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2025年7月29日 火曜日
以下の60大学の研究成果を毎日調査し、速報しています。
白抜き表示は本日の会員向け「知尋」掲載18校。掲載記事数23本。うち黒白抜き表示は本日の公開記事掲載校。
調査対象大学: 北海道大学、室蘭工業大学、帯広畜産大学、弘前大学、東北大学、山形大学、筑波大学、宇都宮大学、群馬大学埼玉大学千葉大学
東京大学、東京科学大学、お茶の水女子大学、東京農工大学、電気通信大学、一橋大学横浜国立大学、新潟大学、金沢大学、
北陸先端科学技術大学院大学、福井大学、信州大学、岐阜大学、静岡大学、名古屋大学、名古屋工業大学、豊橋技術科学大学、三重大学、京都大学
京都工芸繊維大学、大阪大学、神戸大学、奈良女子大学、和歌山大学、島根大学岡山大学広島大学、山口大学、徳島大学、香川大学、愛媛大学、
高知大学、九州工業大学、九州大学、佐賀大学、熊本大学、鹿児島大学、琉球大学、札幌医科大学、福島県立医科大学、会津大学、東京都立大学、
横浜市立大学、岐阜薬科大学、京都府立医科大学、大阪公立大学、奈良県立医科大学、慶應義塾大学、早稲田大学
工学
東京科学大学
可視光を利用する光触媒パネルでCO2からギ酸を生成する人工光合成技術を確立
人工光合成の実用化に寄与する開発を推進し、カーボンニュートラル社会の実現に貢献
東京科学大学(Science Tokyo)理学院 化学系の前田和彦教授と三菱電機株式会社らは、可視光を吸収する有機半導体である窒化炭素を用いた人工光合成触媒系を平面状に形成、固定化し、CO2からエネルギー物質である
ギ酸を生成させることに成功しました。

光触媒を用いて太陽光エネルギーを化学物質に変える人工光合成は、カーボンニュートラル社会の実現に向けた有効な手段として期待されており、この研究においては、太陽光の主成分である
可視光域をより効率よく利用する技術の確立が求められています。また、人工光合成により得られる物質のうち、液体で運搬や貯蔵が容易であるという特長を持つギ酸は、太陽光のエネルギーを蓄える再生可能エネルギーの一つとして注目されています。

今回の開発に用いた光触媒は、波長450 nm程度までの可視光の光エネルギーを、CO2を原料としてギ酸に変える働きを持っています。これまでは、反応液中に分散させた光触媒粒子に光を当てることでギ酸を生成させていましたが、ギ酸の大量生成に向けては、反応溶液からのギ酸の分離を容易にし、かつ光を効率よく利用するために、光触媒を平面上に形成、固定化する必要がありました。

本開発では、ガラス平板上に酸化チタン層を堆積させ、その上に有機半導体である窒化炭素を載せて固定化することに成功しました。これによりパネル状にした光触媒にCO2の還元活性点となる
ルテニウム錯体(以下、RuP)を吸着させ、可視光を当てることで、CO2を原料としてギ酸が生成されることを確認しました。

将来的には、本開発成果を他の人工光合成技術と組み合わせることで、より高効率なエネルギー変換システムの実現を目指します。また、エネルギーの貯蔵や運搬が容易なギ酸の大量生成を実現することで、再生可能エネルギーの利用拡大にも貢献します。
関連分野情報学 複合領域 環境学 数物系科学 化学 生物学 総合理工 農学 医歯薬学
研究キーワード
自律システム/検索システム/光エネルギー/化学物質/再資源化/再生可能エネルギー/太陽/励起状態/ルテニウム錯体/光エネルギー変換/有機半導体/光合成/太陽光/正極材料/貴金属/可視光/人工光合成/水分解/カーボンニュートラル/物質拡散/チタン/光触媒/酸化チタン/電池/カーボン/CO2還元/ナノ材料/ナノ粒子/ポリマー/レアメタル/金属酸化物/酸化物/耐久性/耐食性/二酸化炭素/二次電池/熱膨張/半導体/エネルギー変換/層構造/ルテニウム/酸化反応
環境学
広島大学
PM2.5が日本の労働供給量を低下させていることを統計・観測データから実証
~大気汚染削減が経済的便益をもたらす可能性~
広島大学大学院人間社会科学研究科の山田 大地 准教授と東京大学大学院総合文化研究科の成田 大樹 教授は、微小粒子状物質(PM2.5)による大気汚染が、日本において労働供給量や出勤日数を低下させていることを、2013~2017年の労働統計と大気環境観測データをもとに実証しました。この結果によれば、月間平均PM2.5濃度の1μg/m3の上昇で、月間労働時間が一人当たり約0.5時間減少することが示されました(研究対象期間の日本の平均は13.5μg/m3)。これは全国年間あたりで7,600億円の損失に相当し、先進国における比較的低水準の大気汚染であっても経済的損失が発生していることを示唆しています。...
関連分野環境学数物系科学工学農学医歯薬学
研究キーワード
PM2.5/環境経済/環境経済学/影響評価/粒子状物質/因果関係/コロナ禍/マイクロ/環境問題/生産性/計量経済学/東シナ海/大気汚染/労働生産性/血圧

