第6回ニューロモルフィックAIハードウェア国際シンポジウムを開催しました
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更新日:2025.03.14
概要
2025年3月3日〜4日、ホテルクラウンパレス小倉において、ニューロモルフィックAIハードウェア研究会・九州工業大学ニューロモルフィックAIハードウェア研究センター(通称:Neumorphセンター、センター長:田中 啓文教授、副センター長:田向 権教授)・北九州観光コンベンション協会の共催、日本学術振興会Core-to-Coreプロジェクト(マテリアル知能による革新的知覚演算システムの構築プロジェクト)・電子情報通信学会NOLTAソサエティの協賛で、第6回ニューロモルフィックAIハードウェア国際シンポジウム(The 6th International Symposium on Neuromorphic AI Hardware)が執り行われました。当シンポジウムは、材料・回路・モデル・ロボット応用などニューロモルフィックAIハードウェアに関する最新の研究成果を発表・議論することを目的としたもので、昨年度3月に実施された第5回に続き、今回が6度目の開催となります。
今回も、例年通り現地+オンラインのハイブリッド方式で開催されました。現地参加が124名、オンライン参加を含めると合計131名が当シンポジウムに参加登録しており、Neumorphセンターが目指す材料に潜在する知能を引き出し、生物の脳を模倣したモデル・回路を設計することで、既存のシステムを超越したAIを開発する取り組みが広く注目されていることが窺えます。
シンポジウムでは、ニューロモルフィックAIハードウェアに関する分野で国際的に活躍する9名の研究者(チューリッヒ応用科学大学・Yulia Sandamirskaya教授による基調講演、カタルーニャ工科大学・Jordi Madrenas教授、シンガポール国立大学・Benjamin C.K. Tee教授、シドニー大学・Zdenka Kuncic教授、大阪大学・鈴木 秀幸教授、東京大学・桐谷 乃輔教授、大阪大学・松本 卓也教授、AGH科学技術大学・Konrad Szaciłowski教授、埼玉大学・内田 淳史教授らによる招待講演)による講演(ALCA-Next特別セッション、Core-to-Core特別セッションを含む)、7件の発表を含む口頭発表セッション、59件の発表を含むポスターセッションが企画・実施されました。
ポスターセッションにおいて優秀な発表をした学生には、The best student presentation award(最優秀賞1名)、Student presentation awards(優秀賞4名)が授与されました。
九工大生の受賞者は下記の通りです。
■ 最優秀賞
受 賞 者 | 田端 大貴 (大学院生命体工学研究科 博士前期課程 人間知能システム工学 1年) |
論文題目 | "Development of a lightweight cryptographic system for edge node of medical IoT via nanomaterials" |
■ 優秀賞
受 賞 者 | 山中 千聖 (大学院情報工学府 博士前期課程 M情報創成工学専攻 2年) ) |
論文題目 | "Time Series Prediction Capability of Coupled Spin Hall Oscillator Array-Based Reservoir Computing" |
受 賞 者 | フイン チュオン トゥ (大学院生命体工学研究科 博士前期課程 人間知能システム工 1年) |
論文題目 | "Simulation of In-materio Physical Reservoir using Unidirectional Cluster-Based Echo State Network" |

開会挨拶(田中啓文センター長)

招待講演(Jordi Madrenas教授)

招待講演(Benjamin C.K. Tee教授)

招待講演(Konrad Szaciłowski教授)

ポスターセッションの様子

最優秀賞を受賞した田端さん(左)と田中センター長(右)