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鹿児島大学 研究Discovery Saga
2025年6月24日

【医歯研】スイーツを食べて口腔ケア?!歯磨きスイーツ(仮)の説明会&試食会を実施

【産学連携対象 全学共通分野 Discovery Saga】
化学工学医歯薬学
【持続可能な開発目標(SDGs)】
【Sagaキーワード】
オリゴ糖/持続可能/持続可能な開発/歯学/高齢者

[記事掲載日:25.06.24]








概要

6月20日、医歯学総合研究科の平間 雅博准教授は、低糖質パティシエの高谷 浩史氏、シリアルアントレプレナーの野口 英光氏とともに、プラーク抑制効果のある環状オリゴ糖を用いたスイーツ「歯磨きスイーツ(仮)」を体験していただく試食会と説明会を実施しました。
 虫歯の原因となるプラークは、常在菌であるミュータンス菌が砂糖(ショ糖)を食べて、べたつきのある不溶性グルカンを作りだし歯の表面に付着することで作られます。平間准教授らは、砂糖を使用せず、プラークの生成を抑制する効果のある「環状オリゴ糖」や、ミュータンス菌の栄養となりにくい希少糖、フラクトオリゴ糖を組み合わせてスイーツを作ることで、従来の歯磨きとは異なる口腔ケアの方法「歯磨きスイーツ(仮)」を提案しました。
 試食会には、マカロンやグミ、生チョコレート、キャラメル、アイスクリームと、多種類のきらびやかなスイーツが並びました。試食会に参加した理学部1年の山内 彰博さんは、「とても美味しいスイーツ、これなら喜んで食べる。これが歯磨きの代わりになるのだとしたら驚きだ。」と感想を口にしました。
 歯磨きはプラークを取り除く一般的な方法ではありますが、歯磨きの苦手な子どもや介護の必要な高齢者、被災地等水の確保が難しい場合など、ハードルが高いケースがあります。平間准教授は、「口腔ケアを義務のように感じずに、自ら進んで行えるものにすることが大事。そのためには、甘くて美味しいものである必要がある。歯磨きスイーツ(仮)で世界中に存在する歯磨き弱者(様々な状況によって歯磨きをすることが難しい人々)を救いたい。」と想いを語りました。
 今後、平間准教授らは試食会でいただいた意見を参考に、商品化を目指すこととしています。




歯磨きスイーツ(仮)キャラメルを試食する山内さん






写真左から、野口氏、平間准教授、高谷氏