07J00688 (KAKENデータベースで見る)【研究キーワード】
また新たなターゲットとして、ネットワーク性の高いペプチドナノファイバーに着目し、ファージディスプレイ法により標的選択的に結合するペプチドの獲得に成功した。合成ペプチドを用いた結合アッセイの結果、獲得したペプチドは標的ファイバーの組織化を認識して結合していることを明らかにした。獲得したペプチドに細胞接着ペプチドをコンジュゲートすることでナノファイバー表面の修飾を検討した結果、ナノファイバーに細胞接着性を付与できることを見出した。本結果は、任意のナノマテリアルに新規機能を導入可能であることを明らかにした結果である。
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