[日刊 知尋] [Discovery Saga総合案内] [大学・研究機関別アーカイブス] [Discovery Saga会員のご案内] [産学連携のご案内] [会社概要] [お問い合わせ]
2025年7月23日 水曜日
以下の60大学の研究成果を毎日調査し、速報しています。
白抜き表示は本日の会員向け「知尋」掲載16校。掲載記事数29本。うち黒白抜き表示は本日の公開記事掲載校。
調査対象大学: 北海道大学、室蘭工業大学、帯広畜産大学、弘前大学、東北大学、山形大学、筑波大学、宇都宮大学、群馬大学、埼玉大学、千葉大学、
東京大学、東京科学大学、お茶の水女子大学、東京農工大学、電気通信大学、一橋大学、横浜国立大学、新潟大学、金沢大学、
北陸先端科学技術大学院大学、福井大学、信州大学、岐阜大学、静岡大学、名古屋大学、名古屋工業大学、豊橋技術科学大学、三重大学、京都大学
京都工芸繊維大学、大阪大学神戸大学、奈良女子大学、和歌山大学、島根大学岡山大学、広島大学、山口大学、徳島大学、香川大学、愛媛大学、
高知大学、九州工業大学、九州大学、佐賀大学、熊本大学、鹿児島大学、琉球大学、札幌医科大学、福島県立医科大学、会津大学、東京都立大学、
横浜市立大学、岐阜薬科大学、京都府立医科大学、大阪公立大学、奈良県立医科大学、慶應義塾大学、早稲田大学
医歯薬学
大阪大学
腸内細菌は樹状細胞を介して腸から離れたがんの免疫環境に影響する 免疫チェックポイント阻害薬の作用に関与する新たな腸内細菌を同定
英国科学雑誌「Nature」で発表
国立研究開発法人国立がん研究センター(東京都中央区、理事長:間野 博行)研究所 腫瘍免疫研究分野を中心とする研究チームは、免疫チェックポイント阻害薬の治療効果を高める新たな腸内細菌としてルミノコッカス科に属するYB328株を同定し、その培養と作用メカニズムの解明に成功しました。
YB328株が腸内で免疫応答の司令塔である樹状細胞を活性化し、その樹状細胞ががん組織まで移動することで免疫効果を発揮するとともに、腸内細菌叢の多様化を通じた樹状細胞のさらなる活性化により、免疫チェックポイント阻害薬の効果を高める可能性が示されました。さらに、YB328株はがん治療薬PD-1阻害薬が効いた患者さんの腸内に特に豊富に見られ、治療の効果や、がんを攻撃する免疫細胞(PD-1陽性CD8陽性T細胞)ががんの中に多く存在することと強く関係する腸内細菌であることが明らかになりました。
本研究は、腸内細菌が腸から離れた臓器に存在するがんの免疫環境に影響を及ぼす仕組みを世界で初めて可視化して明らかにし、特定の細菌の投与によってPD-1阻害薬の効果が改善される分子メカニズムの詳細を解明したものです。
本研究成果により、免疫チェックポイント阻害薬では十分な効果が得られない患者さんにおいても、YB328株を投与することで腸内細菌叢の構成が変化し、免疫チェックポイント阻害薬に反応しやすい腸内環境へと整えることができる可能性が示唆されました。今後YB328株は、がん免疫療法の効果を高める新たな免疫賦活化剤としての可能性を持ち、今後の臨床応用が期待されます。
本研究は、国立研究開発法人国立がん研究センター研究所 腫瘍免疫研究分野 西川 博嘉分野長(名古屋大学大学院医学系研究科 微生物・免疫学講座 分子細胞免疫学教授、京都大学大学院医学研究科附属がん免疫総合研究センターがん免疫多細胞システム制御部門教授)、小山 正平研究員(現 国立がん研究センター研究所 免疫ゲノム解析部門長、元大阪大学大学院医学系研究科 呼吸器免疫内科学 特任准教授)、辨野 義己腸内フローラ研究所理事長(元理化学研究所 科技ハブ産連本部 バトンゾーン研究推進プログラム 辨野特別研究室 特別招聘研究員)らの研究チームで実施し、本成果は英国科学雑誌 「Nature」 に日本時間2025年7月15日に掲載されました。
関連分野情報学 複合領域 工学 総合生物 農学
研究キーワード
プロファイル/プレゼンテーション/がん研究/システム制御/マイクロ/電子顕微鏡/生体内/腸内フローラ/細胞応答/rRNA/16S rRNA/CD8/微生物/IRF/シークエンス/TCR/核移行/機能解析/抗原提示/小細胞肺がん/NFATc1/PD-1/TLR/アジュバント/がん免疫/がん免疫療法/マウスモデル/遺伝子発現解析/抗腫瘍免疫/腫瘍浸潤リンパ球/浸潤/発現解析/臨床応用/ゲノム解析/リンパ球/腸内環境/TLR7/Toll様受容体/T細胞受容体/フローサイトメトリー/骨髄/前駆細胞/免疫療法/RNA/RNAシークエンス/T細胞/アルブミン/がん治療/ノックアウトマウス/マウス/リガンド/共培養/抗原/抗腫瘍効果/細胞療法/自然免疫/腫瘍免疫/受容体/樹状細胞/樹状突起/創薬/転写因子/非小細胞肺がん/分化誘導/慢性炎症/免疫チェックポイント/免疫チェックポイント阻害薬/免疫応答/免疫学/免疫細胞/がん患者/ゲノム/コホート/サイトカイン/マイクロバイオーム
数物系科学
東京大学
金を作る天然物の謎を解明
デルフチバクチンAの完全構造決定と金イオン還元機構解明
東京大学大学院薬学系研究科の竹内碧大学院生(研究当時)、柿澤大夢大学院生、澤田瑞希大学院生、森田航輔学部生、伊藤寛晃准教授、井上将行教授の研究グループは、東京農工大学の野口恵一教授との共同研究により、金塊表面に生息するバクテリアが生産し、有毒な金イオンを単体の金へと速やかに還元して無毒化する天然物デルフチバクチンAの完全な構造を世界で初めて決定し、金イオンの還元メカニズムを明らかにしました。デルフチバクチンAは金をナノ粒子として形成する生体由来分子として2013年に報告されて以来、多くの研究者の興味を集めてきましたが、発見から12年を経てもなお一部の立体化学の情報は不明のままでした。本研究では...
関連分野情報学数物系科学化学工学農学医歯薬学
研究キーワード
最適化/水溶液/バクテリア/データ解析/金ナノ粒子/ナノ粒子/構造決定/立体化学/細菌

