乳児期と幼児期以降で異なる白血病の特徴
―小児急性骨髄性白血病の年齢別解析で新知見―
【産学連携対象 全学共通分野 Discovery Saga】
【Sagaキーワード】
この研究の主な対象者企業・研究者の方
公開日
概要
松尾英将 医学研究科准教授、庄子皓太 同修士課程学生、小川誠司 同教授、錦織桃子 同教授、滝田順子 同教授、吉田健一 国立がん研究センター研究所分野長、足立壯一 滋賀県立総合病院総長らの研究グループは、小児の急性骨髄性白血病(AML)において、発症年齢によってゲノム異常や予後(治りやすさ)が異なることを明らかにしました。AMLは生まれて間もない乳児にも発症することがありますが、乳児期の発症と幼児期以降の発症との間で、病気の性質がどのように異なるかは、これまで十分に分かっていませんでした。本研究グループは、日本小児がん研究グループ(JCCG)の臨床試験で得られたサンプルおよび海外のデータセットを用いて、小児AMLの大規模なゲノム解析を行いました。その結果、KMT2A再構成と呼ばれる染色体異常をもつタイプのAMLで、乳児期と幼児期以降ではゲノム異常の種類や頻度、予後に明らかな違いがあることが分かりました。本成果は、小児AMLのより正確なリスク分類や、個別化医療の開発につながることが期待されます。
本研究成果は、2025年10月23日に、国際学術誌「Haematologica」にオンライン掲載されました。

詳しい研究内容について
乳児期と幼児期以降で異なる白血病の特徴―小児急性骨髄性白血病の年齢別解析で新知見―研究者情報
研究者名 松尾 英将京都大学 教育研究活動データベース 研究者名 小川 誠司
京都大学 教育研究活動データベース 研究者名 錦織 桃子
京都大学 教育研究活動データベース 研究者名 滝田 順子
京都大学 教育研究活動データベース
京都大学 研究