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信州大学 研究Discovery Saga
2026年7月1日

船越彩那さん(M1)が2026年繊維学会年次大会にて優秀ポスター発表賞を受賞

【産学連携対象 全学共通分野 Discovery Saga】
工学
【Sagaキーワード】
ベンゼン/環境負荷

トピックス

公開日

概要

2026年6月17日(水)〜19日(金)に東京都江戸川区船堀の「タワーホール船堀(江戸川区総合区民ホール)」で開催された2026年繊維学会年次大会にて、大学院総合理工学研究科繊維学専攻修士課程1年船越彩那さん(後藤研究室)が、優秀ポスター発表賞を受賞しました。
研究題目:溶媒の違いが乾湿式紡糸PVC繊維の物性・構造に及ぼす影響
研究概要:耐酸性・耐アルカリ性に優れたポリ塩化ビニル(PVC)の細径フィラメントは、これまで溶液紡糸法によって製造され、特殊な産業分野で活用されてきました。しかし、従来の製造プロセスではベンゼンや二硫化炭素といった極めて有害性の高い溶媒の使用が課題となっていました。
 当研究室では、これらに代わる低環境負荷な溶媒の探索を重ねた結果、今回、蒸気圧が低く環境へ排出されにくい高沸点溶媒を用いることで、従来品を凌駕する高強度な繊維の開発に成功しました。
船越さんからのコメント:この度は、優秀ポスター発表賞をいただき、大変光栄に存じます。審査に携わってくださった先生方、ならびに当日発表を聞きに来てくださった皆様に心より感謝申し上げます。また、日頃ご協力いただいている指導教員をはじめ、研究室や共同研究者の皆様には、この場をお借りして深く御礼申し上げます。本研究がPVC繊維の開発に留まらず、繊維工学・技術のさらなる発展の一助となるよう、今後も一層研究に邁進してまいります。