この記事の詳細を読む
工学
神戸大学
プライバシー保護連合学習技術「DeepProtect」「eFL-Boost」を活用した不正送金検知の実証実験を実施し、再現率向上を確認
国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT(エヌアイシーティー)、理事長: 徳田 英幸)、国立大学法人神戸大学(学長: 藤澤 正人)及び株式会社エルテス(代表取締役: 菅原 貴弘)は、科学技術振興機構(JST) 戦略的創造研究推進事業の支援を受け、プライバシー保護連合学習技術「DeepProtect」*1及び「eFL-Boost」*2を活用した安全な組織間データ連携技術の社会実装の研究を実施しました。本...
関連分野情報学複合領域数物系科学工学総合生物医歯薬学
研究キーワード
パーソナルデータ/パターン認識/ブースティング/外れ値/学習過程/予測誤差/アルゴリズム/タスク/プライバシー/プライバシー保護/機械学習/深層学習/人工知能(AI)/情報通信/学習システム/協調学習/金融取引/データ解析/エンジン/シナリオ/モニタリング/実証実験/性能評価/決定木/連合学習/画像診断/異分野融合/放射線

この記事の詳細を読む
工学
早稲田大学
発酵ガスから化学原料へ
~ほしいときにほしいだけ低温で~
 食品廃棄物やバイオマス系の資源を発酵して得られる発酵ガス(バイオガス)は、メタンと二酸化炭素が半分ずつ含まれています。メタンと二酸化炭素は、温暖化を引き起こす二大要因のガスでもあり、この2つから化学原料を作る方法は従来から知られていましたが、非常に高温を必要とし、かつ炭素の析出が多く、実用化が困難な方法でした。早稲田大学理工学術院の...
関連分野化学工学農学医歯薬学
研究キーワード
触媒反応/固体触媒/合成ガス/表面反応/エネルギー効率/カーボンニュートラル/バイオガス/カーボン/メタン/二酸化炭素/廃棄物/発酵/バイオマス/温暖化/プロトン

この記事の詳細を読む
医歯薬学
東京大学
炭酸カルシウムの結晶欠陥である双晶を制御する新規タンパク質「twip1」を発見
――高密度双晶構造形成における分子メカニズムを解明――
 東京大学大学院農学生命科学研究科の鈴木道生教授らの研究グループは、カサガイ(Cellana rota)の殻において、高密度に形成されるアラゴナイト結晶の欠陥である「{110}双晶」が、新規タンパク質twip1によって分子レベルで制御されていることを明らかにしました(注2、図1左)。 カサガイなどの軟体動物の殻は、外力に対する耐性を高めるために、さまざまな結晶欠陥を利用しています。中でも、炭酸カルシウムのアラゴナイト{110}双晶は、殻の強靱性に寄与すると考えられておりましたが、これまで生物による形成メカニズムは未解明でした。...
関連分野数物系科学化学工学農学医歯薬学
研究キーワード
準安定/X線回折/カルサイト/軟体動物/構造形成/結晶欠陥/炭酸カルシウム/電子顕微鏡/透過型電子顕微鏡(TEM)/SEM/結晶構造/アラゴナイト/バイオミネラリゼーション/機能解析/大腸/in vitro/カルシウム/大腸菌

