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早稲田大学 研究Discovery Saga
2026年5月8日

原始生命を模した分子進化実験で絶滅に向かう進化を観察

~絶滅から知る生命の起源の条件~

【注目の成果:共同研究・産学連携のためのチェックポイント】
宿主や寄生体が新たな機能を獲得するのかなど、進化を通してより生命らしくなっていく様子が観察できることを期待
【産学連携対象 全学共通分野 Discovery Saga】
数物系科学生物学工学総合生物農学医歯薬学
【Sagaキーワード】
普遍性/生命の起源/タンパク質合成/塩基配列/共進化/系統樹/自然選択/適応進化/分子系統/分子進化/シナリオ/自動化/進化実験/RNA複製/花粉/寄生虫/アミノ酸配列/ゲノム情報/自己複製/実験モデル/大腸/反応時間/RNA/アミノ酸/ファージ/大腸菌/ウイルス/ゲノム

発表のポイント

これまでの研究から、原始生命体を模した自己複製RNAを実験室で進化させると、寄生型のRNAが出現し、それとの共進化を通して自発的に複数のRNAに多様化することが知られていた。
しかし、頻繁にRNAどうしが混ざる環境で進化実験を行うと、宿主RNAの複製は寄生型のRNAによって阻害されやすくなり、その結果、RNAは多様性を失い、さらにより絶滅しやすくなるように進化することが分かった。
本研究は、原始生命体が多様化し絶滅せずに現存生命へ進化していくためには、RNAどうしが混ざりにくい環境が必要だということを示唆する。