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東北大学 研究Discovery Saga
2025年5月29日

東北大学大学院理学研究科「次元融合ナノ物質科学寄附講座」が第二期を開始 株式会社深松組の寄附によって実現した 革新的なナノカーボン材料に関する寄附講座

【産学連携対象 全学共通分野 Discovery Saga】
環境学数物系科学総合理工工学農学医歯薬学
【持続可能な開発目標(SDGs)】
【Sagaキーワード】
学際研究/物質科学/太陽/ナノ物質/持続可能/ナノカーボン/持続可能な開発/太陽電池/電池/カーボン/シリコン/リチウム/環境問題/機能性材料/機能性/カーボン材料/サッカー/フラーレン
2025年5月29日 13:00

研究者情報

〇大学院理学研究科
教授 寺田 眞浩
准教授 權 垠相
研究室ウェブサイト
センターウェブサイト

発表のポイント

次元融合ナノ物質科学分野の国際的な教育・研究のハブ構築を目的とした寄附講座が第二期を開始しました。

発表概要

2021年、東北大学大学院理学研究科(現研究科長:都築 暢夫)は、株式会社 深松組(代表取締役社長:深松 努)の寄附により「次元融合ナノ物質科学」に関する寄附講座を開設しました。深松組はかねてから環境問題に強い関心を持ち、基礎科学の発展こそ環境問題の根源的な課題解決に至るとの考えのもと、この度、基礎科学を推進する目的で東北大学大学院理学研究科に寄附をいただいたものです。
本寄附講座は2016年度から2021年度まで東北大学学際研究重点拠点「新奇ナノカーボン誘導分子系基盤研究開発センター」が築き上げた研究成果を基盤としています。同センターでは、本研究科が中心部局となり、次世代機能性材料の有力候補であるフラーレン(注1や原子内包フラーレン(注2などをはじめとするナノカーボンに関する研究を推進してきました。その実績を踏まえ、本寄附講座では本学での基礎研究の蓄積から生まれた金属を内包したC60フラーレン(注3の初めての例であるリチウムイオン内包C60フラーレンを中心に、その基礎と応用研究を行っています。



本研究の推進は、将来的には、現在社会的な課題となっているシリコン太陽電池の廃棄問題をはじめとする環境問題の解決に貢献することが期待されます。

用語解説

注1. フラーレン:複数の炭素原子のみから構成される閉殻空洞状のクラスターの総称である。サッカーボールのような形状をした炭素60個から成る球状のC60(シーロクジュウ)フラーレンが代表的な物質である。これは、1975年に豊橋科学技術大学の大澤映二によってその存在が理論予測され、1985年にハロルド・クロトー、リチャード・スモーリー、ロバート・カールの3名により発見されて1996年には発見した3名がノーベル化学賞を受賞した。
注2. 原子内包フラーレン:フラーレンの内部空間に原子を含む物質の総称。
注3. 金属内包C60フラーレン:炭素60個から成るフラーレンの内部空間に金属を含む物質。

詳細(プレスリリース本文)

問い合わせ先

<講座に関すること>
東北大学大学院理学研究科
担当:教授 寺田 眞浩、准教授 權 垠相
(事務担当:総務課研究支援係)
電話:022-795-3798
Email: sci-kenkyu*grp.tohoku.ac.jp
(*を@に置き換えてください)
<報道に関すること>
東北大学大学院理学研究科
広報・アウトリーチ支援室
電話: 022-795-6708
Email:sci-pr*mail.sci.tohoku.ac.jp
(*を@に置き換えてください)






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