免疫制御タンパク質の多量化機構を解明
―タンパク質が集まることがシグナルとなる― ナノ⽣命科学研究所、准教授 紺野 宏記 KONNO, Hiroki
【注目の成果:共同研究・産学連携のためのチェックポイント】
![]() | MyD88は悪性リンパ腫やシュニッツラー症候群など多くの疾患に関与しています。本成果は、これら病態の分子レベルでの理解や、将来的な治療戦略の開発につながることが期待 |
【産学連携対象 全学共通分野 Discovery Saga】
【Sagaキーワード】
Research NEWS
2026/7/6
概要
金沢大学ナノ生命科学研究所(WPI-NanoLSI)の紺野宏記准教授、古寺哲幸教授らの研究グループは、京都大学理学研究科の杤尾豪人教授らとの共同研究により、自然免疫タンパク質MyD88(※1)がシグナル伝達の際に形成する多量体の構造を解明し、「多量化によるシグナル制御」の分子機構を明らかにしました。本研究では、金沢大学WPI-NanoLSIの高速原子間力顕微鏡(HS-AFM)(※2)が使用され、原子レベルでのリアルタイム観察が研究成果に貢献しました。
MyD88は悪性リンパ腫やシュニッツラー症候群など多くの疾患に関与しています。本成果は、これら病態の分子レベルでの理解や、将来的な治療戦略の開発につながることが期待されます。
本研究成果は、2026年4月17日に国際学術誌『Nature Communications』にオンライン掲載されました。
金沢大学 研究