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千葉大学 研究Discovery Saga
2025年9月29日

薬物療法で改善しないパニック症にオンライン認知行動療法が有効

~ランダム化比較試験で実証~

【注目の成果:共同研究・産学連携のためのチェックポイント】
薬物療法でも症状が十分に改善しないパニック症に対する新たな治療の選択肢となる可能性
【産学連携対象 全学共通分野 Discovery Saga】
複合領域医歯薬学
【Sagaキーワード】
産学連携/認知行動療法/薬物療法/臨床研究

2025年09月29日
研究・産学連携

概要

千葉大学子どものこころの発達教育研究センターの関陽一助教、同大大学院医学研究院の清水栄司教授らの研究グループは、薬物療法を行っても症状が残るパニック症患者さんに対して、医療機関のセラピスト(公認心理師)によるオンラインでの認知行動療法が、通常診療のみを行う場合よりも、有効性が優れていることをランダム化比較試験注1)により、世界で初めて明らかにしました。
 今回の成果により、薬物療法でも症状が十分に改善しないパニック症に対する新たな治療の選択肢となる可能性が示され、外出が難しい患者さんでも自宅で認知行動療法が受けやすくなるメリットも期待されます。
 本研究成果は、2025年9月25日(日本時間)に国際医学雑誌BMC Psychiatryのオンライン版に掲載されました。
注1)ランダム化比較試験:臨床研究で用いられる方法の一つで、参加者を無作為に(ランダムに)2つ以上のグループに分け、一方には新しい治療を、もう一方には標準的な治療や対照条件を行う。両群を比較することで、偶然や偏りの影響を減らし、治療の有効性や安全性を科学的により正確に評価することができる。




図1: PDSS得点の比較



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