この記事の詳細を読む
医歯薬学
京都大学
超分子配位子設計による金ナノクラスター触媒の高活性化
上田恭輔 化学研究所修士課程学生(研究当時)、中村正治 同教授、磯﨑勝弘 同准教授らの研究グループは、単一組成を有する分子状の金25核ナノクラスターにおいて、保護配位子であるチオラート上の置換基として水素結合性のペプチドが樹状に分岐したペプチドデンドロンを用いることで、金ナノクラスター表面に超分子反応場が形成され、触媒活性が大きく向上することを見出しました。 これまで金属ナノクラスターにおける配位子は構造安定化のために用いられることが一般的であり、配位子上の置換基を活用した触媒特性や選択性の向上に関する知見は浅く、未だ発展途上の分野でした。本研究では、超分子反応場を活用することで、通...
関連分野化学総合理工工学医歯薬学
研究キーワード
ナノクラスター/触媒反応/反応場/有機分子/選択性/反応速度/超分子/配位子/分子変換

この記事の詳細を読む
この記事は
会員専用です
複合領域
岡山大学
ハーグ平和宮で開催の地球憲章25周年記念国際会議に参画!横井篤文副学長が未来への高等教育の変革について登壇!
この記事は
会員専用です
複合領域
静岡大学
静岡大学農学部『Professors教員図鑑』ができました!
この記事は
会員専用です
複合領域
会津大学
インターナショナル ・ トーク:「ガンビアについて学ぼう!」が開催されました。
この記事は
会員専用です
数物系科学
島根大学
ヒメダイヤの新たな応用:蛍光X線ホログラフィーの高圧下での測定に成功(材料エネルギー学部・細川研究員)
この記事は
会員専用です
数物系科学
大阪大学
ミクロの“刃”が作る極限磁場の世界
ギガ・ガウス級の超高磁場を生む自己組織的レーザー爆縮
この記事は
会員専用です
工学
香川大学
【8/4(月)公開報告会 参加者募集】香川大学 大学院地域マネジメント研究科 台湾国立政治大学(NCCU)メディア系社会人大学院(EMA)との共同リサーチ 現地調査の結果報告会を開催
この記事は
会員専用です
工学
鹿児島大学
【法文学部】履修証明プログラム「行政 奄美〈環境文化〉教育プログラム」を開講
この記事は
会員専用です
工学
鹿児島大学
【教育学部】鹿大生最高裁判事と懇談しました!
この記事は
会員専用です
工学
早稲田大学
水循環システム研究所 佐藤裕弥 主任研究員(研究院准教授)、カンボジア王国より最高位の「サハメトレイ勲章グランドクロス」を受章
上下水道インフラと教育支援を通じた国際貢献が高く評価
この記事は
会員専用です
工学
大阪大学
結晶欠陥の表裏一体関係の起源
柔らかい幾何学による並進・回転欠陥の新しい見方
この記事は
会員専用です
農学
京都大学
カンムリワシはなぜ有毒外来種を捕食できるのか
―毒耐性遺伝子の進化的背景―
この記事は
会員専用です
農学
東北大学
東北大学大学院生命科学研究科と唐津市がネイチャーポジティブの実現に向けて連携協定を締結
~環境DNA調査等を活用し、人と自然が育み合う社会を実現~
この記事は
会員専用です
農学
早稲田大学
サスティナブルな未来食の普及に向けた産官学共創コンソーシアムキックオフシンポジウム
この記事は
会員専用です
医歯薬学
東北大学
植物ホルモンの"原料"の新機能を発見!
― 植物の環境ストレス耐性を高める鍵となる中間物質の「第2の顔」 ―
この記事は
会員専用です
医歯薬学
宇都宮大学
イチゴ遺伝子の機能解析法の開発
― 野生イチゴを用いた迅速解析 ―
この記事は
会員専用です
医歯薬学
福井大学
Suppressing Tumor Cell Stemness Might Help Colon Cancer Management
この記事は
会員専用です
医歯薬学
神戸大学
楽観的な人々は似たような未来を思い描く
楽観性に共通する脳の働きを可視化
この記事は
会員専用です
医歯薬学
岡山大学
学生が岡山大学研究協力会理事会・総会サイドイベントで産学官連携・多文化共創活動を発表
~未来の人材育成と地域共創の最前線を紹介~
この記事は
会員専用です
医歯薬学
東北大学
気孔を閉じさせるK⁺チャネルの調節部位を発見
この記事は
会員専用です
医歯薬学
岡山大学
子どもを救う“ひと息”が減っている!?
~コロナ禍で蘇生時の人工呼吸が敬遠、小児の救命に影響~
この記事は
会員専用です
医歯薬学
大阪大学
\季節の情報を伝える脳神経回路/ 昆虫の季節休眠を制御するのは 神経ペプチド「コラゾニン」
光周期の変化が昆虫の繁殖を制御するしくみを解明
この記事は
会員専用です
その他
電気通信大学
国立雲林科技大学(台湾)と学術交流協定および学生交流覚書を締結
この記事は
会員専用です
その他
お茶の水女子大学
OCHADAI OPEN CAMPUS 2025を開催しました(7/19~21)