[Top page] [日刊 研究最前線 知尋] [Discovery Saga総合案内] [大学別アーカイブス] [Discovery Saga会員のご案内] [産学連携のご案内] [会社概要] [お問い合わせ]

徳島大学 研究Discovery Saga
2026年2月21日

免疫細胞の運命を決める“リン酸化スイッチ”を発見

―胸腺内におけるT細胞の系列分化のメカニズムを解明―

【注目の成果:共同研究・産学連携のためのチェックポイント】
免疫応答の理解を深めるものであり、今後の免疫学研究や関連技術の発展に寄与する可能性
【産学連携対象 全学共通分野 Discovery Saga】
情報学農学医歯薬学
【Sagaキーワード】
情報学/リン酸/CD8/胸腺/ヘルパーT細胞/T細胞/アミノ酸/転写因子/転写制御/免疫応答/免疫学/免疫細胞/疫学/疫学研究

概要

理化学研究所(理研)生命医科学研究センター免疫転写制御研究チームの谷内一郎チームディレクター、徳島大学先端酵素学研究所藤井節郎記念医科学センター細胞情報学分野の小迫英尊教授、東京医科大学免疫学分野の横須賀忠主任教授らの国際共同研究グループは、免疫細胞の一種であるT細胞がどのタイプに分化するかを決める仕組みを明らかにしました。
 本研究成果は、T細胞が胸腺でCD4陽性ヘルパーT細胞とCD8陽性キラーT細胞という異なる系列に分かれる分子メカニズムの理解に新たな手掛かりを提供します。この知見は、免疫応答の理解を深めるものであり、今後の免疫学研究や関連技術の発展に寄与する可能性があります。
 今回、国際共同研究グループは、転写因子であるRunxタンパク質の末端にある「チロシン」というアミノ酸のリン酸化により、T細胞の分化の運命が決定されることを発見しました。
 本研究は、科学雑誌『Nature Immunology』オンライン版(令和8年2月19日付:日本時間2月19日)に掲載されました。

免疫細胞の運命を決める“リン酸化スイッチ”を発見 ―胸腺内におけるT細胞の系列分化のメカニズムを解明― (PDF 282KB)