◆海洋コア国際研究所の池原実教授らの研究成果が学会誌「 Paleoceanography and Paleoclimatology」に掲載されました
【産学連携対象 全学共通分野 Discovery Saga】
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公開日 2025年4月8日
千葉工業大学・東京大学・高知大学の研究チーム、地球史における “酸素に乏しい海” の多様性を
新たなデータ科学的アプローチにより解明
―海のレアメタル資源探査への新展開―
海洋コア国際研究所の池原実教授らの研究チームは、酸素に乏しい海洋で生成された堆積岩(黒色頁岩)の化学組成を解析し、レアメタル濃集の要素を特定しました。これにより、酸素に乏しい海洋環境の推定が可能となり、レアメタル資源の探査にも役立つことが示されました。さらに、ペルム紀/トリアス紀境界、白亜紀海洋無酸素事変、現世の堆積物を分析し、異なる元素濃集パターンを抽出しました。これまで、貧酸素/無酸素海洋で形成された堆積物の化学組成については、個々の時代や元素に注目した研究が行われていましたが、今回の研究では、時代や海域ごとの黒色頁岩の化学組成の普遍性と特異性を初めて明らかにしました。
この成果は、酸素が乏しい時代に形成された黒色頁岩における元素濃集のメカニズムの解明や、それを生じさせた地球環境変動の解明に貢献する重要な知見です。
研究成果は、2025年4月7日にアメリカ地球物理学連合 (American Geophysical Union) の学会誌「Paleoceanography and Paleoclimatology」で発表されました。
【高知大学他共同プレスリリース】海のレアメタル資源探査への新展開[PDF:6.01MB]
論文情報
雑誌名: Paleoceanography and Paleoclimatology (公開日: 2025年4月7日)論文題目: Geochemical variations in sedimentary records of oxygen-depleted marine environments in representative geological periods: New perspectives from an independent component analysis
著者: Moei Yano, Kazutaka Yasukawa, Kentaro Nakamura, Junichiro Kuroda, Minoru Ikehara, Hikaru Iwamori, Yasuhiro Kato
論文リンク:https://doi.org/10.1029/2024PA005004 (オープンアクセス)
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高知大学 研究