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金沢大学 研究Discovery Saga
2026年5月18日

2024 年能登半島地震の海岸隆起によって“露出”した日本海の沿岸生態系が明らかに

国際基幹教育院 GS 教育系、講師 佐藤 圭 SATO, Kei

【産学連携対象 全学共通分野 Discovery Saga】
環境学数物系科学生物学工学農学医歯薬学
【Sagaキーワード】
沿岸生態系/地球温暖化/地質学/ベントス/生物群集/現地調査/社会基盤/モニタリング/底生生物/生態系/プランクトン/温暖化/二枚貝/ダイバーシティ
2026/5/18

概要

金沢大学国際基幹教育院 GS 教育系の佐藤圭講師および理工研究域地球社会基盤学系のジェンキンズロバート准教授、千葉県立中央博物館分館海の博物館の照屋清之介研究員、九州大学総合研究博物館の加藤萌助教(研究当時:金沢大学ダイバーシティ推進機構特任助教)からなる共同研究グループは、能登半島外浦地域の岩礁海岸において、令和 6 年能登半島地震(M7.6)による国内最大級の沿岸隆起で陸上に露出した沿岸生物相を詳細に記録しました。
 能登半島北西部の鹿磯(かいそ)漁港周辺では、地震によって鉛直方向に約 3.6~3.9mという劇的な隆起が発生しました。この急激な地形の変化によって、本来潜水調査でしか到達できない潮下帯(※)の生物群集が、生きていた当時のままの配置で陸上に曝け出されました。本研究グループは、地震発生から 66 日後という早期から現地調査を開始し、鹿磯漁港周辺の底生生物の遺骸群集を詳細に分析することで、地震発生前にそこにあった豊かな生態系の構造を、かつてない精度で復元することに成功しました。

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