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千葉大学 研究Discovery Saga
2025年5月21日

映像と音声のズレに、知覚系が順応する仕組みを解明

~視聴覚刺激の時間差に対する「時間的再較正」で、テレコミュニケーション技術の進化に貢献〜

【産学連携対象 全学共通分野 Discovery Saga】
情報学複合領域医歯薬学
【Sagaキーワード】
符号化/産学連携/聴覚/コミュニケーション

2025年05月20日
研究・産学連携

概要

千葉大学大学院人文科学研究院の一川誠教授と同大大学院融合理工学府博士後期課程3年のワン・ヤル氏は、視覚刺激と聴覚刺激の開始時の間、またはそれらの終了時のあいだに時間差を設けた条件でのみ、視聴覚刺激間の時間差を小さく感じる順応的変化(時間的再較正)が生じることを明らかにしました。この結果は、人間の知覚認知系が、開始や終了のような刺激の時系列的部位ごとに時間情報を符号化し、その時間差に順応するよう情報の処理を行なっていることを意味しています。
 本研究は今後、遠距離からの映像音声通信(テレコミュニケーション)で生じる映像と音声のズレを自動的に調整し、快適に視聴できるような技術の開発に役立つことが期待されます。
 本研究成果は、2025年5月1日に学術誌Vision Researchで公開されました。


視聴覚刺激の時間差の実験



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