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熊本大学 研究Discovery Saga
2026年3月23日

熊大単独特許を技術移転: 吸光度計「POTA(ポッタ)」の販売開始

~マイクロニクス株式会社とライセンス契約を締結~

【産学連携対象 全学共通分野 Discovery Saga】
環境学工学農学医歯薬学
【持続可能な開発目標(SDGs)】
【Sagaキーワード】
環境計測/技術移転/持続可能/持続可能な開発/マイクロ/光学測定/環境保全/アミノ酸/バイオテクノロジー/細胞培養/感染症

研究のポイント

分析化学やバイオの実験において、目的の物質を分析するために吸光度測定が多用されています。
農業や環境、医療の現場、その場で検査・分析が可能なポータブルデバイスを開発しました。
細胞培養関連分野だけでなく、化学関連分野、バイオテクノロジー関連分野での活用も見込めます。

(概要説明)
 熊本大学では、大学院先端科学研究部(工学系)の中島雄太准教授が発明し、特許登録となった「特許第7426428号:光学測定器用サンプルホルダおよび光学測定器」について、マイクロニクス株式会社(東京都八王子市)へライセンスアウトし、同社より製品名「POTA(ポッタ)」として販売されることになりました。
 本発明では、独自の導光路構造を採用したポータブル測定デバイスを開発(特許登録)し、タンパク質やアミノ酸の定量、ウィルス検出の高感度測定を実現しました。デバイスの特徴として、小型、軽量、かつ充電式のスタンドアローンで使用可能であり、パソコンの電源への接続でも駆動可能な分析装置です。そのため、農業や環境計測の現場、大学の化学実験など、その場分析ツールとしての実用化が可能です。
 スマート農業や自然資源の持続可能な利用の実現に向けてオンサイトで手軽に分析評価ができるポータブル型デバイスの需要が高まっています。水質や大気のその場分析や、野菜・果物、牛・豚などの家畜の感染症を現場で迅速に評価するデバイスにより、環境保全や食料自給率の向上に寄与します。




大学で開発した吸光度測定機器
マイクロニクス株式会社から販売される製品「POTA」

[用語解説]
(※)吸光度測定:物質が特定の波長の光を吸収する性質を利用し、溶液に光を当てて透過光の減少量(吸光度)から物質の濃度や存在量を定量する分析手法。

【詳細】プレスリリース(PDF281KB)


    


<熊本大学SDGs宣言>

問い合わせ先


(研究内容)
熊本大学大学院先端科学研究部
担当:中島 雄太(准教授)
電話:096−342−3743
e-mail:yuta-n※mech.kumamoto-u.ac.jp
(※を@に置き換えてください。)
 
(製品・販売に関すること)
マイクロニクス株式会社
https://micronix-jp.com/ 
※ポータブル吸光度計POTA(ポッタ) 
https://pota-abs.com/
※分析機器用ソフトウェア Home-Lab(ホームラボ) 
https://micronix-jp.com/software/home-lab/ 上記ウェブサイトからお問い合わせください。