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信州大学 研究Discovery Saga
2026年7月16日

丹和磨さんがセルロース学会第33回年次大会において若手ポスター賞を受賞

【注目の成果:共同研究・産学連携のためのチェックポイント】
細菌がどのように微細なセルロース繊維を作り出すのかという未解明の仕組みに迫る成果
【産学連携対象 全学共通分野 Discovery Saga】
数物系科学化学工学総合生物農学医歯薬学
【Sagaキーワード】
バクテリア/高分子/生産技術/ナノスケール/医工学/結晶構造/セルロース/病原性/生合成/細菌
研究 2026年7月15日(水)

概要

令和8年7月9日から10日にかけて府中の森芸術劇場(東京都府中市)にて開催されたセルロース学会第33回年次大会において、大学院総合医理工学研究科生命医工学専攻生命工学分野博士3年の丹和磨さん(水野・越研究室)が若手ポスター賞を受賞しました。
受賞した研究題目は、「酢酸菌Asaia bogorensisにおける微細バクテリアセルロース生合成の要因解明」(連名者:信州大学 齋藤颯汰、越大志朗、天野良彦、水野正浩;京都大学 今井友也)となります。
研究概要:
 セルロースは植物の主要成分として知られていますが、一部の細菌もナノスケールの細いセルロース繊維を作ることができます。本研究では、特に微細なセルロース繊維を作る酢酸菌Asaia bogorensisに着目し、その産生機構を解析しました。その結果、セルロース合成を担う蛋白質群が細胞極に集まって働くこと、さらにBcsDという蛋白質が、その局在を整え、セルロース特有の結晶構造を形成するために重要であることを明らかにしました。これは、細菌がどのように微細なセルロース繊維を作り出すのかという未解明の仕組みに迫る成果であり、新たなセルロース材料の設計や生産技術への応用にもつながることが期待されます。
 本研究は京都大学生存圏研究所プロジェクト型共同研究、及び、JST次世代研究者挑戦的研究プログラム JPMJSP2144(信州大学)の支援を受けたものです。深く御礼申し上げます。 トピックス一覧に戻る

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