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京都大学 研究Discovery Saga
2025年12月20日

核融合プラズマの遠隔リアルタイム予測制御を実証

― 1,000 km離れたスーパーコンピュータにデジタルツインを実現 ―

【注目の成果:共同研究・産学連携のためのチェックポイント】
大規模実験施設と大規模計算機を往復2,000 kmのネットワークで結ぶこの方式は、核融合に限らず幅広い分野のリアルタイム制御の基盤となることが期待
【産学連携対象 全学共通分野 Discovery Saga】
情報学数物系科学工学医歯薬学
【Sagaキーワード】
学術情報ネットワーク/情報ネットワーク/スーパーコンピュータ/核融合/核融合プラズマ/原子核/広帯域/電子温度/シミュレータ/デジタルツイン/遠隔制御/大規模計算/フュージョン


(a)ASTIにより遠隔制御した電子密度分布。ρは規格化小半径であり、0がプラズマの中心、±1がプラズマの端に対応する。(b)プラズマの中心付近での電子温度(Te)とイオン温度(Ti)の時間発展(#197650)。どちらも2keV(約2千万度)付近に制御されている。

概要

原子核工学専攻 森下侑哉 助教、村上定義 同教授、釼持尚輝 自然科学研究機構核融合科学研究所准教授、舟場久芳 同助教、横山雅之 同教授、長壁正樹 同教授、石井康友 量子科学技術研究開発機構六ヶ所フュージョンエネルギー研究所部長、宮戸直亮 同グループリーダー、徳永晋介 同主幹技術員と上野玄太 情報・システム研究機構 統計数理研究所教授らの研究グループは、大型ヘリカル装置(LHD、岐阜県土岐市)と、核融合科学研究所と量子科学技術研究開発機構が共同調達した新スーパーコンピュータ“プラズマシミュレータ”(青森県六ヶ所村)を、高品質・広帯域の学術情報ネットワークSINET6で接続。2万コアの占有計算と処理遅延の最小化により、LHDにおける遠隔地スパコンを介したプラズマのリアルタイム予測制御を実現しました。大規模実験施設と大規模計算機を往復2,000 kmのネットワークで結ぶこの方式は、核融合に限らず幅広い分野のリアルタイム制御の基盤となることが期待されます。
研究詳細
核融合プラズマの遠隔リアルタイム予測制御を実証 ― 1,000 km離れたスーパーコンピュータにデジタルツインを実現 ―

研究者情報

森下 侑哉京都大学教育研究活動データベース
村上 定義京都大学教育研究活動データベース

関連リンク

原子核工学専攻

2025年12月19日