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工学
京都大学
通信波⻑帯 5 バンドにまたがる超広帯域オンチップ量⼦もつれ光源を実現
― 量⼦技術の⾶躍的な⾼性能化が期待 ―
電⼦や光⼦などの量⼦は、通常の物体とは異なったふるまいをします。その量⼦の個々のふるまいや相関(量⼦もつれ)を制御することで、⾶躍的な計算能⼒を実現する量⼦コンピューターや、盗聴不可能な暗号を実現する量⼦暗号、さらに、従来の計測技術の限界を超える量⼦センシングなど、「量⼦技術」の研究が精⼒的に進められています。その中でも、光⼦は、⻑距離伝送が可能で、また室温でも量⼦状態が保存されるため、有⼒な担体です。今回、電子工学専攻 ⽵内繁樹 教授、岡本 亮 同准教授、濱⼭友志 同修⼠課程学⽣(研究当時)らの研究グループは、⾹港城市⼤学、QXP Technology Inc.の共同研究グループ...
関連分野数物系科学工学
研究キーワード
広帯域/CMOS/光通信/計測技術/センシング/半導体

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工学
京都大学
「色の変化」で目に見えない有害物質の存在を知らせる金属材料を開発
–3d遷移金属錯体で検出できる物質の拡大に期待–
ガラス基礎科学講座の増野敦信 特定教授ら弘前大学大学院理工学研究科の村上辰成 大学院生(博士後期課程2年生)、太田俊 准教授、岡﨑雅明 教授の共同研究グループは、揮発性有機化合物(VOC)を検出する新たなメカニズムを発見しました。VOCは、常温常圧で揮発性を有し、大気中へと放出されやすい有機化合物の総称です。VOCの多くは、健康被害や大気汚染を引き起こすため、高価な分析機器を用いずにVOCを検出できる材料が求められています。そのような材料として、化合物の蒸気に応答して可逆的に色が変化する性質(ベイポクロミズム)を示す3d遷移金属錯体が注目されています。しかし、従来の3d遷移金属錯体の...
関連分野環境学数物系科学化学総合理工工学医歯薬学
研究キーワード
揮発性有機化合物/カゴメ格子/アニオン/カルベン/ヘテロ環/金属錯体/遷移金属錯体/遷移金属/有害物質/メタン/金属材料/大気汚染/カチオン

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工学
大阪大学
液体のエントロピーの第一原理計算に成功
実験データを使わず液体の化学反応を予測可能にする
大阪大学産業科学研究所 白井光雲招へい教授の研究グループは、液体のエントロピーについて、経験的パラメータを用いることなく計算する方法を開発しました。これまで、液体のエントロピーの計算には標準理論というものがなく、どう計算するかはほとんど手探りの状態でした。そのため、液体を含む化学反応は精度の高い予測ができていませんでした。今回の研究成果により、液体に対してあらゆる種類の実験データを参照することなく、原子種の指定のみという理論の枠内でエントロピーが計算できるようになりました。これにより、液体を利用した物質合成プロセスは理論予測が可能なものとなり、結晶成長、精練、触媒処理ほか、液体...
関連分野情報学数物系科学工学農学医歯薬学
研究キーワード
自由エネルギー/統計力学/標準理論/物質科学/分配関数/エントロピー/融点/フォノン/温度依存性/熱力学/シミュレーション/結晶成長/第一原理/第一原理計算/動力学/分子動力学/結晶構造/MDシミュレーション/ナトリウム

