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東京科学大学 研究Discovery Saga
2025年12月16日

中山敬一特別栄誉教授が上原賞を受賞

【産学連携対象 全学共通分野 Discovery Saga】
数物系科学生物学工学総合生物農学医歯薬学
【Sagaキーワード】
因果関係/細胞周期制御/モデリング/神経発達/哺乳類/抵抗性/クロマチンリモデリング/がん代謝/クロマチン/治療抵抗性/リモデリング/歯学/発がん/病態解明/がん幹細胞/マウス/幹細胞/細胞周期/自閉症/腫瘍形成/発達障害

2025年12月16日 公開

概要

東京科学大学 総合研究院 高等研究府の中山敬一特別栄誉教授が、上原賞を受賞しました。公益財団法人上原記念生命科学財団が12月12日に発表し、授賞式は2026年3月11日に行われます。

上原賞は、生命科学、特に健康の増進、疾病の予防、および治療に関する研究において顕著な功績をあげ、引き続き活躍中であり、今後さらなる飛躍が期待される日本人研究者に授与される賞です。

受賞者

中山敬一 総合研究院 高等研究府 特別栄誉教授

授与団体

公益財団法人 上原記念生命科学財団

賞名

上原賞

褒賞対象となった研究業績

哺乳類における細胞周期制御機構の解明
哺乳類における細胞周期制御機構を解明し、身体サイズが細胞周期によって決定されること、さらにその異常が発がんの直接原因となることを世界で初めて実証した。特に、CDK阻害因子p27欠損マウスによる巨大化と自然発がんの発見は、細胞周期と腫瘍形成の因果関係を示す画期的成果である。さらに、p27の分解因子Skp2やがん抑制因子Fbxw7を同定し、がん幹細胞の静止期維持と治療抵抗性の分子基盤を明らかにした。Fbxw7を標的とした「静止期追い出し療法」は、がん根治への新たな戦略として注目されている。また、クロマチンリモデリング因子CHD8の機能不全が自閉症を引き起こすことを実証し、神経発達障害の分子病態解明にも貢献。さらに、全タンパク質の絶対定量を可能にするiMPAQT技術を開発し、がん代謝の弱点を明らかにするなど、生命科学と医療応用の両面で卓越した研究業績である。

関連リンク

中山敬一 Keiichi Nakayama|Science Tokyo研究情報データベース(医歯学系)
制がんストラテジー研究室
総合研究院 高等研究府
総合研究院

上原賞に関して|公益財団法人 上原記念生命科学財団

問い合わせ先

総合研究院 高等研究府
特別栄誉教授 中山敬一
Emailnakayama.keiichi@tmd.ac.jp