアカサンゴスナギンチャク Corallizoanthus aureus が、国際的海洋生物データベース WoRMS(World Register of Marine Species) が選ぶ「Top Ten Marine Species of 2025」 に選出されました。本種は沖縄県南大東島沖の深海洞窟に生息する、生物発光するスナギンチャク(イソギンチャクの仲間)である。毎年記載される数千種の海洋生物の中から、世界中の分類学者たちによって本種が「2025年の海洋生物トップ10」に...
キーワード:海洋/生物発光/持続可能/持続可能な開発/遠隔操作/海洋生物/サンゴ礁/生態学/生物多様性
他の関係分野:環境学化学工学農学
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発表日:2026年4月2日
14
「盗んだタンパク質」で光る魚、全ゲノム解読に成功
-消化されないタンパク質の謎解明へ-
発光魚キンメモドキの高品質な全ゲノムを、最新のロングリードシーケンス技術を用いて世界で初めて解読しました。全ゲノム解析の結果、発光に不可欠な酵素「ルシフェラーゼ」の遺伝子が存在しないことが明らかになりました。すなわち、餌から取込んだタンパク質をそのまま利用する「盗タンパク質 (kleptoprotein)」という特異な現象が、 ゲノムレベルで初めて実証されました。<概要> 生物の持つ様々な機能は、通常、自身のゲノムに書き込まれた遺伝子によって制御...
キーワード:海洋/遺伝情報/塩基配列/持続可能/持続可能な開発/配列解析/ゲノム配列/生合成/ゲノム情報/ゲノム解析/DDS/アミノ酸/インスリン/がん治療/ドラッグ・デリバリー・システム/バイオ医薬品/ルシフェラーゼ/抗体医薬/受容体/免疫寛容/ゲノム/遺伝子/抗体/生活の質/全ゲノム解析/糖尿病
他の関係分野:環境学生物学工学総合生物農学
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発表日:2026年3月28日
15
アリの「助け合い」をリアルタイムで可視化
ーRIイメージングで栄養交換を定量化し、集団が機能する仕組み解明へー
アリやミツバチなどの社会性昆虫の集団が機能する仕組みの解明には、行動を定量的に理解することが必要これまで難しかったアリの栄養交換※1を、RIイメージング技術を用いてリアルタイムで定量的に可視化することに成功社会性昆虫※2の行動を「観察する」だけでなく「測る」ことを可能に。生物社会を科学する新たな研究アプローチを提示 量子科学技術研究開発機構(理事長:小安重夫)高崎量子技術基盤研究所の鈴井伸郎上席研究員、山口充孝上席研究員、河地有木プロジェクトリーダ...
キーワード:画像データ/時系列データ/リスク管理/行動生態学/外来種/生態系保全/原子核/陽電子/中性子/同位体/γ線/検出器/シロアリ/フェロモン/ミツバチ/社会性昆虫/定量評価/持続可能/協力行動/持続可能な開発/協調行動/同時計測/物質移動/放射性同位体/環境保全/生態系/トレーサ/生態学/ナトリウム/核医学/寿命/子育て/放射線
他の関係分野:情報学複合領域環境学数物系科学生物学工学農学
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発表日:2026年3月19日
16
やんばるで目撃されたシカは絶滅危惧植物を食べていた!
― 見過ごされていた世界自然遺産地域における国内外来種の侵入リスク ―
琉球大学理学部、沖縄美ら島財団、南西環境研究所、森林総合研究所らの研究チームによる研究成果が、国際学術雑誌「Mammal Study」オンライン版に掲載されましたので、ご報告いたします。<発表のポイント>小林峻(琉球大学理学部)、安里瞳(沖縄美ら島財団)、中田勝士(南西環境研究所)、永田純子(森林総合研究所)、亘悠哉(森林総合研究所)が、2024年10月から沖縄島北部やんばる地域の世界自然遺産地域の森林で目撃されていた国内外来種ニホンジカの糞を分析し食性を明らかにしました。本研究では、近年食性解析に用いられるようになってきたDNAメタバーコーディング法を適用し、...
