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金沢大学 研究Discovery Saga
2026年3月16日

宇宙実験の基盤となる実験「キンギョのウロコを長期間・細胞活性を保ったまま保存」に成功

環日本海域環境研究センター、教授 鈴木 信雄 SUZUKI, Nobuo

【産学連携対象 全学共通分野 Discovery Saga】
数物系科学工学農学医歯薬学
【Sagaキーワード】
宇宙科学/国際宇宙ステーション/ロケット/環日本海/微小重力/サケ/ホルモン/脊椎/骨細胞/石灰化/カルシウム/骨芽細胞/骨吸収/骨代謝/破骨細胞/メラトニン
Research NEWS informationarrow_right_alt 2026/3/13

概要

金沢大学環日本海域環境研究センターの鈴木信雄教授、岡山大学の池亀美華准教授、立教大学の服部淳彦特任教授と丸山雄介助教、文教大学の平山順教授を中心とした共同研究グループは、キンギョ(Carassius auratus)のウロコ(図1)を 0.1%の次亜塩素酸で滅菌後、培地を交換せずに 1 週間以上低温(4℃)で保管しても、ウロコに存在する骨芽細胞と破骨細胞の活性が維持され、重力にも応答することを証明しました。
 予備的な実験により、同技術を用いて 3 週間以上の間、培地交換無しの条件でキンギョのウロコの細胞活性を維持できることも確認しています。今回の成果により、ロケットの打ち上げ射場でキンギョを飼育し、ウロコをパッキングする必要がなくなり、日本でパッキングしたウロコを低温で維持し、NASA などの射場に運ぶことが可能となります。さらにロケットの打ち上げの予期せぬ遅延にも対応できます。本研究により、宇宙実験(※1)の技術的な側面に大きく貢献することが期待されます。

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