「運動の脳」小脳が 社会性に関わる行動を支える仕組みを解明
-自閉スペクトラム症研究に新たな視点ー 子どものこころの発達研究センター、特任准教授 藤田 慶大 FUJITA, Kyota
【産学連携対象 全学共通分野 Discovery Saga】
【Sagaキーワード】
2026/5/22
概要
金沢大学子どものこころの発達研究センターの藤田慶太特任准教授、横山茂特任教授 (研究当時:教授)、新学術創成研究機構社会脳発達研究ユニットの西山正章教授らの共同研究グループは、小脳が運動だけでなく、「社会性」に関わる行動にも関与してい ることを明らかにしました。発表のポイント
・自閉スペクトラム症(ASD)に関連する複数のマウスモデルにおいて、小脳深部の神経細胞を取り囲む特定の細胞外構造が共通して減少していることを見出しました。・この構造の減少により、小脳から広範な脳領域へと広がる神経回路の活動が低下し、「社会性」に関わる行動に変化が生じることを実験的に示しました。
・本研究は、小脳が運動制御に加えて「社会性」に関わる神経回路の働きを制御する重要な役割を担っていることを示す新たな知見です。
金沢大学 研究