
熊野灘深海から本邦初記録の新種のオニナナフシを発見
【産学連携対象 全学共通分野 Discovery Saga】
この研究の主な対象者企業・研究者の方
公開日
概要
奥村由純 理学研究科修士課程学生、中野智之 フィールド科学教育研究センター准教授、下村通誉 同教授の共同研究グループは、三重県熊野灘の海底において、カンカイオニナナフシ科Litarcturus属の不明種を発⾒しました。形態形質を詳細に精査した結果、頭部に2本の長い眼上棘があること、体全体の棘は第1触角の第2柄節と第3柄節の長さがほぼ同じであること、尾節の棘が比較的短いことなどの形質から、本種は未記載種である事が判明し、採集場所である熊野灘にちなんで、Litarcturus kumanoensis(和名:クマノオニナナフシ)として新種記載しました。カンカイオニナナフシ科Litarcturus属は本邦初記録です。本成果は、2026年6月24日に、国際学術誌「Zootaxa」にオンライン掲載されました。

研究者のコメント
「いろいろな方々の協力もあり、初めて『種の記載』を行うことができました。この場をお借りして感謝申し上げます。また、深海にこんなにユニークで愛らしい生き物がいることを多くの人たちに知ってもらえたらうれしいです。」(奥村由純)
詳しい研究内容について
熊野灘深海から本邦初記録の新種のオニナナフシを発見研究者情報
研究者名 Yuzumi Okumura ORCID 研究者名 中野 智之京都大学 教育研究活動データベース 研究者名 下村 通誉
京都大学 教育研究活動データベース
京都大学 研究