「おいしい」を増強する脳のホットスポットを発見
― 風味と満足感をつなぐ神経基盤の解明へ ―
【産学連携対象 全学共通分野 Discovery Saga】
【Sagaキーワード】
研究のポイント
◆嗅覚情報を受け取る脳領域「嗅結節」(注1)に、甘味への「おいしい」という快反応を増幅する機能部位を見出しました。◆同じ嗅結節内でも部位によって働きが異なり、「おいしさ」反応を高める領域と抑える領域は近接して存在することを示しました。
◆嗅結節の活動は、快情動に関連する他の脳領域とも連動しており、匂いと味を統合した「風味による満足感」を支える神経ネットワークの存在が示唆されました。
論文名
“Hedonic hotspot in rat olfactory tubercle: map for mu-opioid, orexin, and muscimol enhancement of sucrose ‘liking’”(「ラット嗅結節のヘドニック・ホットスポット:オピオイド、オレキシン、ムシモールによる砂糖の甘味へのおいしさ反応を増強する機能地図」)
著者
Koshi Murata & Kent C. Berridge掲載誌
「Neuropsychopharmacology」(ニューロサイコファーマコロジー)DOI
10.1038/s41386-026-02374-6プレスリリース資料はこちらをご覧ください。
福井大学 研究