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東京大学 研究Discovery Saga
2026年4月24日

慢性疼痛とADHD・ASD症状の関連を全国調査で解明

―ADHD症状が痛みの重症化に強く関与―

【注目の成果:共同研究・産学連携のためのチェックポイント】
慢性疼痛の診療においてADHD症状の評価と対応が極めて重要であることを示しており、今後の治療戦略や医療政策の改善に大きく寄与することが期待
【産学連携対象 全学共通分野 Discovery Saga】
工学医歯薬学
【Sagaキーワード】
政策研究/統計解析/医療政策/マウス/うつ/自閉スペクトラム症/発達障害/慢性疼痛/疼痛

2026年04月23日研究

概要

東京大学医学部附属病院の笠原諭特任臨床医らの研究グループは、厚生労働科学研究費による矢吹研究班(慢性の痛み政策研究事業)の全国調査において、慢性疼痛とADHD症状に強い関連があることを明らかにしました。
本研究では、多職種が連携して慢性的な痛みを専門に診療する全国の「痛みセンター」を受診した慢性疼痛患者958名を対象に、発達障害の特性である注意欠如・多動症(ADHD)症状および自閉スペクトラム症(ASD)症状との関連を調査しました。その結果、対象患者の約2割にADHDまたはASDの症状が認められ、特にADHD症状は慢性疼痛の重症化と強く関連していることが明らかになりました。さらに統計解析により、ADHD症状が「不安・うつ」、そして「痛みに対する破局的な捉え方(以下、痛みの破局化)」と組み合わさることで、痛みの重症化につながる経路が存在する可能性が示唆されました。
この結果は、慢性疼痛の診療においてADHD症状の評価と対応が極めて重要であることを示しており、今後の治療戦略や医療政策の改善に大きく寄与することが期待されます。
※詳細は添付ファイルをご覧ください。
リリース文書

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