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鹿児島大学 研究Discovery Saga
2026年2月27日

【医歯研】第54回日本免疫学会学術集会ベストプレゼンテーション賞を受賞!

【産学連携対象 全学共通分野 Discovery Saga】
複合領域工学農学医歯薬学
【持続可能な開発目標(SDGs)】
【Sagaキーワード】
プレゼンテーション/持続可能/持続可能な開発/寄生虫/好酸球/differentiation/大腸/白血球/歯学/Th1/T細胞/マウス/受容体/小腸/免疫応答/免疫学/アレルギー/サイトカイン/疫学/感染症/食物アレルギー

[記事掲載日:26.02.26]



概要

2025年12月10日から3日間、アクリエひめじで開催された第54回日本免疫学会学術集会において、大学院医歯学総合研究科免疫学分野(原 博満教授主宰)の笠松 純講師がベストプレゼンテーション賞を受賞しました。本賞は、その年の学術集会で最も優れた研究発表を表彰するものです。
 これまでに、笠松講師らのグループはマウスの小腸にClec4a4と呼ばれる受容体を高発現する好酸球(Clec4a4+好酸球)を発見しました。好酸球はアレルギーや寄生虫感染症において免疫応答を促進する白血球として知られています。腸管寄生虫を用いた感染実験から、Clec4a4+好酸球は通常の好酸球とは異なり、免疫応答を抑制する特殊な好酸球であることが示されました。さらに、Clec4a4+好酸球は多彩な免疫応答に関与するIL-27と呼ばれるサイトカインを高発現することも発見しました。しかし、寄生虫感染以外の疾患におけるClec4a4+好酸球の役割や、Clec4a4+好酸球が発現するIL-27の役割は全く分かっていませんでした。
 本研究では、Clec4a4+好酸球や大腸好酸球がIL-27依存的・非依存的にT細胞を制御することで食物アレルギーや恒常的な腸管の免疫応答を制御していることが明らかになりました。
【日本免疫学会・ベストプレゼンテーション賞掲載HP】
https://www2.aeplan.co.jp/jsi2025/best-presentation-award-winner-2025.html
セクション4: Dendritic cells, macrophages, granulocytes
演題:Eosinophil-derived IL-27 promotes colon Th17 differentiation
演者:Jun Kasamatsu (Kagoshima University)