台湾からデニソワ人
—台湾最古の人類化石はデニソワ人男性の下顎骨だった—
【産学連携対象 全学共通分野 Discovery Saga】
【Sagaキーワード】
掲載日:2025-4-30
研究
概要
金沢大学古代文明・文化資源学研究所/医薬保健研究域附属サピエンス進化医学研究センターの覚張隆史准教授は、総合研究大学院大学の蔦谷匠助教を中心とした日本、台湾、デンマークの国際共同研究チームと共同で、台湾最古の人類化石の古代タンパク質配列を調べ、これが旧人の「デニソワ人」男性に由来することを明らかにし、Science 誌に報告しました。「デニソワ人」は、2010 年にシベリアのデニソワ洞窟で見つかった骨や歯の断片から抽出された古代ゲノムによって、存在が示された旧人集団に対する仮称(ニックネーム)です。ネアンデルタール人とは異なる系統で、化石はシベリアとチベットでしか見つか
っていませんでした。姿や分布域は謎に包まれており、解明が進められています。
本国際共同研究において、覚張隆史准教授は、デニソワ人の古代 DNA 分析を担当しました。
金沢大学 研究