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早稲田大学 研究Discovery Saga
2026年6月22日

早稲田大学特命教授・宮坂力氏が第41回(2026)京都賞を受賞

次世代太陽光発電技術「ペロブスカイト太陽電池」創成が評価

【産学連携対象 全学共通分野 Discovery Saga】
複合領域環境学数物系科学化学総合理工工学
【Sagaキーワード】
先端技術/産学官連携/再生可能エネルギー/太陽/光化学/太陽光/ペロブスカイト太陽電池/光電気化学/医用工学/ペロブスカイト/持続可能/太陽光発電/光電変換/太陽電池/電池/シリコン/電気化学

概要

早稲田大学特命教授の宮坂力氏は、公益財団法人稲盛財団が主催する第41回(2026)京都賞先端技術部門を受賞しました。
宮坂氏は、次世代太陽光発電技術「ペロブスカイト太陽電池」を世界に先駆けて提唱・創成し、軽量かつ柔軟で低コストな太陽光発電の新たな可能性を切り拓きました。ペロブスカイト材料を用いた独創的な光電変換技術は、従来のシリコン太陽電池とは異なる新たな発電技術として世界的な研究開発を牽引しています。
京都賞では、宮坂氏がペロブスカイトという画期的な材料系を用いた太陽電池を導入し、溶液塗布プロセスによる高効率な光電変換の新たな地平を拓いたことが高く評価されました。また、「軽量・柔軟」という従来の常識を覆す特長を持つペロブスカイト太陽電池の可能性を示し、再生可能エネルギーの利用拡大と持続可能な社会の実現に向けて大きく貢献したことも評価されたものです。



宮坂氏は1953年に神奈川県で生まれ、早稲田大学高等学院を経て1972年に早稲田大学理工学部に入学しました。早稲田大学卒業後、東京大学大学院工学系研究科に進学し、1981年に博士(工学)の学位を取得しています。同年、富士写真フイルム株式会社(現・富士フイルム株式会社)に入社し、電気化学・光化学分野の研究に従事しました。
2001年に桐蔭横浜大学に着任し、大学院工学研究科教授などを経て、2017年より同大学医用工学部臨床工学科特任教授として光電気化学研究を継続しています。
また、2020年から2023年まで早稲田大学大学院先進理工学研究科において客員教授として教育・研究指導に貢献しました。2026年度より早稲田大学特命教授として、本学の国際的研究発信力の強化ならびに産学官連携の推進に取り組んでいます。

田中愛治 早稲田大学総長 祝福メッセージ

宮坂力氏の京都賞ご受賞を心よりお祝い申し上げます。本受賞は、先生のご研究が国際的に極めて高い水準で評価されたことを示すものであり、学術的にも社会的にも大きな意義を持つものです。
先生のこれまでの卓越した研究業績に対し、深い敬意を表しますとともに、今回のご受賞は本学のみならず、日本の科学技術研究にとっても大きな励みとなるものです。
今後ますますのご活躍を期待いたします。