インスリノーマの非侵襲診断に成功ー新開発のPET/CT検査が高精度検出を実現ー
【産学連携対象 全学共通分野 Discovery Saga】
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公開日
概要
村上隆亮 医学研究科助教、中本裕士 同教授、矢部大介 同教授、稲垣暢也 名誉教授らの研究グループは、重症低血糖を呈しうる稀なホルモン産生腫瘍であるインスリノーマを対象に、新しいPET/CT検査を用いた非侵襲的診断法の開発に成功しました。インスリノーマ細胞に多く発現するGLP-1受容体を標的とした新規PETプローブ([18F]FB(ePEG12)12-exendin-4)を用いることで高感度な画像診断を実現しました。実際に本プローブを用いたPET/CT検査を12名のインスリノーマが疑われる患者に施行したところ、同検査によって腫瘍の存在部位を100%の感度で特定でき、従来法を大きく上回る診断精度を示しました。従来のCTやMRI検査などの方法では発見が難しかった腫瘍も含め、本PET/CT検査での診断により、全例で手術による根治が達成できました。今後、本手法はインスリノーマ診断における画期的な非侵襲的検査として有力な選択肢となることが期待されます。本研究成果は、2025年5月20日に、国際学術誌「The Journal of Clinical Endocrinology & Metabolism(JCEM)」にオンライン掲載されました。
詳しい研究内容について
インスリノーマの非侵襲診断に成功ー新開発のPET/CT検査が高精度検出を実現ー研究者情報
研究者名 村上 隆亮京都大学 教育研究活動データベース 研究者名 中本 裕士
京都大学 教育研究活動データベース 研究者名 矢部 大介
京都大学 教育研究活動データベース 研究者名 稲垣 暢也 Researchmap
京都大学 研究