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医歯薬学
九州大学
C型肝炎ウイルスの排除が腸内環境の劇的な回復をもたらす
— ブラウティア菌の増加が肝機能回復のカギに — 農学研究院 中山 二郎 教授
名古屋市立大学大学院医学研究科の井上貴子准教授、熊本大学大学院生命科学研究部の田中靖人教授、九州大学大学院農学研究院の中山二郎教授らの研究チームは、C型肝炎患者さんにおいてウイルスの排除治療後に腸内環境と肝臓の状態がどのように変化するかを、腸内フローラ、便中胆汁酸プロファイル、肝臓での遺伝子発現という多角的な視点から解析しました。その結果、HCV感染中には、腸内フローラにおけるoral Streptococci(口腔レンサ球菌[注7])の増加や胆汁酸代謝の乱れ、肝臓での酵素遺伝子の発現異常が確認されましたが、ウイルス排除後にはそれらの回復が見られました。特に、有用菌であるBlaut...
関連分野情報学化学生物学工学総合生物農学医歯薬学
研究キーワード
プロファイル/アンモニア/種多様性/加水分解/水分解/持続可能/持続可能な開発/二酸化炭素/腸内フローラ/生態系/微生物/C型肝炎ウイルス/HCV/肝線維化/dysbiosis/肝炎/C型肝炎/肝硬変/腸内環境/代謝物/胆汁酸/2型糖尿病/ウイルス/コレステロール/遺伝学/遺伝子/遺伝子発現/細菌/線維化/腸内細菌/糖尿病

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複合領域
香川大学
第6回日本・インドネシア学長会議に出席しました
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複合領域
京都府立医科大学
京都府亀岡市、市制施行70周年記念事業として丹波亀山城「鯱瓦」を京都府立医科大学より受贈
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環境学
一橋大学
一橋サマーインスティテュート2025「ミクロ経済理論」を開催しました
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数物系科学
静岡大学
【理学部/放射科学教育研究推進センター】 大矢恭久准教授が核融合炉について解説しました
~サイエンスカフェ in 静岡~
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工学
東北大学
構造常識を覆すトポケミカル反応の発見
―カゴメ格子をもつ新しい二次元量子物質の創製に成功―
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工学
横浜国立大学
「創発的研究支援事業」に環境情報研究院・大久保光准教授が採択
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工学
京都大学
-200℃の低温でも動作する アクチュエータ用の形状記憶合金を開発
宇宙機器や水素利用分野における動作制御の高性能化に期待
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工学
福井大学
連合教職開発研究科(連合教職大学院)と地域創生Coデザイン研究所が連携協定を締結しました
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工学
大阪大学
環境問題を引き起こすPFASを高効率に「完全分解」
新開発の高周波パルス発生器を活用、工学研究科とNexFiの共同研究で
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医歯薬学
筑波大学
感染や炎症時に未熟好中球が増加するメカニズムとその意義を解明
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医歯薬学
群馬大学
糖尿病に関わるグルカゴンの新たな制御メカニズムを発見
~膵α細胞を活用した治療法への手がかり~
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医歯薬学
千葉大学
サービス付き高齢者向け住宅への入居は高齢者の身体的健康状態や幸福感の向上につながる可能性
~傾向スコアマッチング手法による地域在住高齢者との比較研究
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医歯薬学
島根大学
【8/24(日)開催】認知症・うつ病・薬について
~出雲市民フォーラム2025夏~
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医歯薬学
岡山大学
令和7年度岡山大学TCカレッジ医工系コース中級カリキュラム「生物系各種光学顕微鏡(基礎)」を実施
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医歯薬学
広島大学
女性と男性で異なる運動神経の働き
―パーキンソン病の新たな性差を発見―
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医歯薬学
大阪大学
潰瘍性大腸炎の発症・重症化のメカニズムを解明
OTUD3は腸内細菌が誘導する炎症応答を制御する
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その他
埼玉大学
大学院理工学研究科 安積卓也教授がJSTの2024年度「創発的研究支援事業」に採択されました