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千葉大学 研究Discovery Saga
2026年4月28日

工学研究院 松浦健治郎准教授が日本建築学会賞(論文)を受賞しました

【産学連携対象 全学共通分野 Discovery Saga】
数物系科学工学
【Sagaキーワード】
江戸時代/持続可能/人口減少/都市形成/都市再生/都市計画/都市構造

掲載日:2026/4/20
 千葉大学 大学院工学研究院 都市計画松浦研究室が日本建築学会賞(論文)を受賞しました。

受賞名

 日本建築学会賞(論文)

受賞者

 千葉大学都市計画松浦研究室
 准教授 松浦 健治郎


日本建築学会賞(論文)

 大学院工学研究院 松浦健治郎准教授が、論文「近世城下町の空間基盤を梃子とした官庁街の形成・変容・再生に関する実証研究」により、日本建築学会賞(論文) を受賞しました。日本建築学会賞は、建築学分野において特に優れた学術的業績に対して授与される権威ある賞であり、なかでも日本建築学会賞(論文)は、作品賞と並び最も歴史のある賞(1949年設置)として、建築学分野を代表する学術賞の一つとされています。

発表内容

 本研究は、日本各地の府県庁所在都市などを対象に、江戸時代に形成された城下町の都市基盤が、近代以降の官庁街の形成にどのように継承・活用されてきたのかを実証的に明らかにしたものです。歴史資料の分析と都市構造の比較検討を通じて、近世の街路構造や都市基盤が近代都市形成に与えた影響を解明するとともに、歴史的都市構造を活かした都市再生の可能性を提示しました。
 人口減少や都市の更新が進む現代において、既存ストックの活用や歴史的資産の継承は重要な課題となっています。本研究は、都市の歴史的連続性に着目することで、持続可能な都市再生の方向性に新たな知見を与えるものとして高く評価されました。

コメント


 松浦研究室では、都市の歴史的構造の解明に加え、千葉市における西千葉アーバンファーミングや、佐倉市の「さくまちプロジェクト」など、地域と連携した実践的な都市研究にも取り組んでいます。こうした研究と実践の往還により、都市の持続的な再生に資する知見の創出と人材育成を推進しています。
 今後も建築・都市分野における先進的な研究と社会連携を通じて、持続可能な都市・地域の形成に貢献してまいります。

参考リンク

・一般社団法人日本建築学会 2026年度各賞受賞者
 https://www.aij.or.jp/2026/2026prize.html
・業績紹介
 https://www.aij.or.jp/jpn/design/2026/data/2_1award_008_1.pdf