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京都大学 研究Discovery Saga
2025年8月5日

エレクトロポレーション(電気穿孔法)を用いたカブトムシの遺伝子機能解析手法の確立に成功

【産学連携対象 全学共通分野 Discovery Saga】
農学医歯薬学
【Sagaキーワード】
プラスミド/機能解析/エレクトロポレーション/遺伝子機能解析/蛍光タンパク質/緑色蛍光タンパク質(GFP)/RNA/RNA干渉/RNA干渉法/ゲノム/遺伝子
この研究の主な対象者
企業・研究者の方
公開日

概要

安藤俊哉 白眉センター/農学研究科特定准教授、左倉和喜 基礎生物学研究所研究員、森田慎一 同助教、新美輝幸 同教授、重信秀治 同特任教授らからなる共同研究チームは、カブトムシTrypoxylus dichotomusにおけるエレクトロポレーション(電気穿孔法)を用いた遺伝子機能解析手法の確立に成功しました。基礎生物学研究所の新美研究室では、カブトムシが進化の過程で角を新奇形質として獲得した過程について明らかにするための研究を進めており、それに必要な研究手法の開発を独自に行っています。これまでに、カブトムシのゲノム解読、RNA干渉法による遺伝子機能の抑制に成功していました。今回、エレクトロポレーション技術を利用して目的とする一部分の領域で遺伝子機能解析を行う手法が実現したことにより、特定の体の部位で遺伝子の働きを強めたり弱めたりする解析が可能になり、カブトムシの角の進化や形成の仕組みの解明がさらに進むと期待されます。
 本研究成果は、2025年7月17日に、国際学術誌「Scientific Reports」に掲載されました。


エレクトロポレーションによりカブトムシ幼虫に緑色蛍光タンパク質(GFP)発現用プラスミドDNAの導入に成功。導入部でGFPの緑色蛍光が観察できた。

詳しい研究内容について

エレクトロポレーション(電気穿孔法)を用いたカブトムシの遺伝子機能解析手法の確立に成功

研究者情報

研究者名 安藤 俊哉
京都大学 教育研究活動データベース

書誌情報

【DOI】
https://doi.org/10.1038/s41598-025-10780-x

【KURENAIアクセスURL】
http://hdl.handle.net/2433/295557

【書誌情報】
Kazuki Sakura, Shinichi Morita, Toshiya Ando, Karen Yuzaki, Shuji Shigenobu , Teruyuki Niimi (2025). Electroporation-mediated functional analysis method of genes in the giant insectTrypoxylus dichotomus.Scientific Reports, 15, 25923.

関連部局

白眉センター 農学部・農学研究科