キーワード:海洋/外来種/個体群/持続可能/持続可能な開発/生態系/ニホンジカ/絶滅危惧種/遺伝子
他の関係分野:環境学生物学工学農学
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発表日:2026年3月13日
17
5cm四方の新手法が明らかにする沿岸埋立の影響
― サンゴ礁の“見えにくい多様性”に迫る ―
琉球大学理工学研究科の石橋暖氏と、ジェイムズ・デイビス・ライマー教授を含む研究チームによる研究成果が、海洋生物学の学術雑誌「Marine Biodiversity」誌に掲載されました。 成果のポイントは、以下の通りです。本研究では、従来の生物調査で用いられる数 m×数 mのサイズのコドラートに代わり、5cm × 5 cm という微小スケールを対象とした「マイクロコドラート法」を新たに開発し、沖縄島の浅海域にて本手法を試行しました一見すると生物が少ないように見える砂地や死サンゴ上にも、多様な小型底生生物が確認されました特に埋立地周辺の海域においては、他の...
キーワード:沿岸生態系/影響評価/海洋/造礁サンゴ/生物群集/光環境/持続可能/沿岸環境/持続可能な開発/マイクロ/モニタリング/沿岸域/底生生物/統計解析/海洋生物/生態系/比較研究/サンゴ礁/生態学/生物多様性
他の関係分野:環境学数物系科学生物学工学農学
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発表日:2026年3月3日
18
作物の鉄利用効率向上へつながる新知見
-鉄のキレート物質「クマリン」の新規輸送体を同定-
〇 アブラナ科植物が鉄吸収を促進するために分泌する鉄可溶化物質「クマリン」を、細胞内へ取り込む輸送体を、世界で初めて同定しました。〇 この輸送体の働きにより根の表皮細胞と皮層細胞にクマリンが集積することで、これらの細胞から土壌へのクマリン分泌が増強され、鉄吸収能が高まる仕組みを解明しました。〇 本成果は、鉄欠乏土壌でも育つ農作物の育種や鉄栄養価を高めた品種開発への応用が期待されます。■   概 要 鉄は植物の成長に不可欠な栄養素ですが、多くの土壌では不溶態として存在するため、植物は効率的に鉄...
キーワード:微量元素/芳香族/窒素固定/芳香族化合物/アブラナ科/細胞内小器官/光合成/物質輸送/ダイナミクス/鉄欠乏/アブラナ科植物/植物ホルモン/輸送体/シロイヌナズナ/変異株/土壌/SPECT/機能解析/蛍光タンパク質/ホルモン/生体膜/排出輸送/遺伝子/遺伝子発現
他の関係分野:数物系科学化学生物学工学農学
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発表日:2026年3月3日
19
光と二酸化炭素を利用した組換えタンパク質生産システム “シゾン・ピュア”
――藻類シゾンを用いた高効率な組換えタンパク質精製システムの確立――
東京大学大学院理学系研究科の茂木祐子特任助教、吉田大和准教授、琉球大学研究基盤統括センターの八木沢芙美准教授らによる研究グループは、単細胞紅藻シゾンを用いて、組換えタンパク質を高効率・高純度で得るタンパク質生産システム“シゾン・ピュア”を確立しました。 本研究では、シゾンで細胞周期を通じて特に高い遺伝子発現を示すHiXプロモーターを同定し、これを利用した発現ベクターを開発することで、組換えタンパク質を安定して高レベルに発現・蓄積できることを示しました。さらに、シゾンが細胞壁を持たないという特性を活かし、細胞を凍結して溶かすだけの簡単な操作でタンパク質を抽出し...
