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千葉大学 研究Discovery Saga
2025年8月27日

光害は昆虫の体内時計を撹乱し、寿命を短くする

~都市の個体は夜間光に対抗する術を進化させる〜

【産学連携対象 全学共通分野 Discovery Saga】
複合領域工学農学医歯薬学
【Sagaキーワード】
産学連携/都市環境/ウシ/寿命/体内時計/ショウジョウバエ/遺伝子/遺伝子発現/睡眠

2025年08月27日
研究・産学連携

概要

千葉大学大学院融合理工学府博士前期課程2年の竹中夏海氏(研究当時)と大学院理学研究院の高橋佑磨准教授の研究グループは、都市部と非都市部に生息するオウトウショウジョウバエ(Drosophila suzukii)を用いた実験により、都市部特有の夜間人工光(光害、図1)が、体のサイズの縮小、睡眠時間の減少、活動リズムの乱れ、寿命の短縮に影響を及ぼすことを明らかにしました。さらに、都市系統の個体ではこれらの影響が軽減されており、都市環境に適応した進化が生じている可能性が示されました。また、都市系統の個体では、遺伝子発現の調節によって夜間光の影響を緩和する術をもつことが示唆されました。
 本研究成果は、2025年8月11日(日本時間)に国際学術誌 Ecology and Evolution に掲載されました。




図.非都市系統の集団では、夜間光のある環境で、体の縮小、睡眠サイクルの乱れ、短命の傾向が見られた。



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