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信州大学 研究Discovery Saga
2026年1月5日

口元翔太さん(M1)が8th International Conference on Advanced Capacitors (ICAC2025)にてMerit Awardを受賞

【産学連携対象 全学共通分野 Discovery Saga】
工学農学
【Sagaキーワード】
マンガン/キャパシタ/電解液/構造設計/電気化学/結晶構造

公開日

概要

2025年11月30日(日)~12月3日(水)にMing Chi University of Technology, New Taipei, Taiwanで開催された8th International Conference on Advanced Capacitors (ICAC2025)にて、大学院総合理工学研究科繊維学専攻 化学・材料分野 修士課程1年の口元翔太さん(杉本研究室) が、Merit Awardを受賞しました。この賞は、優秀な学生ポスター発表に対して表彰するものです。
研究題目:Selective Dissolution of Birnessite-Type MnO2 to Create Open Pores Serving as Pathways to Interlayer Surfaces
研究概要:短時間で多くの電荷を蓄積する電気化学キャパシタの開発のために、材料内部までイオンが高速移動できる構造設計が重要となります。しかし層状材料では、イオンが層間に入り込める場所が板状結晶の側面に限られており、層内表面を十分に活用できていません。本研究では,疑似容量を示す層状酸化マンガンに対し、アミノ糖の一種であるメグルミン分子を反応させることで、結晶構造や形状を保ったまま溶解反応が進行し、開孔が導入されることを見出しました。その結果、電解液中のイオンが結晶内部まで移動しやすくなり、電気を蓄える性能が向上しました。本成果は、酸化マンガン電極の高性能化に向けた、新たな設計指針を与えるものです。
口元さんのコメント:この度は栄誉ある賞をいただき大変光栄に存じます。熱心にご指導いただいた杉本先生、村松先生をはじめ、支えていただいた研究室のすべての方々に深く感謝申し上げます。本研究では、層状酸化マンガンへ細孔を導入することで電気を蓄える性能が向上することが分かり、電気化学キャパシタの有望な電極材料であると考えております。今後はこの知見をさらに深化させ、より一層研究に励み、新たな電極材料の開発に貢献できるよう精進してまいります。
※本研究に関するお問い合わせは 杉本渉教授(wsugi(アットマーク)shinshu-u.ac.jp)、村松佳祐助教(kei_muramatsu(アットマーク)shinshu-u.ac.jp)までお願い致します。