キーワード:オープンアクセス/ワークフロー/最適化/品質管理/デルタ/環境変化/光エネルギー/バクテリア/人工DNA/タンパク質合成/相同組み換え/翻訳開始/Cyanidioschyzon merolae/オルガネラ/光合成/核ゲノム/質量分析/タンパク質精製/蛍光観察/電気泳動/持続可能/高温環境/持続可能な開発/自律性/発光ダイオード(LED)/シミュレーション/モーター/環境負荷/生産システム/生産性/二酸化炭素/有機物/組み換え/モデル生物/リボソーム/遺伝子改変/ゲノム構造/リン酸/タンパク質翻訳/形質転換/細胞壁/微細藻類/プロファイリング/遺伝子操作/プロモーター/機能解析/細胞膜/免疫沈降/免疫沈降法/ベクター/蛍光タンパク質/染色体/mRNA/大腸/ゲノム編集/凍結保存/RNA/クロマトグラフィー/トランスクリプトーム/ヘリックス/ミトコンドリア/ラット/遺伝子導入/遺伝子発現制御/抗生物質/細胞核/細胞周期/細胞増殖/細胞内局在/細胞培養/相互作用解析/大腸菌/転写因子/発現制御/膜タンパク質
他の関係分野:情報学複合領域環境学数物系科学化学生物学総合理工工学総合生物農学
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発表日:2026年2月19日
20
直接観察とDNAメタバーコーディング解析で明らかになった ケナガネズミによる海岸性植物や動物の餌利用とロードキルリスク
~海沿いのドライブも気を付けて~
琉球大学大学院農学研究科の修士課程学生の丸田裕介氏、同准教授の鶴井香織氏らの研究チームによる研究成果が、日本哺乳類学会の学術雑誌「哺乳類科学」誌に掲載されます。<発表のポイント>◆中琉球三島(奄美大島、徳之島、沖縄島)の固有種であるケナガネズミが、従来知られる奥山の森林ではなく、海岸林近くの道路上でアダンの果実を摂食していたこと、および、同地点で交通事故死(ロードキル)が発生したことを直接観察しました。◆奥山の森林の動物とされるケナガネズミが海岸性の植物・動物(アダン・オカヤドカリ)を摂食することを、沖縄島北部での直接観察とロードキル個体の胃内容物のDNAメタバー...
キーワード:環境変化/食行動/環境変動/実験計画/個体群/交通事故/自動車/配列解析/哺乳類/嗜好性/摂食行動/土壌/次世代シーケンサー/動物実験
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学生物学工学総合生物農学
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発表日:2026年2月12日
21
琉球沈み込み帯における地震スーパーサイクルを解明
~数千年周期で繰り返す巨大地震の仕組みに迫る~
琉球大学理学部中村衛教授らの研究チームによる研究成果が、Nature 系列の国際学術雑誌「Nature Communications」誌に掲載されます。 本件に関する取材については、下記のとおりとなりますので、よろしくお願いします。<発表のポイント>◆ どのような成果を出したのか 石垣島に分布する化石サンゴの地質記録を解析し、南部琉球海溝では巨大地震が数千年規模の「スーパーサイクル」として繰り返し発生してきた可能性が高いことを明らかにしました。◆ 新規性(何が新しいのか) 過去約5000年間の相対的海面変動と地殻隆起の履歴を復...
キーワード:完新世/フィリピン海/フィリピン海プレート/プレート境界/巨大地震/地殻変動/地質学/地震計/沈み込み/沈み込み帯/内部構造/持続可能/持続可能な開発/地震断層/地盤変動/マイクロ/モデリング/リスク評価/大地震/津波/ユーラシア/フィリピン
他の関係分野:複合領域数物系科学工学農学
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発表日:2026年2月3日
22
沖縄を起点とした国際共同研究
〜インド太平洋から大西洋まで 汎世界的分布の実態を明らかに〜
琉球大学を含む国際研究グループは、サンゴやイソギンチャクに近縁な刺胞動物である**スナギンチャク類(Zoantharia)1**を対象に、世界規模での分布と進化史を解析し、その成果を国際学術誌にて発表しました。本研究は、沖縄を含むインド太平洋域と大西洋域を横断的に比較した、同分類群としては初めての包括的研究です。本研究は、第一著者の Maria E. A. Santos 氏およびライマー・ジエイムズ・デービス(琉球大学)を中心に、日本、米国、ブラジル、香港、台湾、インドネシアなどの研究者が参加して実施された国際共同研究です。成果の概要は、以下の通りです。...
キーワード:環境変化/海洋/環境変動/造礁サンゴ/生物地理/パプアニューギニア/生物地理学/持続可能/現地調査/持続可能な開発/地球環境/モニタリング/地球環境変動/環境ストレス/海洋生物/生態系/サンゴ礁/生態学/生物多様性/differentiation/ストレス
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学生物学工学農学
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発表日:2026年1月30日
23
沖縄の河川を席巻する外来魚グッピーの侵入メカニズム
~グッピーの侵入成功は天敵からの解放と色彩適応に起因する可能性~
琉球⼤学の佐藤⾏⼈准教授、鶴井⾹織准教授、辻和希教授らの研究チームによる研究成果が学術誌「Scientific Reports」誌に掲載されました。<発表のポイント>◆沖縄県には外来⿂グッピーが広く分布しており、1960年代頃から侵⼊・定着してきたと考えられています。◆研究グループは環境DNA で⿂類相を解析し、沖縄のグッピーが原産地よりも少ない種類の捕⾷者にしか遭遇しない「⽣態的解放」の状態にあることを明らかにしました。◆さらに沖縄のグッピーでは、在来の捕⾷者(⾁⾷ハゼ類など)に対応して体の⾊彩パターンが変化していることが⽰唆されました。...
キーワード:スーパーコンピュータ/外来種/データ解析/PCR法/行動特性/ゲノミクス/トレードオフ/性選択/グッピー/環境適応/持続可能/持続可能な開発/レイアウト/動特性/相関解析/土壌/DNA分析/ウナギ/プランクトン/環境DNA/生態学/病原体/次世代シークエンサー/PCR/遺伝学/遺伝子/動物実験
他の関係分野:情報学環境学数物系科学生物学工学総合生物農学
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発表日:2026年1月14日
24
マングローブの昆虫は意外な“食物網の鍵”?
―捕食事例から見えた、見過ごされてきた役割の可能性―
琉球大学熱帯生物圏研究センター 西表研究施設の和智 仲是(わち なかただ)助教は、同施設の成瀬 貫(なるせ とおる)准教授、三重大学の鈴木紀之(すずき のりゆき)准教授、農研機構の馬場友希(ばば ゆうき)上級研究員らとともに、沖縄県西表島のマングローブで、昆虫がさまざまな生き物に食べられる場面を観察し、報告しました。マングローブは、熱帯・亜熱帯沿岸に広がる特別な環境で、魚やカニなど多くの生き物にとって大切な生活の場となっています。しかし、そこで暮らす昆虫の種類や、食物連鎖の中での役割はあまり知られていませんでした。昆虫は陸上や淡水の生態系で重要な餌として利用されていますが、海に近いマングローブ...
キーワード:海洋/食物連鎖/ミツバチ/持続可能/持続可能な開発/トラップ/マングローブ/モニタリング/機能性/生態系/甲殻類/昆虫類/土壌/海洋生態/海洋生態系/食物網/次世代シーケンサー/遺伝子
他の関係分野:環境学生物学工学農学
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発表日:2026年1月14日
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日本のメダカ種群で見られた 高緯度地域における短い加入期間と高い産卵数
琉球大学総合技術部・藤本真悟技術職員らの研究チームによる研究成果が、日本の生態学の学術雑誌「Population Ecology」誌に掲載されました。<発表のポイント>◆日本のメダカ種群(キタノメダカとミナミメダカ)は、温度や日長など環境条件への応答で繁殖を制御する生理的な季節性を調べるモデル動物として注目されてきました。しかしながら、個体の生理特性が、野生下での体サイズの組成や産卵数といった集団の特性まで変化させるかはこれまで検証されてませんでした。◆本研究は、気候環境が異なる青森と沖縄を中心に、野生集団で生殖巣重量の季節変化や若魚の出現する時...
キーワード:季節変化/環境影響/気候変動/日本列島/生殖/生物地理/生物地理学/適応進化/環境応答/生態学/地理的変異/卵巣/成長期/モデル動物/ストレス
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学生物学農学
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発表日:2026年1月7日
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幼虫が水生と考えられているミツクロモンミズメイガを 石垣島で初記録
-八重山では与那国島に続く2地点目-
琉球大学 熱帯生物圏研究センター西表研究施設の和智 仲是(わち なかただ)助教は、八重山諸島ではこれまで与那国島でしか確認されていなかった、ミズメイガ類の一種・ミツクロモンミズメイガを、石垣島で初めて記録しました。 ミツクロモンミズメイガは、チョウやガの仲間では珍しく幼虫が水中で生活するミズメイガ類の一種で、これまで日本では、喜界島、沖縄島と周辺の離島(屋我地島・久米島)、そして八重山では与那国島からのみ知られていました。今回の記録は、琉球列島における分布の空白域を埋める重要な情報となります。 今回の記録のきっかけは、特別な調査によるものではなく、和智助教が宿泊したホテ...
キーワード:個体群/オセアニア/持続可能/持続可能な開発/水環境/遺伝的多様性/フィリピン
他の関係分野:生物学工学農学